【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

つぶやき

不登校は葛藤の連続。自分の顔が鬼になっていないか時々チェックしよう

投稿日:2016年12月14日


 

写真にうつった自分の姿・・・

あなたはどう受け止めますか?

第三者から見たらごくごく普通のあなたの姿。
でも、自分では「私って、こんな?」と思ったり。

あと、声もありますね。
自分が発して聴く声と録音して聴く音声とでは全然違う。

他人から観る自分は、きっと写真に映る自分であり、話している声や話し方の癖は、他人が感じる私そのもの。

でも、私自身が写真で観る自分、録音で聴く声、話し方の癖は、「えっ?」と思うモノが多くて、
自分で自分のことがわかっていない証拠でもありますね^^;

そして、自分の心の状態が外見にも現れるので、いつも一定とは限りません。これは、確認のための良い作業だと私は思っています。

客観的に観て、聴いて、自分のイメージする自分に近付けていく作業ですね。

自分が変えたいと思うところは、自分が思うよりも「大胆に!」で普通くらい。

自分が思うほど、周りはその変化に気が付かないものですし、その変化もいつの間にか馴染んでいくもの。

 

心と身体はつながっています。

心を変えたいと思ったら、

姿勢を正してみることを習慣にいれたり、
ハイ!と元気よく返事をするようにしたり、
いつもより大きい声で話すようにしてみたり、
微笑んでから話しかけるということをしてみたり、
自分から挨拶をしてみたり、
ありがとうと言ってみたり・・・

挙げたらきりがありませえんが、

小さなことで、心は変化していきます。

 

さて、ここで過去の私の話です。

息子は学校にも行かないし、日中は寝ています。

あるあるですよね?

この状況が私はとても嫌いでした。

嫌いと思った瞬間から、その「嫌」という感情と氣は、私から発せられます。

さらに悪いことに、私は、
「自分が不機嫌を演じれば、息子はそれが嫌で生活を正すだろう」という、たくらみを持っていたところもありました。

結果はわかりますよね?
最悪のパターンが展開されます。

 

機嫌の悪い母親に近づきたくはない。

ますます昼夜逆転になる。

負のスパイラルまっしぐら(笑)

自分でそのように演出していたんだ・・・と気付いたのは、しばらく経ってからのことです。

起きて、リビングに来て、不機嫌なお母さんがいたら?

私なら自室に戻ります。

 

これね、私の昔の環境そのもので・・・。

私が学生の頃は、幾重にも家族の監視の目があって、束縛されるのが嫌で嫌で、早く家を出たいと思っていたんですよね。

それが許されなかった私は、大学卒業同時に海外に飛び出していました。

親から見たら、親の気持ちもわからないワガママなヤツだったでしょうね。

ただ私の正直な気持ちは、私は実家にいること自体が息苦しかったということ。

でもね、家の中か、もっと話がしやすい環境で、否定することなく聴いてくれる家庭だったらどうだっただろう?と考えると、私は家を出なかったかもしれない。

子供にとっては、親は絶対なところもあるし、逆らえないこともありますよね。

それが親の愛情ということも今ではわかりますけど、若いころはなかなか思えなかったのです。

 

なんか話が逸れているような感じですけど、私は親にされたいたことを、そっくりそのまま息子にもしていたということを言いたかったのです^^;

私が嫌だったことはしなければいい。
私がしてほしかった環境をつくればいい。

あるとき、そう思ったんですね。

家の中の環境を変えるには、私が行動を変えるしかありません。

私が学生の時に家族にして欲しかった振る舞いは?

それは、家族の顔をうかがって毎日を過ごすことではなくて、自分の言い分が違うと思うことであっても、自分が心の内を話せる環境でした。
私はこの環境が欲しかった。

親と話し合いを重ねて、自分も納得できたら、却下されても受け入れられます。

話してすぐに✖では、次からは「どうせ反対されるから」と、本心を隠してしまうことになってしまうんですよね。

これは、私にとっては心のモヤモヤが残る生き方でした。家庭内でどんな環境をつくるかは、自分の行動で変わりますね。

理想の自分はどんな自分なのか?
理想の母親像はどんな自分なのか?

これには外見も話し方もあります。

目が笑っていない笑顔になっていることもある笑。

時々、自分のビジュアルも含めて自分を客観的に見るのは、いいですね^^

今日は自分の写真からそんなことを思ったのでした。

 








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