私は不登校問題に向き合ううちに、自分の心と向き合うことが多くなりました。
登校へと導く具体的な手順や方法ということよりも、自分の中でのモヤモヤをなんとかしたい、そういう思いになったのかな?
テクニック的な方法を試しても、望む成果を得られない。
不登校の解決をしている自分自身になんか違う!と、いう望まない感覚も覚えてきて、ある時から、登校は促さずに、自分の心をなんとかしたい・・・そう思うようになっていたのだと思います。
今思えば、うまくいかない現実が私にとっての必要機会。
見たくなかった自分を見せつけられた、不登校問題で自分自身を全否定された、と心の奥深くで傷ついていたのだと思います。
上手く行かない現実⇒不登校
周囲からのアドバイス⇒母親として、私自身の人格の否定
自分で作った勝手な解釈で、グッサグッサと自分を責めていたのです。
こんなことにいつまでも耐えられるほど私は強い人間でもないし、正直、疲れてしまったんでしょうね。
子供を登校させるより、私が心を楽にしたい、その方法は?
それが自己啓発、精神世界、潜在意識への勉強へとつながりました。
ところが、これらはすぐに効果が出るものではありません。
思考の習慣を変えるのもたやすいことではなく、少しずつです。
ですから、いろんな本を読んでみて、自分が納得できて行動を起こせそうなものから、日常生活に取り入れるということをしていきました。
例えば、心で思っていなくても言葉だけは良い言葉を言いなさい、とか。
このように言われても、私にはできませんでしたね。
その時感謝できないと感じている人に、感謝していますとは言えなかったですし、だから、本当に『ありがとう』を言いたいときにだけ、伝えるようにしていました。
でもね、できることからやっているうちに、その言葉の意味が本当にわかってくるのです。
嬉しいと感じて言う『ありがとう』
受難を経て、思いを込めて言える『感謝しています』
なのかな?
これはあくまで私の話であり、
感覚です。
最近は本棚に並んだマインド系の本を眺めながら、パラパラと読み返したりしています。
古典と言われるものが現代でも読まれるというのは、きっとそれが本質だからなんですよね。
テクニックや流行は時代によって変わりますが、本質は変わらない。
本は違っても、言っていることは同じで、著者なりの切り口や表現方法の違いで、語っているのは本質そのもの。
どの著者の好きかで受け取り方も大きく変わるので、本は自分の感性に従って選ぶのがいいと思います。
誰の翻訳が自分にマッチするか、誰があなたのモヤモヤをうまく表現しているか、ですね。
昨夜は家の自室で一冊の本を読み返していました。
この本の中で行動に起こし、自分の中で習慣化できているところもかなりありました。
一方で、まだまだできていないところもあります^^;
そうは言っても、苦しんでいた頃に比べれば、今の私の心は自由でリラックスしています。
あなたにもその参考になるかもしれないので、最後に紹介しておきますね。
読書の苦手な方でも読みやすい本で、説明もわかりやすいです。
まずはこの本の中から、一つ実行するだけでも大きいと思います。
一冊の本で一つの学びが得られれば、読んだ価値はあります。
体感しないと納得できない私が、潜在意識を理解するのに役立った本です。
私がブログを書く土台にもなっている理論。
私と似たようなタイプの方は、もしかしたら、何か気付きがあるかもしれません。
ぜひ、参考にしてみてください。