【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

母の心

センター試験の結果から見えた息子の意外な強み

投稿日:2017年1月18日


 

あなたの得意なことって何でしょうか?
あなたの好きなことって何でしょうか?

ちょっと考えてみてくださいね。

あなたは好きと得意が一致するタイプでしょうか?
それとも、得意なことと好きなことは分かれるタイプでしょうか?

結構難しい質問だと思います。
自分のことだとなかなかわからないってこともありますしね。

主婦の方がわかりやすいように家事でたとえてみましょうか。

私の得意なことは、掃除や整理整頓かな。
でも、好きではないんですよ。
埃が見えると気になるし、ごちゃごちゃしていると気持ちが落ち着かなくなる、だから掃除をするという感じです。

好きなことは家計簿をつけること。
つけるだけで満足し活かしてないんですけどね、この手の作業には心が躍ります。

そして、得意で好きなことはアイロンがけかな。
これも気持ちよさが最後に残りますからね。

でも、これは私自身が感じていることで、他人が見たらまた違うこともありますね。

他人の方が私が得意とすることが目に入りやすいかもしれません。

モノを頼むときとか得意そうな人に頼んだりしません?知らず知らずのうちに得意そうな友人に聞いたり、お願いってしてることってあると思います。

 

実はね、息子のセンター試験の解答を見て思ったことがあったのです。

息子は数学が好き。分野、分野では得意と思えるところもあるかもです。

でも、今回のセンター試験で息子の得意は現代文、特に小説なのかもしれない、と感じました。

問題を読み解くコツを息子なりに持っていて、小説であれば、問題を出した人がどんな答えを求めているかを意識して読み、評論であれば筆者が何を言いたいのかを意識して読めば、解答に寄せやすいと。

今回は数学では伸びなくて、国語が伸びたという意外な結果。

国語なんてほとんど勉強していないのに、です。

本人は心理系に進む希望を持っていますが、哲学や文学なども向いているのかな、なんて思わせてくれた試験でしたよ。

結果は息子本人が納得できるものではなかったですけど、これらはトライしてみないとわからなかったことです。

勇気を出して、たとえ失敗であっても、やれば何かを得ることはできるんですね。

悔しい気持ちもそうかもしれません。

 

今回の発見はまだ触りにしか過ぎなくて、これから意識して観察していこうと思っています。
子供に限らず、人のこうしたところを見つけるのはとても嬉しく、楽しい。

そして、それは本人が気付いていない可能性もあることなので、気付きを与えることにもなります。

お互いにとって良いことですよね。

初めてのことってうまくいかないことも多いけど、発見や気付きも多いので、これらを無視しないでどう活かしていくかで、自分自身も変わっていけると思います。

 








-母の心

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

出席日数が足りなくて志望校に行けない・・・どうすれば?

  不登校と言っても悩みはそれぞれ。子供の性格、親の性格、そして、子供の考えや親の考えも個々人で異なります。 経験も違いますしね。 私も経験したことは書くことできますけど、不登校の中でも経験 …

3日坊主でもいいじゃない?できたことはすごいこと!そこから始めよう!!

  3日坊主という言葉がありますが、あなたはこれをどちらに思うタイプでしょう? 3日も続けることができてすごいじゃん? 3日しか続かない・・・やっぱりだめか どちら?   私は「や …

不登校で悩み苦しんでいる時の親の気持ちと子供の気持ちの差

  不登校の子の本音・・・つまり、息子の声です。 不登校は家にいることが多い。 我が息子の場合は体調不良のことが多いですから、必然と家でできる気分転換法を探すことになります。 全てを忘れて何 …

不登校に対する主人と私の考え方の違い

  今日は、主人と私との考え方の違いについて書こうと思います。   もしかしたら、読んでいて嫌な気分になるかもしれません。 その時は読むのを即座にやめて、気持ちが明るくなることをし …

不登校の母親の心は複雑です。その心のうちとは?

  不登校という状況が母親の精神に及ぼす影響は、もしかしたら、経験した人にしかわからないものなのかもしれません。 今日は私が嫌だったことを書いてみようと思います。 環境によって違いがあるかも …