不登校って悩ましいけど、今の私にとっては本当にありがたいものだったと思っています。
不登校が私に何をもたらしかというと、
・考え方であったり、
・人生における指針であったり、自分の人生の目標だったり、
・人や学校に対する偏見がなくなることであったり、
・息子だけでなく、不登校で悩む親子の方みんなが愛おしく感じることだったり、
息子が普通に登校していたら、得られなかったものばかりでした。
不登校と共に生きて10年(笑)
10年と言えば長いけど、振り返ればあっという間でもあって、でも、渦中では長い長い時間でしたね。
おそらくね、10年前の私を知る旧友が今の私と会っても、
「全然変わってないね^^」と言われると思います。
外見もね、子供のころからの面影を強く残しているみたいなので、とても分かりやすいらしい。
でも、ここでは外見ではなく私の内面の話ね(笑)
私が旧友と話していて、私の変化に気付くということはおそらくないということ。
ただ、私の中ではそんなことはなくて、この10年こそが今の私を創ってきたと言えるくらいの大切なモノ。
こうしてブログを書いて、読んでいただく方と交流をさせていただいて、より一層物事を広ーく捉えられることができるようになってきたなぁと感じています。
まだまだ歴史の浅いブログですけど、書き始めた頃の文章から受ける印象と今の文章から受ける印象は相当違うのでは・・・と私自身が思っています。
きっと、過去の文章を読んで違いを感じる方もいらっしゃるかな。
それだけこの一年での考え方の変化も大きかったんですね。
すごく矛盾しているように聞こえるかもしれないんですけど、今の私は、ある条件を満たせば復学もした方がいいとも思えているくらいです。
私の息子が復学できなかったし、もう高校を卒業してトライもできないという状況なので、これは私の中にある仮説みたいなものですよね。今後あなたと交流を重ねながら探ってみたいと思っています。
行けない→行かなくていい、これは普通の流れ。
でも、今の私は、その上の段階の「復学」も目指せるなぁと思えるところも出てきているのも事実でして、これが不登校がもたらした考え方の広がりというモノ。
登校→不登校→復学
ぐるっと一周回ってまた学校というのが、ポイントですよね。
今後もあなたのとの交流を通して、このあたりを説明していけるようにできたらなって思っているところでした。