【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

想い

不登校の子供の未来は暗くイメージしがち。でも、誰が決めたのですか?

投稿日:2016年11月9日


 

時々息子を見て、これが我が子なんだよなぁと不思議になる時があります。

似ているところもあるし、でも、異性だし。

そうそう、我が家はひとり息子なんですが、息子とよく姉がいたら?弟がいたら?な話をします。

完全にイメージの世界なのですが、兄弟がいたらこんな感じなのだろう、と。

なぜ、姉と弟なのかはわからないけど笑

一番ふさわしいイメージが、姉と弟ということですね。

 

まず姉はどんな風か?

これはわかりやすい。勝気で感情をストレートに出す強い女性。
これは、私の若かりし頃の姿と主人の実家側の女性の姿を合わせると、そうなります。

とにかく、ものすごく強い女性ということ笑。私も娘がいたら手を焼きそうな感じが、すごくリアルに想像できます。

 

次は弟君。

これまた、厄介なイメージ。

これは昔の息子のイメージから来ていて、しゃべりまくるし質の悪いイタズラをする。

例えば、

親切心でピザを焼いてくれたと思ったら、タバスコが大量にかけてあったり、

長Tシャツを着ようとしたら、袖同士が結ばれてあって手が出なかったり、

ノートを開くと、変な絵が描いてあったり、

弟ならきっとこんなイタズラをするかな、と。

 

これは、私と息子との一致した想像です。

まぁ、これは想像でしか描けない世界ですけどね、これはこれで結構楽しい。

 

あなたは、イメージや空想は得意でしょうか?

 

脳は、現実と想像の世界を区別できないと言います。

不登校だと、心配、不安、良くないイメージは、簡単にできてしまいますよね。
私も得意ですよ^^

恐いのは脳がそれを現実と捉え、成し遂げようと動いてしまうこと。

そうすると、心配、不安のループに陥るし、現実もそのようになってしまう可能性が高くなります。

 

では、どうすればいいか?

逆のことをするしかないですよね・・・。

でも、なかなか大人になるとこれが難しい。

純粋な子供は上手ですね。絵などを見ると、よくわかります。発想が豊かで、そこには何の制限もなくて、ただ自分の世界を楽しく表現しています。

大人になるにつれて、論理的に考えることも多くなって、左脳を使うようになるということかな?
いろんな理屈が上手になります。

それはそれで良いことと思いますけど、論理的に考える中にも、面白い発想があった方が絶対印象にも残るし、自分も楽しいですよね。

不登校という状況は変えられないかもしれないけど、だからと言って、子供の未来が暗いと誰が決めたのでしょうか?

私はそう思いたくありません。

 

周りと比較して落ち込んだり、人からの意見に傷ついて、明るい未来を描けなくなることは、何度もありました。

悪い方向へのイメージは容易にできるのです。

でも、考えてみれば、私の親も親戚も友人も不登校経験者はいなかったですし、不登校の子供を育ててもいないんですよね。

いろいろ心配して意見を言われたこともありますが、それはたいていは未経験者の意見。

今では冷静に聴けますし、心配してくれる気持ちは嬉しいです。
ただ、わかっていないな、と思うこともあります。

不登校が長くなると、この辺の選別もできるようになりますね。

あなたも周りからいろいろ言われることも多いと思います。

でも、言われることにいちいち反応して、自分を傷つけないで下さいね。心配してくれる気持ちにだけ感謝しましょう。

暗く落ち込んでしまいそうなときは、お子さんを見て下さい。

たくさんいいところがあるお子さんですよね?
人より優れているところがありますよね?

お子さんのいいところをもっと探して、将来に活かしていけるように、その個性を伸ばせる想像力を育てる練習もしてみて欲しいです。

私もまだまだ隠れている息子の個性を探していますよ。

そして、私自身の個性も探しています。

 








-想い

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

私が求めていたのは、心に響く『ありがとう』

  ありがとう・・・   いい言葉ですよね。 不平不満、悪口、愚痴に比べたら、『ありがとう』の一言は、人の心に明るさをもたらします。   ただ、『ありがとう』にも種類があ …

おかげ様で「正式合格」となりました。あなたの応援に感謝致します。

  おはようございます! 昨日、メルマガの読者様には一足先にご報告を差し上げましたが、 昨日、息子の志望する大学から、   「正式に合格となりました」   と電話連絡があ …

不登校の子供の言葉にならない気持ちを通訳するように話せたら

  我が家の4月、5月、6月は、主人の仕事が忙しくほとんど出張でいません。 一週間に一度の割合で帰宅するのですが、昨日がその帰宅日でした。 主人も疲れているだろうに、息子とちゃんと会話してい …

【不登校】の【脱・引きこもり】はまずは心の解放から

  不登校の子がやる気もなく引きこもってしまうのは親としては心配にもなるし、できることなら引っ張り出してあげたいと思うもの。 わかります、この気持ち。 今日はちょっと振り返りながら引きこもり …

息子の分析&私の想い

  息子がアスペルガー? これを初めて聞いたときは、ショックより驚きでした。 でも、他人から見てそう見えるということは、客観的な判断でしょうから、NOとは言えませんね。 それからは私もアスペ …