今月に入ってからかなあ、息子がちょっと睡眠障害を起こしています。
元気は元気なんですけどね。
夜、眠くはなるんだけど、布団に入ると寝れない。眠いけど寝れない。
これって、不眠症なんでしょうかね。
日中は寝れているんですけど(笑)、睡眠は浅いかな。スッキリしない毎日みたいですよ。
試験が終わったら少し休む必要があるかもしれませんね。
こうした息子の姿は、一見、他の受験生と比べたら圧倒的に甘い生活に見えますし、それで受かるほど受験は甘くないよと厳しく意見されても仕方ないところなのですが、
でも、これはあくまで『表面上』は、と私は言いたい。
精神的には相当辛かったろうなと思っています。
外からは見えないところで闘い続けてきた、いろんな感情を乗り越えてきた、そのことを私なりに理解しているつもりです。
普通の高校生が一生懸命に勉強をして合格を掴んでいく過程というのは、学校終了後に塾に通い、その後帰宅して何時間も勉強をするというのがほとんどですよね。
塾に行かなくても自宅で数時間勉強をするのが普通だと思います。
これも大変な努力、それはわかります。
継続することも心の鍛錬であり、強さを求められますからね。
頑張る姿に、努力の結果大学合格を手にした受験生に、私は敬意を表してます。
息子も外見上は普通の高校3年生。
受験会場に入れば、周囲からもライバルの一人と普通に見られていることでしょう。
でも、それはあくまで外見上はね。
精神面で同じ土俵に立てているかと決してそうではなくて、心の中で闘っている不安の質も種類も深さも、普通の受験生とは全く異なり、おそらく重なる部分は一つもないようにさえ思います。
望む大学に合格するためにひたすら勉強を継続することの方が、精神面ではずっとたやすいことと私は感じていますよ。
誤解をしてほしくないのですが、受験生の努力を否定するつもりはありません。
あくまで私が受験生であったことを思い出したり、仮に今私が受験に臨むとしたらどんな精神状態になるか、その気持ちと今の息子の気持ちを比較しているだけです。
簡単に言ってしまえば、
『頑張っているのは受験生だけではなくて、不登校生も頑張っているんだよ。外からは見えないだろうけどね。』
とちょっと尖った感じになります(笑)
このブログを読んでくださる方にこうした気持ちを伝えるのは結構たやすくて、おそらく今読んで下さっているあなたも『うん、わかる・・・』と多少なりとも感じてくれていると思うんですよ。
でも、不登校に悩んだことのない、不登校に対して理解に乏しい方に向けてこのことを説明するとなると、とても難しくなります。
この違いをあなたは感じることができますか?
もし、感じることができるなら、少しの間感じてみてください。
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その気持ちは、普通の受験生と不登校生とも心の差そのものです。
自分の中で闘っている葛藤、不安、心配・・
その不安は、不登校で悩んだ事のない方と同じものでしょうか?
私は違うと思いますよ。
自分が苦しいと自分ばかりに心が向いてしまいますけど、同じ気持ちをお子さんも持っていて、いつも闘っています。
子供の痛みが本当に心でわかると、一気に子供への理解も広がるんですよね。
自分がストレスなく、子供の心を感じることができるようになります。
そんな感情を今味わっているところです。
あなたに伝われば嬉しいです。