【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

不登校〜学校という【執着】を手放すコツ~私の方法を書いてみました

投稿日:2017年5月2日


 

「GWには○○が売れる!」

こんなタイトルのメルマガが昨日流れて来て、思わずクリック(笑)

 

答は「本」なんだそう。

先日私は、GW中用にといつもより多めに本を注文したばかりで、「あー、そうなんだ。私のしていたことは結構普通すぎたのね」となんとなくガッカリ。

昨日は数冊届いたので、カフェを梯子しながら早速2冊読んでしまいました。

私の場合、読む本が机に重なっている状態に結構ワクワクするんですよね。なので、今日も楽しみです^^

 

悩んでいるときに本を手にすることが多い私ですけど、それは突き詰めれば「自分の執着」ということが多いんですよね。

そして、いただくメールからも感じ取れることが、みなさんも学校という執着で苦しむということです。

お子さんの不登校を少しでも経験した方なら、これはほぼ100%感じることですよね?

私も手強い執着に何年かなぁ、ぼんやりな振り返りにはなりますけど、だいたい中学1年までは抱えていました。つまり、6年間ですね^^

長いでしょ?(笑)

6年間、一人の時間を持てない自分に苛立ったり、感情をコントロールできない自分の未熟さを自分で罵しったり、感情の波が激しく半分おぼれかけていましたね。

 

その後、執着ではなくて、息子の可能性に目を向けることができるようになり、その後、すっかり学校への執着はクリアしていきました。これは徐々に・・です。

なので、焦らずに少しずつクリアしていきましょ。

今の私は、むしろ妥協からではなく、心から「行きたくないなら、行かなくていいよ^^」にまでになりましたし、心がそうなると子供との関係性が本当に変わってくるなぁということも実感できています。

 

でもですね、今なら敢えて、息子に登校を促すと思います。

「今のあなたなら、学校の嫌なところ、ダメなところがわかるでしょ?学校をどう改善すれば不登校の子供が通えるようになるか、観察しておいで。」

「臨床心理士になったつもりで、客観的に学校を見てきたら?」

と、こんな感じで声をかけるかな。

 

ただ、授業を受けるだけだと確かに苦痛です。

でも、将来の臨床心理士という立場からみたら、学校は材料だらけで、データは増えますよね。目的をずらして活かせばいいのではないかと提案してみたいです^^

 

「執着」を手放すのは本当に大変な作業ですよね。

私も学校に関しての執着はクリアしたけれど、その他の人間関係での執着はまだまだで、悩むことも多いです(これが正に今向き合っていることね💦)。

学校の執着を手放せた方法で、こちらもクリアできるかに今後挑戦するのですが、ちょっと参考までに、私の方法を紹介しておきますね。

 

まず、最初に頭の中で考えるのではなく、必ず書き出すことをします。

書き出すのもパソコンに入力するとかではなく、手書きですね。

自分の頭の中で考えてることを、文字として見るということをするんですよ。

例えば、

・どうして学校に行けないんだろう?
・友達と喧嘩したから?先生が嫌い?授業が退屈?叱られた?
・転校をしたら通えるのだろうか?
・もしこのまま登校できなくなったら、最悪の将来はどんな感じだろう?
・学校に行けなかったことで困ることって何だろう?
・子供の言う学校に行きたくない理由は本当にあっているのだろうか?他にも理由があるのではないだろうか?
・学校の先生はこう言うけど、それは本当だろうか?その逆のケースだってあるのではないだろうか?
・学校に行かないことでマイナスに働くことはどんなことだろう?
・学歴がないから評価されない?評価されないから就職できない?
・そもそも、学歴がないと仕事で勝負できない?学歴が必ず必要?
・自分は人を学歴で持ってみているだろうか?学歴があるからその人と付き合いたいのだろうか?
・学歴がなくても人として魅力的な人は、こんなにもたくさんいる。
・学歴ある人から嫌な態度を取られたことはなかっただろうか?
・学歴ある人の考え方に共通点はないだろうか?



今、とっさに浮かんだことを思うままに入力したんですけど(笑)、

私にとっては、思考という見えないものを、こうして客観的に見えるようにすることで、結構スッキリします。

あとは、これを眺めて、似た考えをくっつけて考えてみたり、自分で疑問に思ったことを検証してみたり、一つの考えではなく、複数の考えを見出すようにしています。

 

「執着」って、自分でその考えしか思いつかないということが原因だったりもします。

学校という分野だから学校に関することだけで考える必要もなくて、恋愛の分野からヒントを持ってきてもいいし(あ、これ結構使えます(笑))、趣味の分野からヒントを持ってきてもいいんですよ。

私達はどうしても直線的な思考になりがちなんですよ。これは覚えていてもいいかなと思います。

学校教育に馴染んだ方ほどこの傾向が強いかもしれません。

学校では教科ごとに授業が進められますし、テストも全てが教科ごとですよね?

ここに疑問を持ったことってありますか?当たり前と思っていませんでしたか?

 

でも、勉強って科目毎であってもすごく関連性もあって、つなげてあげた方がわかりやすいってこともあるんですよね。

あ、これもね、息子から気付かされたことなんです。

英語が苦手の息子に、カテキョーくんは数学の公式を使うように文法を理解させる、という数学的な要素を英語に取り入れていました。

数学が好きな息子ですから、数学的な思考というか、きっちり論理的に教えるということをしてくれていましたね。

と、話が逸れましたけど、まぁ大事なことだと思うので書いてみました。

 

要するに、いろんな考えを出してみてください、ということです。

自分の中でアイディアが少ないと「執着」になります。

アイディアを広げるには、やっぱり私は「本」だと思いますね^^

少なくとも、私は「本」から多くの情報を取っていますよ。

 








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