【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

つぶやき

「思いやり」

投稿日:2017年10月6日


 

プロ野球が好きな方はいらっしゃいますか?

今日は野球の話題から(笑)

プロ野球に限らずスポーツは、贔屓の選手や球団があれば興味も湧くし、応援もしますよね。

お気に入りの選手や球団がある方は、よくわかると思います。

今シーズンも、セリーグ、パリーグともクライマックス進出チームが決まり、残り試合は消化試合と言われるものになっていますよね。

クライマックスシリーズに出場するチームは、主力を休ませる戦術を取ったりして、焦点をそちらに合わせることをしたりします。

以前の私は、これに何の疑問も抱くことはなかったんですけど、いつだったかなあ、確か松井秀喜選手だったと記憶していますが、松井選手の言葉を聞いて、ガラッと認識が変わったことがありました。

それは私にとっては、とても感動的で今でも思い出す言葉。

野球も勝負なのですから、勝つための策を練ることも重要です。主力を休ませるというのもその策の一つというのはわかります。

でも、ファンにしたら、好きな選手を観に行くためにその日のチケットを手に入れた!ということもあって、結局観れずにがっかりして帰宅する、というケースも出てきてしまうんですよね。

松井秀喜選手は、そのファンの気持ちをしっかりとわかっていた方でしたね。

自分が出場する試合は100%全力でプレー。

消化試合であろうと大差がついて勝負がついた試合であろうと、どんな時も全力プレーです。

たとえ、ピッチャーゴロでも全力疾走ですね。

これはどんな理由によるものかわかりますか?

確か、このようなニュアンスのような事を言っていました。

僕たちは約140試合をするけど、見にきてくださるお客様は、その一度しかないかもしれない。だから、手を抜いたプレーはできないと。

 

うーん、確かに。

そのお客さんは、やっとの思いでそのチケットを手に入れ、球場に足を運んだのかもしれないし、バイトして、お金をためて、旅費をかけて見にきてくれたのかもしれません。

あるいは、余命まもないと宣告された人が、最後に野球を観に行きたい・・と足を運んだ可能性だって考えられますよね。

 

野球人としても結果を残した方でしたが、そこまで考えることができるなんてすごいなあと思いましたよ。

試合を諦めるような緩慢な試合を観たりすると、松井選手の言葉を思い出しますね。

 

これは、野球だけでは他のことにも通じることです。

「今」という時は「今」しかないということ。

自分自身が「今」という時を大切に生きることも重要ですが、それは相手も同じです。

相手の「今」の行動の背景には、どんなものがあるのか?

もしかしたら、そこには軽く流せない、悲しい事実があることも考えられます。

全てに気を払うことは難しいけど、心に留めておいてもいいのではないかなって思います。

最終的には、相手に対する「思いやり」がどれだけ持てるかということですね。

大切なことだと思います( ´∀`)

 








-つぶやき

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

たくましい女性~どのように考えるかで違うものです

  たくましい人っていますよね。 本人の性格と言ってしまえばそれまでですが、見習うべきところは多いので書いてみます。   こんな話を聞きました。 ある女性の話です。 離婚した後に、 …

【笑顔の力】泣きたい時、ピンチの時ほど笑ってみて♪

  昨日ある本でこんな文章を目にしました。 人が1日に笑う時間は平均23秒 えっ!そんなに少ないの? 現代はそんなに笑うことがない時代? ストレス社会ということ? あなたは毎日笑えているでし …

不登校を経て大学生活を送る息子を見て思うこと

  息子が大学に入学してからほぼ1ヶ月。 新たな環境にも慣れてきて、リズムも整ってきたようです。 母親の私が促さずとも勝手に大学に行く息子を見ていると、今までは何だったんだろう?って不思議な …

息子は羽目を外している中、私は将来を展望中^_^

  昨日、息子は朝から友達と出かけて、そのまま友達と一緒に帰宅。 その友達は泊りがけで遊んでいっています。 2人はさっきまで起きていたようで、やっと寝ましたよ。   気のおけない友 …

息子はセンター試験、夫婦は退職後のシミュレーション(笑)

  おかげさまで、センター試験が終了しました。 親子で疲れましたー。 いやいや、慣れてませんから笑 まだ、試験は終わりじゃないけど、一旦心も身体も緩めて、次に向けて行きますね〜。 &nbsp …