【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

つぶやき

ルールがあっても心を自由に保ちたい!

投稿日:2016年10月19日


 

私達はいろいろな社会のルールに縛られて生きています。

学校もあり、会社もあり、人との付き合いもあり。

縛られながらも、心が自由で、楽しめる人もいますし、楽しめる子供もいますよね。

私もそうなりたいな・・・と思いつつ、何が違うのかをよく観察します。

 

それで思うことが、楽しめる人というのは、いい意味で自己中心的でマイペース。

周りの目を気にしない。

縛りの中でも楽しみを見つけるのが上手なんですね。

 

反対に、周囲の期待、親の期待に応えようと、『いい人』『いい子』を演じてしまう人もいます。

 

どちらが生きやすいかは明らか。

 

でも、そう思ってもできない、だから、縛られる、束縛される、いろんなルールが苦しくなってしまうのだと思います。

これは、ただ、不器用ということだけではなくて、そうなる構造というのがあるのではないか、私はそう考えてしまうのです。

 

私も知らず知らずのうちに、家庭、学校、会社などのルールの中で過ごしてきました。

当時はこれが普通と思っていましたが、実は違うということに今は気付いています。

私は基本的に、縛られることが嫌いで、苦手。

とは言っても、人と関わらずに生きていくことはできません。

今の私が、過去の育った家庭、学校、会社にもう一度戻ったならどうするか?

これがヒントになると思ったのです。

 

今の私は、過去の自分が我慢していたということを知っているし、今の自分は嫌なことをさけ、どのように順応するか、ということを考えるのが分かっているんですよね。

 

ここで考えてみます。

今の私が過去の育った家庭に戻るなら、

納得いかないことにただ反発するのではなく、言葉で伝える努力をすると思います。話しをして、妥協点を見つけて、少しでも居心地のいい空間造りをするんじゃないかな。

つまり、家族に言われて嫌なことははっきり伝える。

『私はそれが嫌』『外出していても、これだと楽しめない』などですね。

他の人には角が立つようなことを言ってもそこは家族ですよね。お互いが傷ついても、赦しあうことはできると思います。

 

次に、学校はどうか?

私は、自分で『こうあるべき』姿を勝手に作っていましたね。

『欠席しないこと』
『勉強も部活もやってこその学生生活』
『先生が嫌いでも、最悪のクラスでも我慢』

こんな感じでした。

今の私なら、欠席するのは悪いことではないし、評価が落ちたとしても自分の身体を優先します。体調不良で登校しても辛いだけ。

部活も本当にやりたいものがあって、先生も先輩も仲間も合いそうだったらやるけど、もし方針とかが合わなかったら、学校外で好きなことをするという選択をするような気がします。

先生やクラスが最悪だったら、きっと情は入れずに授業だけ聞くでしょう。もしくは、授業中に教科書を見ながら自主勉をするかもしれません。

そして、クラスが最悪だったら、特に仲よくしようとはせず、本を読んだり自分の時間を楽しむと思います。

 

最後に会社ならどうするか?

嫌い、嫌という感情は抜けないと思いますが、そこから一歩進んで、人間観察をするかな。

その人の背景やその人の過去を想像したり、この事態はこうくるかな?と予想をしたり、ですね。

予想が当たったら喜んだり、楽しみます。

苦手な人とは、たまたま同じ会社にいただけの縁と割り切って、自分の仕事に集中し、仕事に関するだけの会話をすると思いますね。

 

人はみんなそれぞれの世界で生きていて、その人の人生はその人の選択で創っていくものです。

苦手な人とはお互いが交わる部分だけで、きちんと付き合えばいいのかなと考えると思います。

 

こうして流れを見てみると、過去の私よりかは現在の私の方が『心の自由度』は、高くなっていると改めて気付けます。

心の自由とは自分の捉え方次第で変わるということですね。

でも、また新しい苦しみも出てくるのが人生でして、これは今後も続いていくのでしょう。

今は、苦しい、生き辛いと思っていることも、未来の私はきっと自由度を高めているのでしょうね。

 

縛るのも自分、自由にするのも自分。

なかなか納得いかない結論かもしれませんが、今苦しんでいることに対して、感じる心を変えられるのは自分だけ。

未来の自分はもっと自由度を上げていると信じて!

 








-つぶやき

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