【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

母の心

初めての経験を重ねて自信がつきます

投稿日:2016年9月9日


 

昨日は息子の登校日。

センター試験の願書記入を行うためでした。

願書を記入し、先生に確認してもらい、受験料として持たせたお金を持って、自分でゆうちょ銀行に振り込みに行ったそうです。

正確には行かされた、です^^

息子は初銀行&初振り込み。

親としてはちょっと嬉しい出来事でした^^

お初のことだったので、番号札を取るところから少し緊張したようですが、無事できたようです。

こういった社会的な経験の第一歩がとても大切で、本人に経験させてくれた学校に感謝です!!

 

普通高校であれば、願書は自分で書くでしょうが、振り込みは親が行きますよね?学校に行ってる時間ですから当然と言えば当然ですけど。

 

そして、振り込み証明書を貼って、書類を整えるところまでやってきたようです。

 

その後の手続きも聞いてきて、基本、親は受験料を渡すだけでした。

良い経験をさせてもらいました。

 

初めての経験って誰でも不安で心配なものですよね。

『自分にできるのだろうか?』
『出来なかったらどうしよう?失敗したらどうしよう?』

みんな同じです。

でも実際やってみると案外大したこともなかったりして、やる前の不安の方がずっとずっと大きかったことに気付きます。

そして、この『自分ができた!』ということが自信につながり、次に同じことをする時には、不安なくできるようになるんですね。

 

不安、怖い・・と言うのは誰にもある感情で、人間に備わっている生存防衛本能みたいなもの。

不安や怖いはそのまま感じていいと私は思っているんです。

そして、そのあとに私はこう考えるようにしています。

『これは私の命を取られるほどの怖いものか?』
『この状況で最悪の事態とはどういうことだろうか?』

 

たいていは、命にかかわることはないし、最悪の事態もきちんと言葉で具体的にしてみることで、その対処方法がわかったり、手順が見えてきたりします。

 

私は初めてのお店に一人で入るのに緊張します。

私の友人はスタバでの注文方法がよくわからなくて入れないと言います。

こんな些細なこともちょっと勇気を出せば、クリアしていけます。店員さんは親切に接してくれるのが普通ですから。

2度目からは入りやすくなりますし、こうした小さな『初めて』の繰り返しが自信を生み、いつの間にか大きな決断もできる自分になっていくのかもしれません。

 

息子はどちらかというと臆病な慎重なタイプです。『初めて』は避けたいタイプ。

小さな一歩を積み重ねて、自信につながっていってくたら、嬉しいです。

 








-母の心

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

子供を信じる母の思い~栗原類さんの話より

  先週くらいだったかな? 私の住む地元の新聞に、栗原類さんの記事がありました。 友人からの話ですけど、金スマ?で、自分は発達障害だと話していたそうですね。 私、実は栗原さんのこと初めて知っ …

不登校の子供に対する向き合い方~あなたはどんな自分が好きですか?

  今頃ですが、昨日は母の日だったんですね。 友人からのLINEで気付きました(笑) 我が家は、誕生日のイベントもないくらいに日常を過ごしているので、意識が薄いんですよね。 昨日は主人も仕事 …

不登校で悩み苦しんでいる時の親の気持ちと子供の気持ちの差

  不登校の子の本音・・・つまり、息子の声です。 不登校は家にいることが多い。 我が息子の場合は体調不良のことが多いですから、必然と家でできる気分転換法を探すことになります。 全てを忘れて何 …

息子は息子~やっぱり好き^^

  子育てとは一生もので、子供がいくつになろうとも、親が親であることは変わらず、我が子を気にかけていくものです。 主人の母親は、毎朝神棚に手を合わせて、子供一家の元気を願っていると聞きました …

主人の心、母の心~子供として、親としてのそれぞれの気持ち

  不登校生の母から大学生の母になった私。 息子は自宅から通えるので私の目がまだ届きますけど、一人暮らしの子も多数いるんですよね。 その子たちは、知り合いもいなくて、土地勘もない、大学も初め …