【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

子供は思う通りには育たないもの。その中でどのように自分が人生と仲良くしていけるか

投稿日:2016年8月19日


 

人間生きていれば、楽しいことも、嬉しいことも、辛いことも、悲しいこともあります。

楽しいことが多いと感じる人もいれば、辛いことが多いと感じる人もいて、それは、やっぱりその人の受け止め方次第で変わってくるんですよね。

 

欲しいものが何でも手に入る人生に憧れたこともあったけど、人間の欲求に終わりはなくて、手に入れたら次のものが欲しくなる、この繰り返し。

欲しいものは手に入っても、いつも満たされない不足感を持つ生活。

手に入りずらい、なかなか望みが叶わない、その過程があることで、手にした時の感動があります。

 

誰が見ても壮絶な人生だったとしても、その人自身が、そのことがあって自分が成長できたと思えれば、決して不幸にはならず、何でも手に入る人生より、心豊かな人生と言えるのかもしれません。

 

なぜ、壮絶でも心豊かに感じられるんでしょう?

どうしたら、そういう人生を歩めるのでしょう?

 

それに対する私の答えは、いかに自分の人生と仲良くできるかです。

 

楽しいとき、嬉しいときは、大いに笑って、叫んで素直にその感情を感じればいい。

笑顔があるところに笑顔は集まり、その波動は更なる楽しいことを運んできますからね。

 

なら、困難に出会ったらどうすればいい?

 

いろんな反応が考えられます。

・気力を失い、逃げてしまう
・不満や怒りを露わにする
・もがきながらも、何とかしようと試みる
・周囲に助けを求める・・・etc

 

困難にどう対処するか、もしかしたら、これが人生の満足度を決めるのかもしれません。

 

『他の人は〇〇なのに・・・』
『他の人に比べて私は・・・』

 

愚痴や不平を並べてばかりいると、結局、自分自身が苦しくなるばかり。

わかってはいても、繰り返してしまうんです。

 

こんなことも考えられますね。

こうすれば良くなるだろうと、力ずくで人を変えようとする。

人を変えようとして、うまくいくことはないですね。

変えようとする姿勢で、相手の反発に会うか、相手が抑圧された生き方をしてしまうか、のような気がします。

抑えた側は『これで良かった』と思えても、
相手側は『なんだかな・・・』の感情が起こり、

両者が良し、とはならないんですね。

 

この2つ、私は経験済み。

 

困難という局面と仲良くする方法は、相手にとっても、自分にとってもいい方法ということ。

相手にとっていい方法が、自分にとっての望みではないことも多いですが、不登校の場合はここはむしろ楽だと思いますよ。

 

親が望むのは、子供の幸せなのですから。

 

子供の選ぶ道が自分が望むものとは違ったとしても、それで、子供が本人らしく、笑顔で生きていってくれるなら私は嬉しいです。

 

相手の望み通り、言う通り、言いなりになれ、と言っているんではないのです。

一旦は受け止め、なぜ、そういう風に思うんだろうか?と本人と同じくらいに感じられるところまで考えてみても良いのでは、ということです。

その気持ちを感じたうえで、自分の伝えたいことは伝えていく。

そこまで考えを深めてみれば、荒ぶる口調も言葉も出てこなくて、素直な感情を引き出す話し合いができると私は思います。

 

ですから、ぶつかって、逃げたり、抑え込んだり、闘うのではなく、一旦は、その圧力を受け止め、それを受け流すのか、それとも、別な方向へ流すのか、柔軟性を持って仲良くするのがいいのかな、と思うようになってきました。

 








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