今日は日曜日で大学は休み。
大学が始まってからは、何の予定もない休みというのがまだなくて、息子もまだまだ疲れが取れない、と言っています。
今日はですね、来客の予定です。義兄夫婦が車で来るんですよ。
主人だけ地元を離れているんですけど、わざわざお祝いを届けに、そして、大学生になった息子の顔を見に来るそうです。
最近の息子はグッと大学生らしく大人びた雰囲気になってきました。
これは私も感じることであり、周囲からも言われることです。
きっと、息子本人の心構えの変化なんでしょうね。それが大きいと私は感じていますよ。
自分で選択した『責任』かな。
高校までの環境と大学の環境は全く別物です。
息子にとっては、大学は高校生活の延長ではないようですね。
必修はあるにはあるけど、自分に合う先生を選べる自由度もあるし、好きな専門分野の講義も自分で選択できますからね。
息子のカリキュラムを見せてもらうと、外国語も英語がなくてドイツ語だし、他には、
・心理学の基礎
・福祉心理学
・禅のこころ
・仏教入門
・福祉社会学etc
まぁ、特殊なものばかり。
嫌いな人にとっては苦痛な場でしかないけど、息子はこれが面白いと言います。
子供が何に興味を持つかは、親である私達にはわからないです。
血を分けた子供だからって、親の職業に興味を持つわけでもないし、子供につかせたいと思う職業を子供のころから聞かせたり、見せたりしても、子供自身が素直に好き、嫌い、合う、合わない、は感じてもいますし、感性というのはその人独自のものですよね。
なんとなく、この道を選んだけど「なんか、違うな・・・」この感覚は、私は大切だと思っていますよ。
最近は、主人も定年が近くなってきて、定年後主人は毎日どう過ごすのだろう?
という近い将来の想像をすることが多くなりました。
家庭を顧みないくらいに仕事一筋だった主人です。
その主人から仕事をとったら、抜け殻みたくなって一気にボケないか?
毎日テレビばかり見てて、足が弱くならないか?
そんなことも考えてしまいます。
それに比べると女性は毎日少なくとも家事に追われていて、何もしないでボーっとする一日というのはありませんよね?
この境遇の違いが活力の違いでもあるんでしょうね。
最近思うことは、男性でも女性でも、仕事を趣味にするのは最高の老後だということです。
会社は定年があるので仕方ないのですが、好きなことを仕事にしている自営の方、経営者の方は強いですね。
定年がないわけですし、仕事が趣味になれば毎日が活力的だし、仕事をすれば定期的に収入もあるので年金に頼る必要もないし。
ただ、体力的には落ちていきますので、段々と肉体的なモノを減らさざるを得なくなる、ということは考慮していかないといけませんけど。
私は、与えられる年金や貯蓄を崩しての生活するということに豊かさはちょっと感じられず、自分でつくっていける方に豊かさを感じるタイプです。
息子には、できればそういう道を見つけて欲しいなって思っています。
どんな仕事も楽なものはありません。
でも、どんな困難をも乗り越えられるくらいに惹かれる仕事というのはきっとあるはず。
そういう仕事を生涯で得ることができたら幸せな人生になると思います。
転職を良しとしない風潮もまだ強いのかな?
でも、今の私は全然OKと思っていますよ。
合う合わないはやってみないとわからなこともありますからね。
やってみる、経験を積む、そういう勇気や行動の方を私は好きだし、その中で見つけたものを忍耐強く、極めていけばいいと思っているんですよ。
息子には広~く目を向けてもらって、その中で自分に合う仕事を選択して欲しいですね。