私が思う不登校の母親として最強なのは、学校に行っても、学校に行かなくても動じないようになること。
こうなれたら毎日が楽ですよね?
これは私も未知で想像でしかありませんが、息子が将来自立していたら、私は不登校だろうと高校や大学がどこだろうと関係なく思っているだろうなあと思いますよ^^
大学生の現段階では、不登校でも問題ないとは思えているけど、仕事をする上でそれがマイナスになることもあるかな・・と僅かな不安はまだあります。
ま、何を持って自立とするかは個人によって異なりますけど、私の中では親の力がなくとも経済面、生活面で困らないようになることですね。
簡単に言えば、仕事も並みにでき、家事もひと通りでき、日常で訪れるさまざな問題に対処する能力があること。
結婚は私の中ではあまり願望としてはないというか、まだイメージがつかない(笑)
今のところ、現実味がないということですよね。
不登校真っ只中にあって、行っても行かなくても動じない方は、本当にすごいと思います。
諦めとか投げやりとかではなくて、本当にその子が元気で笑顔でのびのびと育っていることを喜べる、この子は学校に行けなくてもきっとやっていける、このように信じられる親を私は尊敬します!
私は、今の学校教育に疑問を持ち、行かない方がむしろ息子のためとまでも思いつつ、人と違うことをしていることに不安になり、怖くもなりました。
決して100%ではなかったです。
私たちが受けてきた教育は、個人的な才能を伸ばすというより、全員を平均的に底上げし、終身雇用を前提とした会社に労働力を提供できる人材を育てることにあったと思います。
わかりやすく言ってしまえば、国の狙いとしてある、企業の歯車として働くことが求められたということ。そして、私たちは素直に歯車として働いてきたということ。
今もその傾向はありますが、時代は昔とは変わってきていることはあなたも感じているはずです。
年金で安心して生活できる!とは思っていないですよね?
受験戦争を勝ち抜いて、良い高校、良い大学に入り、会社に就職すれば安心・・・とも言えないですよね?
少なくとも、私は安心どころか不安です。
私自身がそう感じていることは、もっと多くの方も感じているとも思うんですよね。
今までの王道パターンはもう崩れているのに、学校教育はまだまだ変化に追いついておらず昔のまま。
不登校の子供はきっと、この変化の波を感じている子たち。古い体質に馴染めないから、なんかわからないけど学校が嫌!と思っているところもあるのでは・・・とも思っています。
平均的にみんな一緒であることに違和感や苦痛を感じているのではないかと思えるんですよね。
将棋の藤井聡太くんや卓球の張本弘和くんは、平均ではなく個性を伸ばしましたよね。
不登校の子は、藤井くんや張本くんのような何か秘められた個性があるように思えて仕方ないのです。
古い時代の考えで見れば、就職ができないことでほら見ろ!と言われることでしょう。
でも、今後の新時代からみたら、自分の個性で勝負できる不登校のこのような子がリードしているかもしれません。
今後教育も変わっていくとは思いますけど、もしかしたら不登校の子は先駆者的な存在なのかもな、と私は思っています。