【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

母の心

3日坊主でもいいじゃない?できたことはすごいこと!そこから始めよう!!

投稿日:2017年7月12日


 

3日坊主という言葉がありますが、あなたはこれをどちらに思うタイプでしょう?

  • 3日も続けることができてすごいじゃん?
  • 3日しか続かない・・・やっぱりだめか

どちら?

 

私は「やっぱりだめか・・」タイプな自分であることを知っています。

今は、そんな自分を知っているので「3日もできた!」と意識するようにしていますよ(#^^#)

 

不登校の子供の学業や生活に対するどんな行動も、3日続いたらスゴイことと今の私は思えます。

家で3日だけでも勉強したら、それはやっただけスゴイ!
ましてや、頑張って登校してみる!という行動は1日だけでもスゴイ!
朝は普通に起きた!スゴイ!

子供の立場に立って、子供の心を考えるとそう思うんですよね。

 

人は基本的にサボりたい生き物です。

ダイエットをしているのに、今日はいいかー♪とちょっと食べてしまったり、やせるどころか逆にお腹周りにお肉がついていたり(笑)

これは私のあるある体験ですけど、あなたも似たようなところがあるんじゃないかな?

自分で自分をコントールするのは、よほどの人じゃない限り難しい。

 

そんな人もライザップに行けばやらざるを得ない。

環境がそうなっているし、それにお金をかけているという自覚もあります。主婦としては無駄使いはできませんしね。

 

でも、その環境に入るのって相当勇気がいりませんか?

その環境に飛び込めば、厳しい食事があったり、その報告義務があったり、今までにはないいろんなことが課せられるんですよ。慣れない習慣だらけです。

 

この飛び込む勇気が、不登校の子が復学しようという勇気に似ているのかな?と思いました。

飛び込むのも勇気がいることだし、その先には挫折してしまうかも・・という不安と怖れもあります。

 

それだけではありません。

もしまたダメだったら、親に何か言われる?親のがっかりする顔を見ることになる?

こんなことも頭にあるでしょうね(^^;

 

ここで考えてみてください。

自分が勇気を振り絞って頑張ったのに、それを評価されないどころがまたダメダメ評価をされたら、あなたはどんな気持ちになりますか?

自分の自己評価が↓↓↓になってしまいませんか?

 

もし、お子さんが登校してみよう!という姿勢を少しでも見せていたら、お子さんのその裏にある心情がどんなものなのか想像してみてください。

もし、お子さんが家で勉強しようとしたり、人と会おうとしたり、ちょっとでも今までの行動を見せたら、どんなことを思って行動をしているのか想像を膨らましてみてください。

 

これらは、このままではいけない、変えないと、という子供の心だと思うのです。

本人なりに考えて、母親が思う以上に勇気を振り絞っていることが考えられます。

 

一方母親は「やっとこの時がきたか!」と期待してしてしまうんですよね。そして、それが続けば・・と更に願ってしまう。私も経験がありますが、この時の気持ちは自分の感情が強く出ていて、残念ながら、子供の奥の奥にある秘めた感情には注意を払えていないかな。

 

今まで引きこもっていた子が何か変化を起こそうとするのは、本当はすごいことです。

 

それだけでもいいんじゃないでしょうか?すごいことじゃないでしょうか?

私は、たとえ1日だけでも登校した、一日だけでも勉強した、という行動は、その子の大きな価値だと思いますよ。

 

せっかく行ったかと思ったのに・・・
勉強を始めたかと思ったらまたゲームに戻った・・・

気持ちはわかります。私も何度も思ってきました。

 

ただ、これだと子供の自己評価が下がってしまって、「ダメな自分」を強めてしまうことにしかならない。

不登校の子は既に、登校できないことで自己評価を下げていることが多いです。

だから、周りはこれ以上下げるようなことは避けたいですよね。できることなら、できたことを評価して「できる!」というイメージを持たせたいと思います。

一日だけでもできた!3日もできた!これは実際にできたことに違いはありませんよね?

 

ただ、無条件に褒めろ!という話ではなくて、本当に頑張ったと思えることを「スゴイね。頑張ったね。」と言うだけ。あなたが本当に思えていたら、その気持ちはスーッと子供にも伝わります。

 

そのためには、母親の物差しで見るのではなく、子供目線に立つことがホント大切。

母親には簡単に見えそうなことも、子供にとっては勇気のいることなのかもしれませんしね。

 

小さなできた!が、次のできた!を生んでいきます。

最初は本当に小さなできた!です。

 

お子さんの小さなできた!をあなたは見れているでしょうか?

お子さんの頑張りが見えているでしょうか?

 








-母の心

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