【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

つぶやき

不登校の親はある意味セールスマン的要素が求められますね

投稿日:2017年6月7日


 

先日、友人からの紹介で頭痛外来に行ってきました。

頭痛に特化して開院するのも珍しいなぁとは思いましたけど、まぁ行ってみてビックリ。

待っている患者さんの数、数、数・・・

座るところがなく、立って待っている方もいて、私が行ったときは26人待ち状態でした。

その日は体調も良く待つことも苦にならなかったので、待つことに。

新しい病院だからなのか、待っていても疲れる空間ではないんですよね。

何でこんなに混雑してるのか、その違いを探すことを始めた私。

まずはキレイであること。それから天井が高く開放的であり明るいこと。それと頭痛の方が患者さんだからなのか、ほんのりとアロマが焚かれていましたね。

それから、これが私の気に入ったところの一つなんですけど、椅子はソファのほか、壁一面を利用したカウンター席になっていて、ちょっとカフェ風な感じです。

電源もあったからパソコンとかスマホとか使う方がいるのかなぁ。

私はカウンター席が大好きなもので、席が空いてからはそちらに移動し、ちょっと作業をしたりしていましたよ^^

 

看護師さんもとても丁寧で患者さんに安心を与えるような感じでしたね。

前にカンセリングのドクターから、脳神経内科に行くなら若い先生のところが良いよと教えていただいていたんですね。それは、脳に関しては医療の進歩が目覚ましく、ガンガン新しい知識や技術を取り入れていく必要があるからで、歳を取った先生だとそこが鈍いことがある、という理由でした。

先生は40代前半で、見た目は30代にも見えるくらいに若々しく、爽やか。

「お待たせしました。〇〇と申します。よろしくお願いします。」と自己紹介から始まって、ちょっとびっくり(笑)

医者が権威であることは今も昔も変わらないけど、態度はセールスマンに近いんですね。

お客様目線ならぬ患者さん目線、話をキチンと聞き、説明もわかるように丁寧に、最後には何かご質問はありませんか?と医者でありながらホント、セールスマン?でしたよ(笑)

こうしたところが人気の一つなんでしょうね。

 

なんでこんなことを書いているかというとね、ドクターと学校の先生って似ているなぁと思ったからです。

昔はドクターや学校の先生は絶対的存在で、私達は心に思っっていることを口に出せないことも多かった。

つまり、生徒と患者は弱い立場で従わざるを得ない状態でしたよね?

今はセールスマン的要素を持っている方が、人気のドクターであり、人気の先生なんだと私は思っています。

どういうことかというと、セールスマンというのはお客様との信頼関係をしっかりと築いて、お客さまの求めているピッタリなモノを探して、提案します。

大切なのはお客様とのコミュニケーションであり、そこから生まれる信頼関係であり、お客様のニーズをくみ取る力でもあり、必要なモノを提示して説明できる商品やサービスに関する知識です。

もう、医者も学校の先生も知識だけではやっていけなくなって、変化が求められているかなあと。

 

人ってやっぱりつながりを求めるものです。

知識を持っているだけではなく、自らその知識を利用して、あなたの悩みや苦痛を取り除くお手伝いをします、という姿勢がある人に群がっていっていくような気がします。

ただね、学校は大きくて動かしがたい組織ですから、難しくはありますね。でも、先生一人一人の子供に対する姿勢というのはその人次第で変え得ることは可能だと思います。

これは何もドクタ―や学校の先生に限ったことではなく、私達親にも言えることですけどね。

親という強い立場を利用するなら、親としての高い経験値や知識を利用するということです。子供の思いを無視して従わせることではないですよね。豊かな経験や知識は、子供の悩みや苦痛を取り除くお手伝いに使うもの、というのが私の思い。

患者さんの立場になったあなたが、ドクターにうまく伝えられないことってありませんでしたか?

お子さんも伝えられない思いがあってもどかしく思っているかもしれませんよね。

それを一緒に見つけてあげませんか?取り除くお手伝いをしませんか?

ただね、セールスマンは売り込みが見えると逃げられます(笑)

これは親も一緒。親の願望というエゴが出てしまうと、子どもは察してしまいますよ。

 








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