先日、私が契約している損害保険の更新で、保険屋さん(以下Kさんで)と話し合う機会がありました。
私の両親の頃からのお付き合いで、息子の赤ちゃん時代も知っている方です。
たまたま大学から帰宅した息子を見て驚いていましたね。
Kさんの記憶は、
・よく入院していた子
・色が白くて弱々しい子
だったそうです。
確かに合ってる(笑)入院こそしなくなったものの身体が弱くて、色白なところはまだあるかな(^^;)
Kさんは同世代の男性。お子さんもほぼ同じ年頃。いろいろと子育ての難しさを話していたことがあるにはあったのですが、先日の話でまた同じ事実が発覚してしまいました。
もう書かなくてもわかりますね?(笑)
それは、お子さんが不登校であること、です。
こうした話って、どちらかが切り出すと「実はうちも・・」というパターンがあるようです。それだけ人には言えない事実、まだまだ不登校問題は親にとっては重い事実ということですよね。
Kさんのお子さんは私立の全日制に通っていて、ちょっと登校が難しい子だけのコースというかクラスがあるそうなんです。
1年生から3年生まで合同のクラスで30名程度、実際、登校する子は10名程度みたいです。
出席日数の問題にどう対処しているのかはちょっとわからなかったんですけど、Kさんのお子さんは2日に1回通うと自分で決めて、今は実行しているようですよ。
「2日に1度通えるんなら毎日行けば?」とKさんは言いたい。でも、グッとこらえて何も言わないようにしています、って言ってました。
学校内の親の会にも積極的に参加されているらしくて、男性は僕1人です〜、委員長にされてしまいました〜、と笑っていましたね。
そりゃそうよね。
男性がいたら委員長は男性に回るのが普通です(笑)
で、その親の会の様子も聞いてみたんですけど、それぞれのご家庭の様子を一人一人話すようです。もう皆さん泣きながら話されて、半日がかりと言っていました。
私は親の会は行ったことないんですけど、なんとなく雰囲気は分かるような気がします。
でも、私はおそらく・・・
話すとなると逆に混乱するような気がします。こう見えて感情的なので、涙が溢れて来たら、もう話せなくなるタイプなんですよね。伝えたいことを伝えられずに終了するパターンかな。
親の会を避けていた理由の一つがコレだったのかも・・・。
心を落ち着かせるなら、私はこうして文章に書く方が向いています。
文章で書けるなら、話せるでしょ♪と思われるのかもしれないのですが、私にとっては全く別物です。
そして、この言葉にできない想いというのが、不登校の子に通じるものかと今ハッとしながら考えていました。
私はまだ書くことで整理できた。
でも、子供はまだ手紙やメールで表現できないかもしれない。整理する力も乏しいかもしれない。だから、なおのこと苦しい?
母親は場を求めて動いていけば、少なからず吐き出す場を見つけることができる。
でも、子供はどうだろう?子供は閉じこもるしかなかった?それでは苦しすぎなかった?
とまた新たの想いが湧き上がってきました。
親だけではなく、子供が吐き出させる場も積極的に作る必要があったのかなという私の反省です。
私が引き寄せているのか、最近似たような家庭環境の方とリアルで出会うことが多くなっています。
我が家の現実が希望を与えられるものであれば良いなと思いつつ、経験者だけが伝えられる視点で、経験し、学習し、私なりの行き着いた考えを今後も伝えていきます。