【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

不登校は自分の心を改める訓練。それを乗り越えれば、自分で選んだ人生を歩める

投稿日:2016年12月16日


 

不登校は自分のハートが鍛えられるな、と思います。

私に限らず、あなたもお子さんには期待しては失望し、を繰り返しているはず。

喜んで、がっかり、感情の波に乗っていますよね♪( ´θ`)ノ
不思議なんだけど、今の私が数年前の私を見ると、振り回されてるなぁと思えるし、振り回されていることが、今の私には目に見えてわかっていても、私はきっと何も言わないだろうとも思います。

なぜなら、当時の私なら聞く耳を持たないだろうし、変に助言をして効果がないと、人のせいにしそうだからね。

当時の私は、「触るな!危険!」状態。

そんな空気をバンバン出していましたね。

人一倍状況を変えたいと思っていたはずなのに、
かなりの意固地(⌒-⌒; )

うまくいかないことが、こんなにも自分のガードを固めてしまうのか?と思えるくらいです。

自分の人生に嘆いて、こんなの不合理だ!と思っても、私ほどの頑固な人間なら、そのくらいの経験がないと殻が割れないということだったんでしょうね。

 

不登校に限らず、育児に悩む人は多い。

育児だけではなく、成長後の親子関係を見てもいろいろと見えてくるものはあります。

たとえば、旦那さんと姑の関係。旦那さんの兄妹と姑の関係。かなりの歳になっても悩みは無くなることはなく、存在していますからね。

 

みんな一生懸命に母親業をしていますよ。

でも、家庭の中にいると、一番振り回されるのは母親ですね。旦那さん、子供、とね笑
両親と同居していればご両親も、ですね。

私も時々振り回されてるー、と思って、そこに気づいて戻ってきます。

つまり、自分でコントロールできるようになりました。

 

たとえば、

子供が将来困らないように、厳しくしつける。
当然ながら、子供の反発を受ける。
そして、その反発に悩む。

そこまでしなくても〜と過干渉と紙一重に近いところで頑張りすぎる。

そして、自分が精神的に参ってしまう。

このケースはあるあるだと思います。

でも、キツいことを言うかもしれないんですけど、これは全て、自分でやっているんです。

自分でやって、自分で精神を痛めているんです。

イライラという気持ちの中で行動を起こせば、そこはまだイライラワールドの中での動きだから、
行動結果もイライラワールドの中からしか出てこない。

むしろ、イライラを増幅させる結果だったりする。

子供のためと思って、精神に鞭を打って、頑張って行動を起こせば、今度はそこは精神に鞭を打つ世界の出来事で、その結果も精神に鞭を打つ結果が現れる。

不安の中で行動すれば、それは不安ワールドの中での動きだから、結果も不安な結果となる。

ある時、私はそんな風に思ったというか、そんなことが多いなと自分の傾向に気付いたんですよ。
わかりやすく言うなら、高いところから、大きなシャボン玉を見る感じです。

その1つはイライラワールド。
もう1つは頑張るワールド。
もう1つは不安ワールド。

それぞれのシャボン玉の中で、母親が一生懸命頑張っています。

上から見たら、シャボン玉の中でぐるぐるやっているのがわかりますよね?

そのシャボン玉から出ない限り、気持ちの変化は変わらないよ、そう思えるはず。私がしていたのは正にコレ。

でも、いつからか、このように上から見れるようになって、それぞれのシャボン玉から出て、処理するようになりました。

とは言っても、今も、その中でぐるぐるやっていることもまだあります。

ただ、その時は、感情が私に教えてくれるんです。

そして、修正を施している。

自分の心をコントロールするのは、他の誰でもなく、自分しかいない。

誰かが機嫌を取ってくれることもあるかもしれないけど、それは一時的に効く痛み止めのようなもの。

効果は長続きしないんですよ。

薬に依存するよりも、生活を改める方がいい。

そして、生活を改めるのは自分自身にしかできません。

精神も一緒。
自分で生活習慣を変えていくように、心も変えていく努力が自分のため。

なかなか悩みの最中には受け入れられない考えなんですけど、一応書いてみました笑

 








-考え方

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

人は痛みを避けようとする~子供の痛みと親の痛み

  今日、こんな一文を見かけて、そうだよなと思いました。 人は快楽を得ることより、苦痛を避けたがるというもの。 確かにその通りかも。   例えば、宝くじを想定して、 ・100パーセ …

不登校の子供は発達障害?

  私が学生の頃は、不登校という言葉はなく、登校拒否という言葉を使っていました。 発達障害という言葉も聞かなかったような気がします。 今になって思えば、それっぽい子がいたなと思うことはありま …

不登校という『独自のフィルター』を持っている私。なぜかって?だって、復学できませんでしたから

  不登校の新しい定義について今日も考えていたんですけど、何回も息子と冗談交じりで話しあったこともあったんですよ。 今でもよくある会話は 『今日の給食係はあんたねー^^』 『えっ、俺かよ^^ …

お子さんの未来の職業は何だと思いますか?

  宝くじ1000万円当選〜 なんて、私のことではないですよ。 主人は買いますけど、私は実はあまり興味がありません。 当たれば確かに嬉しいし、一時的には潤うし、外食に当てたり、ちょっと贅沢な …

不登校の子の将来に不安を感じたときは、自分が楽しいことをするのが賢い選択

  暑い日が続きますね。 東北も暑いです!!でも、西日本の方に比べたら・・で、これで暑い言っていたら笑われるかな?   昨日は炎天下の中出かけた息子。帰宅後の話を聞いてちょっとビッ …