私には不思議と友達や知人とは違う『ご縁』を感じる方がいます。
出会いの瞬間はあくまで他の人と一緒。
しばらく経ってから、そうですね、数年経ってから濃いご縁を感じるのです。
同級生の中で感じた人は残念ながらいなくて、ほとんどの方が息子が産まれてから、そして、不登校になってからが多いんですよね。
年齢層も幅広く、下は一回り以上下から上は親の世代まで。
血縁ではないけど、血縁以上にホッとするような、お宅にお邪魔をすれば、実家よりも居心地が良くなるような場所で、心がそう感じているのがわかります。
これは私だけが感じることではなく、お互いに、なんですね。
そして、息子も同じ方に対して同じような感覚を持っているのです。
私だけでが感じる感覚ではないのなら、これは本物なんだな、って思う次第。
でも、私がいくら鈍いにしても、10代で感じる息子は何者???
息子の方がこういった気付きの感度ははるかに高いですね。
それは、私が今まで目に見えるものだけを信じ、見ようともしていなかったからなのか、それとも、私が不登校に直面したことで、見えないものを信じよう、感じようとしたからなのか、息子の不登校レベルが上昇するのに比例して感度も上昇していった感じです。
現在では、私にとっての魂レベルでの、姉がおり、母親がおり、妹も、子供もいることに気付きます。
決して頻繁に会ったり、連絡を取ったりするわけではないんだけど、いつも心にいて、会えば家族に会ったときのような、ホッとした気持ちになるんですよね。
最近は気付きの感度が上がってきて、気付く時間が早まってきていますし、自分のこの感覚を信じられるようになってきました。
これは私だけの感覚なのでしょうか?
あなたにもこういう経験があるのでしょうか?
30代は悩みから抜け出そうと、スピリチュアルな本を読み漁ったっけ(笑)
江原啓之さん、飯田史彦さん、高橋信次さん、ヒックス夫妻、ロンダバーン、ディーバックチョプラ、ウェインダイアー、ニールドナルドウォルシュetc
読んで頭ではわかるけど、全然ピンと来ない状態が続いていて、
『いつかわかるときがくるのかな・・・』
といつの間にか離れ、合氣道とかセミナーとか動きを伴うものにシフトしていました。
今、分かるのは、求めているときには、答えは得られないことが多いということ。
悩んでいるときに、スピリチュアルに走ってもそこに答えはなくて、当初の自分が望む姿に近づいたときに、初めてスピリチュアルなことがわかってくるのかな、と感じます。
起業家や経営者、投資家など、一般に成功者と言われる方は人格者でもあります。
松下幸之助さんを思い浮かべて頂ければ、誰でもイメージできるのではないでしょうか?
成功者が霊性が高く、人格的にも優れているのは、成功して初めてスピリチュアル的なことがわかるからで、真理、本質という境地にたどり着くからなんでしょうね。
じゃ、どうすればいいってことになりますが、将来、分かるときが来るだろう、そう信じて、その時にできることを精一杯やるだけなのかな、と。
人生は振り返って気付くものばかり。
もどかしくもあるけれど、それが楽しみでもあるんでしょうね。
『ご縁』もその一つだと思います。