昨日は春一番みたいな強風の一日でした。
気圧の低下は、私と息子は体調の変化でよくわかるんですよね。昨日はそんな一日。
ま、ゴロゴロしていたということです(笑)
自然現象というのは、地球にとって大切なもの、調和に必要なモノなんでしょうね。
そういった自然の変化を体調面で感じる息子と私は、よく言えば自然と調和していると言えるのかな?
体調が良くないとなかなかポジティブに物事を考えることができなくなって、ネガティブな考えがネガティブを呼び、更にネガティブなことが起こるんですよね。
自分が十分経験済みだからそれを承知で書くんですけど、
自分が悩んで、八方塞がりのように感じているときによく言われるのが、
もっと明るく考える
ネガティブなことを口に出さない
感謝する
などですよね?
あなたも言われた経験がありませんか?
私も時々そのようなことを書いたりもしますしね。
そうは言われても、私は自分で納得しないと心から信じて行動を起こせない質なので、心の中で感じている思いと違う言葉を言うということには抵抗があります。
だから、言えない。
でも、それが自分にとって確実に損という理屈がわかれば、行動はたやすくなりませんか?
私は、その自分の中でのこのモヤモヤ仕組みを知りたくて、散々、潜在意識とか自己啓発とか本を読んで理解を得ようとしてきました。
それは今でも続いていますけど、とても言語化が難しい目に見えない分野のことなので、著者本人が理屈をわかっていても、私に伝わるようには言語化してくれないんですよね。
だから、そういった本は、残念ながらほとんどの人には理解ができなくて、宗教やスピリチュアル、哲学、思想といった精神世界に興味がある人ばかりに読む人が限定されてしまうんだろうなって思えてしまいます。
昨日ね、潜在意識に関するある電子書籍を一気に読んだんですよ。
その中での気づきを少しシェアしますね。
自分の潜在意識というのは、過去の記憶の塊なんだそう。
でも、その記憶は自分が忘れていたり、覚えている感覚がないからとても厄介なモノなんですよね。
ただ、今覚えていなくても、目の前の現象をみて過去の記憶が蘇ることってありますよね?
例えば、
・迷子になって泣いている子供をみて、過去に迷子になって怖かったことを思い出す
・クレームをいうお客と店員の姿を見て、過去の自分の仕事の失敗を思い出す
・テレビドラマの失恋のシーンを観て、過去の自分の失恋を思い出す
これらはネガティブな引き出しですが、ポジティブなのとしては、
・テレビでハワイやオーストラリアなどの海外の特集を観て、過去の海外旅行の楽しかった場面を思い出す
・家族で帰省や旅行をしているときに、小さいころの楽しかった家族旅行を思い出す
・失敗をして励まされている場面をみて、自分を慰めてくれた人、励ましてくれた人を思い出す
などでしょうか?
普段は眠っていて、外には出てこない記憶達ですけど、きっかけがあれば思い出すことはできます。
つまり、意識しなくとも記憶は貯蔵されているということです。
そして、これが私が「あっ!」と思ったポイントなんですけども、
自分がアウトプットできる知識というのは、自分の中にある知識や経験だけなんですよね。
目の前の事象に反応して、引き出す対策や考えは、自分の脳内にあるものだけです。
となると、脳内に入れていくものは、良いモノの方が良いよね、ということ。
不登校という現象に今私達は向き合っているんですけど、まあ、ネガティブな感情だらけですよね。
要するに、たくさんのネガティブな感情や経験を入力しているので、また嫌な場面に直面した時に引き出されてしまうのが、「またか・・・」という感情。
何気なく流してしまいがちですけど、よく考えてみてください。
現在の嫌なことを感じ、過去の嫌なことを引き出してしまう。
一つの出来事なのに、過去の出来事を思い出し、二つの嫌な感情を更に自分の記憶装置に入れてしまっているんですよ。
コレ、嫌な記憶が増えていることに気付けていますか?
潜在意識は素直にそれを情報として取り込んでしまうのです。
ネガティブ×ネガティブの取り込みです。
これを私達は無意識で繰り返して、潜在意識をネガティブ情報に埋めつくしているんですね。
これを繰り返していたら、私達の精神状態はどうなるでしょうか?
起きる出来事全てにネガティブな感情を感じることになっていきませんか?
私はこれは自分にとって【損】と感じました。
かと言って、脳内に蓄えられたネガティブな記憶を全てポジティブにすることは難しいけれど、それがあったからいろんなことがわかった・・・という学びに変えていくことは可能です。
自分の中で過去のネガティブな記憶が経験や学びというものに変わってしまえば、その記憶はその時点でネガティブではなくなります。パソコンでいう最適化がされた状態に近いかな?
気付きのポイントというのは、人によって違いますから、あなたにはピンと来なかった話かもしれません。
でも、自分にとってのモヤモヤを上手に言語化してくれる方も必ずいるんですよね。
今回の気付きのスイッチは、本を読んでいて入りました。
そして、そのことに関してこうして今記事を書いています。これには2つの理由があります。
一つは、自分がアウトプットすることで、整理し、記憶に入れるため。
もう一つは、私が感じた気付きがどなたかの気付きのスイッチを押すことになるかもしれない、ということ。
必要なときに必要な情報が入るのですから、「おやっ」「あっ」と感じたら、ちょっと参考にしてみてくださいね。
読んだ書籍も紹介しておきます。
電子書籍だけの提供なりますけど、私はすごく腑に落ちました。