【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

おススメの本

【立ち読みしなさい!】という本~立ち読みしていたけど、立ち読みできなかった

投稿日:2017年4月14日


 

最近また本を買い込む病気が出てきています(笑)

本屋に行ったら、まぁ、何かをぶら下げて帰ってくる日々。

特に悩みがあるわけではないんですけど、これも読んで下さるあなたのおかげ。

最近はほぼ毎日メッセージが届くようになり、どうしたら不登校の悩みを少しでも軽くできるのか?そんなことを考えているからなんですね^^

今日は昨日読んだ本から、私なりのヒントを紹介します。

 

まず、タイトルが目を引きすぎて手にした本がコレ!

 

立ち読みしなさい!とあるので、立ち読みしていたんですけど(笑)、興味が湧いてしまったので、お持ち帰りになりました。

苫米地さんの本は、不登校初期の頃には良く読んだ本です。

専門用語もあるにはあるのですが、分かりやすく書かれていましたね。

 

この本の中では、目標は抽象度高く設定すると良い、ということが書かれています。

一般に目標を設定すると、それが脳に指令として伝わり、勝手に必要な情報を集めてくれます。

新しい車が欲しいな・・と考えていれば、新聞の折り込み広告に反応したり、街中で「あの、車良いかも・・」と目が行っったり、そういうことですね。

これは、自動装置のようでとても便利。

しかし、他のことが見えなくしてしまう可能性もあるそうです。

それは、つまり、目標に集中するあまり、他の大切な情報を見逃してしまうことがあるということ。

目標に到達する道は一つではなく、複数あるし、既知のものを組み合わせることもその方法だし、自分が思っていることだけではないのが普通です。

 

ここで、不登校に置き換えてみます。

子供が不登校になると、親はまず混乱しますよね。

学校は行って普通ですから、その普通という常識から外れることに大きく不安を感じるのです。

苫米地さんは自分にとって居心地のいい空間を『コンフォートゾーン』と言っていますが、不登校は親にとっては『コンフォートゾーン』の外に放りだされた状態ですね。

だから、元の居心地の良い状態に戻ろうと、学校に行かせようという行動を親は自然と取ろうとします。

この反応は、遺伝子的に組み込まれた、生物として当然の反応なんだろうな、と私は思っていますよ。

だから、行かせようとした自分を責める必要なんてないですね。

 

で、ここからが重要。

ここで目標をどう設定するか、なのです。

目標は抽象度を高くする、コレですね。

 

『子供を学校に登校させる』を目標にしてしまうと、他の情報が目に入らず、盲点を作ってしまいます。

ここで、ちょっと抽象度を高くして『子供を自立させる』という目標にしたらどうでしょう?

これは、私の立てた目標なんですけどね。

そうすると、学校に行かせることは一つの方法でしかないことに気付くし、学歴がなくても自立できる方法をも探すようになります。

そして、昔の私が取った行動というのは、学校に行かずに有名な経営者となった松下幸之助さんや斎藤一人さんの本を読むことでした。

この二人の考え方に触れながら、自分の認識が徐々に変わったというのはありましたね。

急にではなく、数年かけてですけど・・・(笑)

一人さんの本には、たいてい音声のCDがついているので、息子はそれを聴いて良く笑っていましたし、これが息子自身の思考を広げるきっかけにもなっていたのかもしれません。

今になってそう思うところがあります。

 

私達が『自立』への道として考えるのは、たいてい小学校→中学校→高校→大学→会社です。

 

良い学歴であればあるほど良い会社に入れる、この考え方が多数を占めているだろうし、まだまだ大多数の人が歩む道です。

 

会社以外の選択をあなたはいくつあげられますか?

ポンポンと挙げることができますか?

リストラされてもすぐに収入減を作れますか?

 

『自立』という目標にすると、自分が幅広い情報を探すようになります。

現に、私も現在進行中で情報を求めています。

で、不思議なんですけど、息子のために漁っていた情報が、いつの間にか自分の『自立』への情報に変わりつつあるということにも気付けます。

息子は息子で臨床心理士という目標を見つけましたし、親子で『自立』探しの習慣みたいなものが出来上がってきている感じになりました。

 

働くスタイルというのも、一つの方法にとらわれていないのが息子の特徴です。

勤務もあり、インターネットもあり、スマホアプリもあり、中小企業診断士あり、仏教哲学あり、まぁ、良く思いつくなってくらいに柔軟です(笑)

 

私も勉強しながら思ったことですけど、こうした『自立』の方法は学校では教えてくれません。

学校どころか、誰も教えてくれません。

自分で気付いて、勉強して、知っている人に習って、そして身につけていくものです。

今後、こうした教育が出てくるかどうかはわかりませんけど、様々な『自立』の方法を知ったうえでの『学校に行く』の選択は、私の中では大有りなんですね。

 

ちょっと難しかったかな?

抽象度を上げた目標にすると、学校に行くことはたくさんある選択肢の中の一つ、そう考えられるようになります。そうなると、心にも余裕ができるし、実際、できることが増えて来て、考えることが楽しくなるんですよ。

 

また、私もわかりやすく伝えられるように、訓練していきますね(^_-)-☆

 








-おススメの本

執筆者:


  1. 神無月 より:

    こんにちは 神無月です。
    子どもの不調は、親の不調。
    最近、お灸を始めました。
    自律神経の安定と体質改善のためにお灸をしています。
    ほんのり温かくて気持ちが良く、娘も喜んでいます。
    親子でお灸女子デビュー。

    娘が新しい一歩を踏み出しました。
    ゆるく見守りたいと思います。
    今日も元気をもらいました。感謝。

  2. befield より:

    神無月さん

    おはようございます!
    気持ち良いと感じることはいいですね^^
    私も昔冷えが強いときにお灸をしたことを思い出していました。
    新しい一歩、おめでとうございます。
    新しい一歩に気付き、それを応援する姿を想像し、私も応援しています^^
    いつもコメントありがとうございます^^

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