【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

お子さんの未来の職業は何だと思いますか?

投稿日:2016年9月24日


 

宝くじ1000万円当選〜

なんて、私のことではないですよ。
主人は買いますけど、私は実はあまり興味がありません。

当たれば確かに嬉しいし、一時的には潤うし、外食に当てたり、ちょっと贅沢な買い物をしたり、楽しいかもしれない。

でも、継続的な収入ではなく、これは降って湧いた一時的な収入。

自分の力で生み出したお金ではないので、使ってしまえばもう入ってこないお金です。

 

宝くじに限らず遺産相続でもよくありますね。

遺産は重みがありますけど、助かることも多いです。

でも、使えばなくなりますし、また入ってくるということは確率的にも低いでしょう。決して、安心という状態ではないですね。

それよりも、少ないながらも継続的に入ってくる収入が、2つ、3つあった方が精神衛生上良いのではないでしょうか?

 

親は子供が学校に通う姿を望みます。
保健室登校でも、別室登校でも、子供が学校に行ければそれは本当に嬉しい。

これで、少しずつ通えるようになるかも・・なんて、期待をしてしまうのが親心でもあるんです。

でも、なかなかそうはならないんですよね。

私も喜んでは落ちて、を繰り返してきました。

 

でもね、こうも思います。

学校に行けない子が行こうとするのは、勇気も必要であり、エネルギーも人の何倍も必要。

行って疲れるのは普通のこと。

この状態での継続は、身体も精神も壊しかねないなって。

子供にとっては決して簡単なことではないんですよ。

ですから、もし、お子さんが学校に行ってみようかな、と言ってみたり、実際に行った時は舞い上がらずに、子供の勇気を称えたいです。

 

何かを変えようと行動するお子さんの姿は、本人にとっては挑戦でもあって、うまくいくかも、いかないかもわからない不安な状態。それでも、何かを変えようとしている立派な姿なのだと思います。

これで『あー良かった〜』と親が安心して喜ぶのは、まさに宝クジにあたった状態と思ったんですね。

 

親が長期的に子供に望むことは何ですか?

 

私は息子に、自分で望む人生を歩んで欲しい、と願っています。

自分らしく生きて、自立もし、幸せに生活してくれることを願っています。

私にとってはこれが変わらない軸。

一時的に喜んではみても、軸を忘れない、ぶらさないことが大事。

 

学校に行く、行かないだけでなく、その日の精神状態に変化があるのも不登校の特徴です。

お子さんのテンションが高い時、よく話してくれて機嫌が良い時、これはお子さんのどこから来たものなのか、感じ取ってみてください。

嫌々動いたけど、それをすることかできたという自信なのか、それとも体調が良いのか、友達と話やLINEをして楽しかったのか、その子なりに何かがあると思うのです。

 

不登校は観察すること。
想像を重ねて感じ取ってみること。

 

お子さんがこれだったら受け入れられるということは何なのか、
お子さんが苦手と思っていることは何なのか、

この特徴はそうそう変わるものではないと私は思っています。

お子さんの言葉にはできない奥底にあるものを知り、それをお子さんの人生に活かすことを考えてみる。

毎日共にいるのですから、いろんな観察をしてみてください。

合っていなくてもいいんです。
もしかして、こうなのかな?
ということを繰り返していると、なんとなくわかってくるところもありますから(我が家の場合はまるっきり違うことも多々ありすぎますが)

 

共に過ごす時間は、

この子が将来、力を伸ばせる分野はどこだろう?

この子の隠れた特性を活かせる分野は何だろう?

と観察するのも良いと思います。

 

分かりやすいように私が考えた例をあげますね。

・プロボウラー
・ドリラー(ボウリングのボールに穴をあける技術者)
・折り紙作家
・レザー職人
・時計修理技能士
・独創的料理研究家
・不登校専門の家庭教師
・不登校専門のカウンセラー
・深夜専門のカウンセラー

などなど。

発想はサラリーマンに縛られないでくださいね。

自分が新たな職種を創り出すくらいの方が面白いですよ^^

 








-考え方

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

子供が不登校になって身についた思考癖

  昨日は、不登校と発達障害とについて少し書き、私の息子もアスペルガーの傾向が強いように思うということにも触れました。 でも、私はそれがどうした? と一向に気にならないということも書きました …

間違った協調をすれば、それが我慢になり、苦になる

  昨日、今日と息子は休み。 木曜日に試験が一つと金曜日に提出期限のレポートがあって、それが終われば夏休みです♪   息子の大学はレポート形式が多いですね。パソコンが入学時に支給さ …

不登校で親の気持ちが上がったり下がったりでしんどい時は、自分のイヤを確認しよう

  台風がまた被害をもたらしていきました。 自然災害は心が痛みますね。。。 私が住む東北はほとんど台風は逸れていくので被害は少ないのですが、それでも大雨で電車は運休。 息子の大学も休講となり …

ネガティブな感情と向き合う際には、潜在意識の仕組みを知っておいて損はない

  昨日は春一番みたいな強風の一日でした。 気圧の低下は、私と息子は体調の変化でよくわかるんですよね。昨日はそんな一日。 ま、ゴロゴロしていたということです(笑)   自然現象とい …

子供が興味を示すところには何かがある

  アメリカの大統領がトランプ氏に決まりましたね。 個人的な感情はさておき、多くの人が注目していたのは明らかです。 日本の政治に興味を持てないような人も、学生も、アメリカの大統領選は気になっ …