【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

不登校の子供の心を知りたい、どうすればいい?

投稿日:2017年5月9日


 

私の中にある幼稚園のときの記憶です。

幼稚園に行きたくなくて、泣き喚いたことがありました。

その時は父が私を抱きかかえて私を幼稚園に連れていき、嫌がる私を園長先生に預け、逃げるように帰っていきました。

 

これが当時の幼稚園の先生の指導方法だったんですね。

もしかしたら、あなたも似たような経験があったかもしれません。

園長先生は怖いイメージしかありませんでしたけど、今思えば、自分の信念をしっかり持ち、子供の教育にあたっていたんだろうなと思い出しています。

そして、私も悲しかったけど、父も悲しかったんだよね、きっとTT。

園長先生も悪役を引き受けて、心の中では「ごめんね。でも、頑張れ!」とエールを送っていてくれたのかもしれません。

 

「何でこんなひどいことをするの?」と思い出すこともあるけど、よくよく考えを深めていくと、これも自分のことしか考えていない思いなんですよね。

それを今頃になって気付くというね。

自分の悲しかった思いだけがワーッと出て来て、父がどう思っていたか、園長先生はどう思っていたか、考えるところまでいっていなかったのです。

 

自分を大切に、自分中心で考えるのも、とっても必要なことですよ。

でも、接する相手も自分と同じ人間です。相手だって自分を大切にしたい、と思う気持ちがあっていい。

相手の立場に立つ!という行動を取れるかは、教育の一つなんですよね。私はそう思っています。

自分の無意識が出てしまうというのはよくあって、言われないと気付けないことも多いもの。だから、できるまで言われ続けることも必要なんですね。

 

車の運転はいい例だと思いますよ。

 

タクシーに乗った時、バスになった時、「このドライバーさん、運転が荒いな」と思うときはありませんか?

これも自分の意識で運転しているからですよね。

ブレーキのタイミングも人によって違うし、早めに減速をかける方なら、タイミングの遅い方の運転に、右足でブレーキを踏む動作をしていたりということもありますね(笑)

身体にも力がは入っていることもあります。

 

主人と私も二人で乗ると、よく注意し合います(笑)

主人は、止まる!走る!がハッキリしている運転で酔うし、私は、車が少ないとスピードを出してしまう癖があり、ここは高速ではないぞ!と言われます。

誰かを乗せて運転するときもそれが出てしまうんですよね。これって、普通といえば普通で流してしまうこともできるけど、誰かを乗せていたら本当は相手を思う意識を入れて、相手が安心する運転を心がけた方が良いんですよね。

これもまぁ、私にとっては、相手の立場に立つトレーニングです。

 

自分ってホント自我まみれだな・・って思いますよ(笑)

 

とは言っても、相手の立場に立つというのはなかなか難しい。

これはね、意識しないとできないことだとも思います。

コトバとして出されたものや目に見える表情だけで不快になるのは誰でもできる。

でも、そのコトバや表情の裏にも相手の「心」までくみ取る人は少ない。

 

意識するだけで見えてくるものがそこにはあって、その意識が子供の見えない心を見る想像力を育てることにつながります。

 

これは、私の経験から言えることですね。

 








-考え方

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

不登校は内的なモチベーションをアップさせる

  内的なモチベーションと外的なモチベーション。 内的な評価と外的な評価。 あなたはどちらを好むでしょうか?   学校や組織社会は外的なものに支えられていると私は思っています。 良 …

スポーツから【不登校】の解決のヒントを得る

  ここ最近は、イチロー選手が3000本安打を達成したり、リオ五輪では、柔道、体操団体の金があったり、天皇陛下さまのお気持ち表明もあったりしましたね。   今日は私的に、体操団体金 …

不登校の子の将来に不安を感じたときは、自分が楽しいことをするのが賢い選択

  暑い日が続きますね。 東北も暑いです!!でも、西日本の方に比べたら・・で、これで暑い言っていたら笑われるかな?   昨日は炎天下の中出かけた息子。帰宅後の話を聞いてちょっとビッ …

【〇〇しなければならない】と【〇〇したい】との違い

  昨日、今日と息子は大学に入ってからは、何も予定のない休みの日。 昔の息子に戻っていました。 お昼前に起きて、そのあとは友達とずっとオンラインのゲーム。 何時に寝たのかもわかりません。 & …

人は痛みを避けようとする~子供の痛みと親の痛み

  今日、こんな一文を見かけて、そうだよなと思いました。 人は快楽を得ることより、苦痛を避けたがるというもの。 確かにその通りかも。   例えば、宝くじを想定して、 ・100パーセ …