【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

不登校が私にもたらした大きすぎる価値

投稿日:2017年4月26日


 

不登校って悩ましいけど、今の私にとっては本当にありがたいものだったと思っています。

不登校が私に何をもたらしかというと、

・考え方であったり、

・人生における指針であったり、自分の人生の目標だったり、

・人や学校に対する偏見がなくなることであったり、

・息子だけでなく、不登校で悩む親子の方みんなが愛おしく感じることだったり、

息子が普通に登校していたら、得られなかったものばかりでした。

 

不登校と共に生きて10年(笑)

10年と言えば長いけど、振り返ればあっという間でもあって、でも、渦中では長い長い時間でしたね。

 

おそらくね、10年前の私を知る旧友が今の私と会っても、

「全然変わってないね^^」と言われると思います。

外見もね、子供のころからの面影を強く残しているみたいなので、とても分かりやすいらしい。

でも、ここでは外見ではなく私の内面の話ね(笑)

私が旧友と話していて、私の変化に気付くということはおそらくないということ。

 

ただ、私の中ではそんなことはなくて、この10年こそが今の私を創ってきたと言えるくらいの大切なモノ。

 

こうしてブログを書いて、読んでいただく方と交流をさせていただいて、より一層物事を広ーく捉えられることができるようになってきたなぁと感じています。

まだまだ歴史の浅いブログですけど、書き始めた頃の文章から受ける印象と今の文章から受ける印象は相当違うのでは・・・と私自身が思っています。

きっと、過去の文章を読んで違いを感じる方もいらっしゃるかな。

 

それだけこの一年での考え方の変化も大きかったんですね。

 

すごく矛盾しているように聞こえるかもしれないんですけど、今の私は、ある条件を満たせば復学もした方がいいとも思えているくらいです。

私の息子が復学できなかったし、もう高校を卒業してトライもできないという状況なので、これは私の中にある仮説みたいなものですよね。今後あなたと交流を重ねながら探ってみたいと思っています。

行けない→行かなくていい、これは普通の流れ。

でも、今の私は、その上の段階の「復学」も目指せるなぁと思えるところも出てきているのも事実でして、これが不登校がもたらした考え方の広がりというモノ。

 

登校→不登校→復学

 

ぐるっと一周回ってまた学校というのが、ポイントですよね。

 

今後もあなたのとの交流を通して、このあたりを説明していけるようにできたらなって思っているところでした。

 








-考え方

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

激セマ駐車場に停める感覚は、不登校に似ているところがあります

  昨日、主人が観ていたテレビを一緒になって観てました。 それは、中嶋悟、土屋圭市、片山右京の3人が、都市圏の一般家庭の激セマ駐車場にスーパーカー、クラシックカーを停めるというもの。 都市圏 …

不登校は自己主張のひとつ

  息子の高校の友人たちを見ていると、 『何でこの子がここにいるんだろう?』 『普通高校でもやっていけるのでは?』 と思えるくらいに毎日通学している子もいます。 受験に専念するために敢えて通 …

不登校の問題を解決するには、母親の自己イメージも大切

  昨日は気圧の偏頭痛で一日ゴロゴロしていた息子。 何も知らない人が見たら、学校にも行かないでなんとぐうたらな・・と思うでしょうね。 いやいや、私自身が前まではそのように思って、イライラして …

「期待」も「不安」も結局は現実化しなかった

  子供は思い通りには育たない! これは多かれ少なかれ誰でも思うことですよね?   私がかつてした妄想は、息子の運動会で活躍する姿でした(笑) 主人と私は体育だけは共通して成績は良 …

不登校は子供の特異なところを嗅ぎまわる訓練

  この3日ほど、我が家は3人ともちょっと体調不良でした。 男子2人は風邪なのか喉の痛みと怠さでダラーッとしており、私は低気圧のせいか頭の重さと怠さでダラーッと横になりながら、Kindleで …