昨日、主人と息子が藤井聡太四段の高校進学の話をしていました。
私は2人から聞いて初めて内容を知ったのですが、ちょっと話題になっていたんですね。
藤井君は現在中学3年生。お子さんが同じ年頃ということで、ウォッチしている方もいらっしゃることと思います。
藤井君は、名古屋大学附属中学校で、普通に行けば附属高校に進学する流れ。
藤井君は将棋に専念したい!お母さまは進学させたい!
こんな感じですよね?
我が家での議論は意外な展開?(笑)でしたよ。
主人は「将棋に専念すればいい」
息子は「通信制に行けばいい」
です。
藤井君はもうプロとしてやっていて不登校とは違いますけど、高校に行かなければ中卒なってしまいます。
私は主人の答えが思いのほか意外でね、変わったなぁと思いました。
でも、主人の考え方をここまで変えたのは息子なわけで(笑)、それもやはり学びなんですよね。息子の不登校の渦中には出てなかった答えだと思います。
普通に高校に行って、行きたければ大学に行って、そして、普通に就職する。
これが私たちの思い描いていた進路でした。
でも、息子には学校が窮屈な場で、勉強以前の問題で環境に適応できなかったのです。
主人はここがなかなか理解できずにいて、主人も主人なりに悩んだろうし、息子は息子で分かってもらえないもどかしさ、苦しさを味わっていたと思います。
うん、懐かしいですね^^
もしかしたら息子は適応障害があるのかもしれませんが、今となってはそれでもいいし、私は一切気にしてません。できることを探して、なければ創ってやればいいだけなので。
ですから、息子の「学校NO!」は私達親子にとっては、考え方の転換を促してくれるものだったんですね。
もし息子が復学していたら、私はまた、高校→大学→就職という考えに戻っていたと思います。
主人も今はどの子にもその子の個性があり、強みもあれば、苦手なこともある、という考えにシフトしてきているのでしょう。
藤井君のことに関しても、附属高校ともなれば勉強が大変。勉強よりも強みの将棋に専念させたい、という考えなんだと思います。
息子の通信制は私にとってはわかりやすい(笑)
息子の考えは、通信制であれば学校に行くこともないし、自分のペースで勉強できる。つまり将棋をメインに据えて、空いた時間で勉強というスケジュールが組めると思っているのでしょう。レポートも普通に出していれば単位は取れるので、そんなに負担ではないし、通信制で高校卒業資格を取っておいて、大人になって、もし行きたかったら大学に入ればいい!
きっと、こんな考えかなと。
最後に私はどう思うかを書いておきますけど、
昔の私なら、高校に行きながら将棋もと願い、藤井君のお母さまと同じ考えだったと思います。そして、今の私ならですけど、まずは子供の意見を尊重することが大前提。なので、将棋に専念することをサポートするでしょうね。
ただ、高校に行かないで将棋に専念する場合のメリット、デメリット、高校に行きながら将棋をするメリット、デメリット、これを一旦きちんと考えさせるかな。
行かない選択をするのはいいけれども、そのことが引き起こす最悪の事態にはどんなものがあるか、それを洗い出して、それに対応してから決断をサポートします。
参考意見もいろいろ聞いて、自分の思いだけで判断しない努力をして、子供にとって最善の道を歩ませたいですね♡
藤井君の進学問題については、人の数だけいろんな考えがあるように思えます。そして、どれも正解だとも思います。
あなたの考えはどうでしょうか?ちょっと考えてみると面白いかもしれません(^^♪