ここ最近の息子の勉強量が本当に受験生並み(笑)
7~8時間位集中しているのではないでしょうか?
普通の受験生ならこれがいわゆる普通なんでしょうけど、我が家は普通ではないので、こういう姿を見ると落ち着かないというか、私の方が息子にちょっかいを出したくなります。
息子にしたら、もう後がないということ。
それと、今は数学だけを集中してやっているので、好きなものだと楽しく集中できるんでしょうね。自分としてはそんなにやっている感じはなくて、あっという間に過ぎている感覚だと思います。
これ、すごくわかりやすい現象ですよね?
好きなことは、そんなに苦は感じないんですよ。それが勉強であっても、です。
受験というシステムから考えると、不得意の科目があることは明らかに不利。
大学受験で国語と英語は避けられないのが現状ですから、国語と英語が得意だと有利に働くし、苦手であっても、この2科目をそこそこに取って、得意な科目で点数を伸ばせれば、総合点はたいがいは伸びてきます。
うーん。ここもね、教育のもどかしさを感じるところで、平均的な実力を求められて、凹凸のない平均的な人になる。
普通に通っていたら、親はこれを望むんですよね?
私も苦手を克服するように言っていたかと想像できるので、そうなんでしょうね、きっと。
でも今はね、得意なモノを磨いて欲しいって思ってます。
学校の成績は学校に通っている間だけまとわりつくもので、大人になれば得意なモノや強みがある方が生かしやすいし、わかりやすい。苦手なモノは自然と避けていくだろうし、得意な人にお願いすればいいんですもん。
本人も判断がしやすいと思います。
学校ではNGと言われることが、社会では有利に働くこともあって、これも学校教育と不登校を天秤にかけて、比較する視点を持つことで見えてきますよね?
不登校の子供たちは、その点はもっともっと柔軟性があります。
学校に染まっていない分、発想は縛られることはなく豊かだと思いますよ。
不登校はいろんなことがわかりやすくて、更には、学校や教育を客観的に見させてくれて、おそらく普通に通っていたなら盲点になって見えなかったところを、私に見せてくれました。
教育をとおして子供は成長し、大人になっていきますけど、親の心構え次第では子供の将来に対する視点は高まりますね。
私達は学校という世界も知っているし、学校以外の不登校の世界も知っています。
ここは有利に働かせるところと私は思っていますよ。
わかりずらい表現かもしれませんけど、建物を建てるのに設計図は必要ですよね?
予め全体像を把握し、土台つくりから始めますよね?
全体像が頭にあるから建築を進めることができるんですよね?
建物だっていろんな種類があります。一軒家でも洋風だったり、和風だったり、マンションもアパートもビルあります。
建物という全体像を把握しているから、そこから家もマンションも建築できるんですよね。
あなたのお子さんの将来の全体像はどのような感じでしょうか?
いろんな将来像が、可能性が、あなたには見えているでしょうか?
洋風の一軒家しか見えていないってことはないでしょうか?
柔軟に・・柔軟に・・です。