【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

以前はできなかったけど、今は簡単にできること

投稿日:2016年8月12日


 

『以前はできなかったけど、今は簡単にできること』

今日、目に入った言葉です。

 

これについて思うことがあるので今日はこれを記事ネタにします。

 

人間みんなに共通していることは、生まれてからは死に向かって生きているということ。

 

この期間をどのように生きるかはその人次第。

困難に立ち向かって達成感を得ていく人生もあれば、日常の『安心』を求め、敢えて冒険しない人生もあります。

どのような人生にしても、人は進化していくものである、と私は思っているんです。

前は難しくて絶対できないと思っていたものでも、やってみたらできたなんてことはよくあって、今では簡単にやっていることがあります。

 

よく例えに出されるのは、車の運転ですよね。

 

私が免許を取った時はマニュアル車しかなかったので、歩行者や道路状況を気にしながら、クラッチ踏んでギアチェンジまでして、

最初はそんなにいっぺんにできない・・・と思っていたし、

『交差点でエンストしたらどうしよう・・・』

『坂道でバックして後ろの車にぶつかったらどうしよう・・・』

『事故を起こしたらどうしよう・・・』

なんてことばかり考えていたし、免許を取って、一人で運転するのはとても怖かった記憶があります。

 

高速道路の運転も同じでして、

『合流するときに後ろから車が来たらどうしよう・・・』

『うまく合流できるかな・・・』

スピードを出すだけに、本当に怖かったですね。

 

でも、今はちゃんと落ち着いて運転できるし、怖さもないし、むしろ車がないと不便です。

高速道路もそんな頻繁に運転するわけではないですが、こちらも慣れることで、怖いより便利が勝るようになりましたしね。

 

車の運転以外には、そうですね、私のような主婦は料理がそうかもしれません。

私は結婚前は、ほとんど料理をしない、娘らしくない娘だったんです(笑)

『作り方わかんな~い』

だったんですけど、今では30分もあれば簡単なものはササッとできますし、千切りだってリズミカルにできるようになっています(笑)

 

車の運転も料理も日常生活に潜り込んでしまっているので、昔はできなかったことを忘れていたり、或いは、そんなことに気付こうとしていないってこともありますね。

でも、必ず何かがあるはずなんです。

 

私は今こうしてブログを毎日書いていますけど、

これだって、怖かったです・・・
(私だけかなのかなぁ)

読んでもらうために書いているのに、読まれるのが怖かったのです。

自分のことをさらけ出すことが怖かったんですね。

 

『これを書いたら、どんな批判を受けるんだろう?』とマイナスの感情が出てくることもあるし、書くこと自体にも、どこかで良く見せようとカッコつけている自分がいる。

まー、時間もかかっていたし、毎日書くのは結構負担だったりもしたんですけど、やっぱりこれも慣れ。

今は自然体で思ったことを表現してますし、共感してくださる方に届くことを願っているので、その他の方に対する構えが一切ないんです。

一旦パソコンに向き合えば、今では30分くらいで書けるので、たいした負担でもないし、書きながら自分の中での発見や気付きもあって、むしろ楽しかったりします。

 

今日ね、冒頭の言葉を目にして、

『以前はできなかったけど、今は簡単ということはなんだろう?』

と考えたんですよ。

 

パッとでてきたのが上記の

・車の運転
・料理
・ブログを書くこと

でした。

 

一番最近の出来事がブログなんで、ブログが今の私には自分の進化につながっていると思います。

3年前の自分からは想像できなかった自分が、今ここにいるのです。

 

以前はできなかったけど、今は簡単にできること。

あなたにとって、それはどんなことですか?

 

今は、当たり前にしているけれど、始める前は、怖かったり、不安だったり、そんな気持ちが強かったものってありませんか?

それが今はできているのですから、今できない、無理、と思っていることも、数年後には、

『これをやるのが怖かったんだよね・・』

と絶対思っているはずです^^

 

なぜなら、人は進化する生き物だから。

 

これは、もちろんお子さんにも当てはまります。

 

お子さんにも前はできなかったけど、今はできるようになったことがありますよね?

なんか、できない部分にばっかり目が行きがちにはなるんですけど、

『以前はできて、今はできていること』を引っ張り出してあげて、

『これって、すごいことだよ』って気付かせてあげるのもいいですね。

 

できない自分ではなく、できる自分のイメージを持たせたいです。

できたことは、嘘ではなく真実ですからね。

あなたもお子さんもです。

 








-考え方

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

不登校を生かした世界

  今日はちょっと妄想をしていた自分に気付きました^^ 息子のこと。 不登校の子供たちのこと。 不登校の子供たちが集まった会社があったら、どんなことができるだろう? 各々が個性を発揮したら、 …

【逆から考えてみる】~これは今後の息子のキーワードかもしれません

  友人が帰って一夜明け、息子は爆睡・・・   中古ソフトを数枚買ってきて、ずーっとゲームをしていました。 疲れないのか?と思うくらいにずーっとです。   そういえば、ゲ …

不登校の子供はおいしいたい焼き^^

  息子の通う医療系カウンセリングのドクターはこう言います。 『学校はたい焼き製造機』だと。   この意味が分かります?   ドクターも不登校の子をたくさん患者さんとして …

不登校の親がしてしまう特徴的なことに気づいていますか?

  不登校に限らず、子供に関することで夫婦の意見が食い違うというのはどの家庭でも見られることだと思います。 それぞれの考えがあり、主張がある。 その考え方に偏りがあったとしても、子供の将来の …

不登校だからこそ、子供を褒めてみてください

  先週からスマホゲームのモンストのキャラをもらうために、毎日外出している息子です。 わからない方のために簡単に説明しますと、 映画の公開イベントらしく、12月10日から12月25日までの期 …