昨日の新聞に、ノーベル医学生理学賞を受賞した、大隅さんの記者会見でのメッセージが書かれていました。
私的には、とても響く深い言葉。
引用させていただきます。
「興味を持てる分野で、最初に持った素朴な疑問を追究してほしい」
「私は競争が得意な人間ではなかったが、
顕微鏡をのぞいて観察する時間だけは誰よりも長かった」河北新報 2016年12月8日(木)より
息子に言って下さっている言葉のように感じました。
一つのことに興味を持って、それを継続できたら、それがその子の強み。
私達親が、常日ごろから、我が子の興味を持てる分野が何であるのか、親が興味を持って見ればいい。
学校に行かないことは、不安でもあり勇気がいる行動だけど、我が子の将来を考えたら悩んでもいられない。
悩まない、というと勘違いされるかもしれないんですけど、
私が言いたいのは、ネガティブな後ろ向きの悩むのではなくて、どうやったら、この状態でも自立していけるか、と前向きに悩みたい。
これは、お子さんを持つ親は共通ですよね。
学校に行っていても、行っていなくても同じだと思います。
天才と呼ばれる人達の共通点は、何十年も同じことを継続できることです。
イチロー選手、タイガーーウッズ、小さい頃から野球であり、ゴルフをしてきました。
それも普通レベルで続けているのではなく、父親がつきっきりで熱血指導してますよね。
取り組み方が全然違います。
スポーツに限ったことではありません。
ウォーレン・バフェットは11歳から投資を始めて、現在は86歳。75年も投資の世界にいます。
斎藤一人さんは中卒。サラリーマンの経験がないから、社長業を続けるしかないと言っていて、ずっと社長業をしています。
エジソンもそうですね。
成功するまでやり続けるから失敗はなくて、うまくいかなかった大量のデータを取得していました。
ちょっとやって、結果が出なくて、すぐ辞める人がほとんどです。
ちょっと、というのも上記の方たちから見たら、続けているとさえ言えないのかもしれません。
嫌いなものは続かないけど、好きなものは続けられる。
私はそこに目を向けても良いと思っています。
あなたのお子さんの好きなことは何ですか?
どんなことに興味を示していますか?
この問いに答えられますか?
わからないのなら、ぜひ、探してみてください。注意して観察してみてください。
誰でも困難とも思わずに、続けることができるものを秘めているはずだと思います。