【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

不登校になると夫婦の意見もぶつかりあいます。その時に自分の思いをどう伝えるか?

投稿日:2017年1月19日


 

頑固、意固地・・

この言葉を聞いていいイメージを持つ人は少ないですよね。

これを信念を持っている人と読み替えたら、マトモな響きになります。

自分が信じているものはなかなか譲れない。

でも、どうでしょう?
その信念は変わらないものでしょうか?

あなたの考えが違うよと言われたら、あなたはどうしますか?

自分が信じる正しさを主張しますか?
それとも、考えにブレが生じますか?

どちらにしても、これは良い機会。

反論に会わなければ、あなたの信念はそのまま継続されていただろうし、反論に会うことで、主張したり、考えたりしますからね。

主張をすることで自分の信念はさらに強くなりますし、考え直すことで新たな信念に書き換わる可能性が出てきます。

 

私の小さい頃の話を一つ紹介します。

私が子供の頃は、8人家族の大家族。
家族が多いと外食もなくて、たまのご馳走は家でする焼肉です。

なかなか良いでしょ?

ここで、焼肉というとあなたは何肉を想像します?
牛肉?豚肉?

我が家はどちらでもありません。
我が家はマトン肉、ラム肉でした。

我が家の焼肉はなぜかジンギスカン笑

でも、それしか知らなかった私は、大人になるまで焼肉=ジンギスカンと思っていたんですよ。

焼肉屋の牛肉を見てビックリよ!

 

私が友達に聞いたり、一緒に食べに行ったりして気づかなければ、私は焼肉はジンギスカンと信じていたわけで、その考えを曲げることはなかったんですよね。

自分の信じてることって、自分の中では絶対的なものであって、それを攻撃されることは、自分自身を攻撃されているように感じてしまいます。

まるで、自分が全否定されいるような感じですね。

それだけに本人にとっては衝撃なんですけど、それがなければ、自分が信じていることを改めることもなかったわけで、ここで新たな事実に自分が納得してしまえば、信念なるものは簡単に変えることもできてしまいます。

場合によってはいとも簡単に、一瞬に。

 

子供に対しても、接する人に対してもそうだけど、相手から反論があったり、意見を言われたりしたら、確かに気分は良くない。でも、そこでイラっとするのではなく、自分は間違っていないかと疑ってみる。

これは、自分に向きあう機会になります。

はじめは抵抗があっても、一度、信じていたものが覆される経験をすると、次からは割と抵抗なくできるものですよ。

 

反対に、相手に情報を与える側の立場の時は、相手の自尊心を傷つけないようにするのがベターですよね。

どうすれば良いでしょうね♪( ´θ`)ノ

うん、それはその方の信じてることを認めてあげて、攻撃しない方がその後の関係は良く保ちやすい。

その信念を変えようとしなければいい。

まずは、新しい情報を与え、そして、その人の信念を弱めて、新しいものを強めるようにすればいいと思います。

自分の中で、自分の考えに疑いを持って考えるようになれば、以前の考えが弱まって、新たな信念が強まっていく、ということができるはず。

 

相手を変えたい!ここが間違ってる!

そう意見したい時もあるでしょう。

そこで、ストレートな言葉を使うことは楽だし、スッキリするかもしれないけど、相手の性格次第では、攻撃されたと取られかねない。または、倍返しで返ってくるかもしれない。

なので、強弱法が円満な伝え方なのかなって思います。

この手のこと、主人のようなタイプには向いてます。

 








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