【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

ゲーム三昧はうんざり・・でも、ゲームでのクリアの達成感を味わうことは貴重な体験

投稿日:2017年7月27日


 

小中高は夏休み万歳!ですね\(^o^)/

大学生はこれから前期の試験のようで、結構大変そうですよ。

試験も毎日ではなく、飛び飛びだったり、ちょっと面倒なレポートが試験代わりだったり、一応優先順位をつけて取り組んでいるようです。

カテキョーくんにも言われましたが「大学生活を楽しんでるね^^」と言ってもらえました。

昨年の受験に比べたら、好きな勉強をしている分苦痛もないようで、表情も明るいですね。講義のノートも友達と協力して全部整えていますし、必要とあればちゃんと動くんですね。

息子がガラリと変化するのも、母親の私がついていけなくなるんですけど、私もそろそろ慣れないとね。

 

かつては、ゲーム三昧、スマホ三昧、昼夜逆転は当たり前の息子でした。

息子と似たような生活をしている子も多数いて、その姿にイライラするお母さまも多いでしょう。

ゲームは何時間以内!!!と制限しても、結局は反発する。

ゲームがないとやることもないから、結局一日寝て過ごしたり、それはそれでイラっとしたりね。

これは私も経験済みです(笑)

ここで、どうしていくかはご家庭の方針ですけど、私はこれはとても疲れることだったので、制限はやめました。私の精神が持たなかったです(笑)

好きなだけやらせておきましたし、好きなだけ寝かせておきました(/o\)

 

一般的には「だらしない」と言われてしまう不登校の子供たちの生活ですが、普通の子以上に24時間って長いんですよね。

これは、不登校時の息子と現在の息子との比較でわかります。

この比較ができるのは私の立場上の特権でもあるので、書いてみますけど、

  • 学校の時間は、友達と遊びたくても遊べない
  • 家で熱中できるものもないし、やることもない
  • 暇をつぶせるのはゲーム
  • ゲームをすれば、ゲームのスキルがアップし、それが達成感につながる!
  • その達成感が嬉しい!
  • そして、ゲームがますます大好きになる!

こんな流れでしょうか?

 

ゲームを好きになったら、ますます勉強しないじゃん?そう思いますよね?

はい、その通り~~。勉強はしません~~。

 

勉強もね、興味がないと伸びませんね。これも比較でわかったことです。

勉強に関しても、ゲームと同じように、達成感、楽しいが見つけられれば良かったんですけど、息子には無理でした。

受験は、大学で好きな勉強をするために仕方なく勉強した、に過ぎないです。

 

さて、ここで朗報です♡

好きな勉強だと伸び率が驚くほど違うということをお伝えしたいです。

 

今、息子にはこんな事実があります。

息子は英語が大の大の大の苦手です。受験では得意科目でもカバーできないくらいに足を引っ張りました。センター試験では大コケでしたしね。どんなに頑張っても40点/100点が良いところでした。

その英語嫌いの息子は、現在大学では、英語ではなく、ドイツ語を選択し受講しています。

最初は外国語に不安を抱えていたようですけど、ドイツ語は今では大学での一番好きな講義になっていて、「今日はドイツ語、楽しみ~」と大学に行くようになりましたよ(#^^#)

試験もいまのところ満点らしいし、体調が悪くても頑張って行くし、そのくらいドイツ語が息子を変えているんですよ。

教授の教え方も独特で、息子の好みとバッチリ合ったというのもあるのですが、教授に質問もしたり、英語の勉強のアドバイスを頂いたり、教授とちゃっかり仲良くなっているので(笑)、こうした楽しみもあるんでしょうね。

つまり、ドイツ語大好き、先生大好き状態です♡

 

こんなこともあるのです。

好きで興味が持てれば、ゲーム感覚で勉強も楽しめるということ。高校までの勉強にはそれがなかった。

最近の息子を見ていて思うのは、

受験を考えたら勉強の遅れは心配になるかもしれない。でも、嫌々勉強するよりかは、好きなものを突き詰め、ゲーム感覚で勉強できるものがあった方がその子の将来にとっては良いかなということです。

 

実際、仕事をゲームのように楽しんでいる人もいますし、そういう人は活気に満ちているし、本当にイキイキしていて、いいなぁ、楽しそうだなぁって思えます。

仕事がゲームのように楽しめたら、人生は豊かで幸せだと思います。

 

だから、ゲームを楽しいと思える感覚は貴重です。クリアの達成感を味わうのも貴重です。

その感覚を知っているから、好きなものを見つけたときにその感覚を味わえるのだと思います。

 








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