【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

不登校の子供は、朝起きれない。これをどう教育に活かす?

投稿日:2017年9月28日


 

突然ですが、

あなたは朝型でしょうか?

それとも夜型でしょうか?

 

私はたぶん夜型(だと思う)。

でも、集中力も高くて心地よく感じられるのは朝です。

起きるまでが大変だけど、起きてしまえば朝の方が良いと思えます。

 

結局、どっちなんだ?

と思うわけですけど、パフォーマンスということを考えると朝型なのかなと思います。

 

不登校の子供は、朝が苦手なことが多いですよね?

夜遅くまでゲームをしているから、朝起きれない。

これは、不登校の親の大きな悩み。「昼夜逆転が健康なはずがないじゃない!」とね。

私も基本的には、そう思っていますよ。

 

ただ、睡眠に関してはいろんな説があって、どの主張が正しいとかはわかりませんけど、朝型、夜型というのは、体質的な要素もあるので変えるのは難しい、という話を聞きました。

この話を聞いて「それは慣れていないだけなんじゃ」と私は思ったんですけど、もし、その説が本当なら、これはとても重要なことになるなぁと考えを切り替えました。

(この説が本当かどうかはご自身で情報を探してくださいね^^)

 

仮に、体質的なものだとしたら、息子は完全に夜型です。

夜は寝た方が良いのはわかっていても、夜の方が集中できると言います。

今は、朝1コマ目からの講義や、ボウリングの大会があって朝早い時は、ちゃんと起きますよ。でも、身体がシャキッとしているかというとそうではなくて、気怠さはあるようなんですよね。

もしこれが体質的なものであったと仮定して、夜型の習慣にしているのが悪い・・・と言われたら、本人は辛くない?

アレルギー体質で食べれないものがあるのに、そういう習慣にしたのが悪い、と同じことになりませんか?(ちょっと違うかな?でも、ニュアンスを感じてみてください)

努力して習慣を変えることも勿論可能とは思いますよ。

でも、それは必要性を感じないと結構難しいことで、相当な努力も必要です。

 

ここで私はこう考えます。

もしかして、私が書きそうなこと予測がついてます?(笑)

中にはそんな方もいらっしゃって、見透かされているようにも思いますけど、書きますよ(笑)!

 

変えることが難しいことに努力して小さなパフォーマンスを発揮するにとどまるより、習慣が悪いと言われても、自分のパフォーマンスを最大に活きる方を選択する方がより生産的ではなかろうか。

 

成績もね、苦手な科目を努力して点数をあげようとするのが一般的で、私も何の疑いもなくそうしてきました。

でも、嫌いな科目、苦手な科目は、克服しても普通よりちょっと良くなるくらいで、得意とする人には全然敵わないんですよ。

そうではなかったですか?

好きな科目、得意な科目は、自分も楽しいし、点数が伸びるだけでなく、どんどん自分で応用的なものも求めていけるし、好きだからまたそれが身につく。どんどん広がるんですよね。

一つでもできることがあると、本人の自信にもなりますしね。

凸凹な成績であっても、好きなもの得意なものがあれば、それを将来に活かせるかもしれません。

平均的なオールラウンダー的な働きが求められるところもあるので、全部を底上げする方法を否定するわけではありませんよ。

でも、それが苦手な子もいるわけで、その子にまで強要するのは、本当の意味では教育ではないと私は思っています。

学校にここまでの個別的な対応を求めるのは難しいかもしれないけど、一歩踏み込んで、できることを伸ばして社会に適応させるようにことが教育だと思うんですよね。

だから、親だけでもそういった視点を持っていたらいいと思います。

 

全ての子を同じ形の教育にはめ込んで自立させるのではなく、どんな子も自立できるように才能を引き出してあげるのが教育。

 

これは私が思う教育に対する姿勢なので、反発も抵抗もあっていいですよ^^

 

睡眠から教育の方向に話が逸れてしまいましたが、不登校の子供が朝が苦手ということを「悪い」と決めつけてしまわないで、「伸ばす」と考える視点を入れてみることです。

あり得ないと思えることも、一旦考えてみるのです。そうすることで、あなたの心にも余裕ができます。余裕が生まれることで、良いヒントが閃くことだってあります。

 

こういうことを話題にするとちょっと熱くなってしまうのですが、私にとってはとても大事なことです。

あなたの考えるヒントになってくれたら嬉しいです。

 








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