【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

想い

喫煙もスマホも気付いていないけど、自分が支配されているということ。自分でコントロールしよう

投稿日:2016年7月26日


 

昨日はポケモンGOをプラス面に捉えた話を書きましたが、今日はマイナス面というか、意識する点について書いてみます。

批判ではありません。

どう扱うか、ということについてです。

 

『危ないからやめなさい!』こう言うのは簡単なんですよ。

しかしながら、もう面白くて夢中になっていて、それをすることがやめられないからやっているんですよね。

 

喫煙者、ヘビースモーカーの方に聞いてみましょう。
『タバコは体に悪いからやめなさい!』そう言われて素直にやめられますか?

 

どう見ても、タバコは体にいい影響を及ぼすものではなく、害ばかりです。でも、喫煙者にとっては一本吸うことで『ほっと一息・・』というストレス緩和的なのはあるんでしょうね。

 

私は吸いませんけど、主人は40年間の喫煙者です。

息子が喘息で、小児科医の先生から『お父さんタバコをやめてください!!』と言われていたのにやめられず、ここまで来ました。

子供が産まれる前は部屋で、子供が産まれてからは換気扇の下で、医師に注意を受けてからはベランダで、そして現在は外で散歩をしながらと喫煙スタイルは好ましい方に変わってきてはいるのですが、やめられません(笑)!!

 

ゲームもやめられないんですよ、きっと。

注意を促すお母さんにもやめられない何かがあるはずです。

 

私は、そうですね、本とか教材とかそういうのを購入するのが大好きだし、カフェで過ごすのが好きだし、ゲームではないけど、私もインターネット依存気味です。

 

ゲームにしても、タバコにしても、インターネットにしても、その他の熱中してしまうモノすべてにおいて、自分の意志で行動はしています(そのように見えます)。

しかし実は、自分ではないその対象物に支配されてしまっているんですよね。

そして、これはおそらくみんな無意識。

 

これ、モノだからわかりずらいのでしょうか?

対人であれば、もしかしたら『私、いいように使われてる?』と気付けるのかもしれません。

 

ポケモンGOをしながら、車道に飛び出したり、知らないうちに高速道路に入っていたというのはあってはいけないことだし、これは、

自分がゲームをしているのではなく、ゲームに自分がコントロールされています。

 

自分って尊いんですよ。

自分の選択一つで人生が大きく変わることだってあるし、その選択をできるのが自分自身なのですから。

他人やモノにコントロールされて、自分の望みの人生を歩めるでしょうか?

かなり難しいでしょう。

仮に望む人生に到達できたとしても、回り道をしているはずです。

私もインターネット依存から、変な情報を掴んでしまって痛い目にあったり、情報がありすぎて『どれがいいの?』と混乱したことも数知れずでして、振り回されていた自分を経てきました。

 

今思い返せば『アホだったな・・・』と、振り回されて、自分の意志を他に預けてしまった自分が
丸見えなんですけど、その当初はわからなかったんですね。

 

心がけとしては、『自分がコントロールする』という意識を持って、もし流されそうになったり、流されたときには、気付いて戻ることなんだと思います。

自分が溺れてしまわないようにね。

 

一つ一つの選択が自分の人生を創っていきます。ゲームや情報に流されてそちらにコントロールされるのも自分なら、ゲームや情報をコントロールしていくのも自分。

踊らされる人生より、主体的に動かす人生の方が悔いがないと私は思うようになりました^^

 

不登校に悩むと自分の軸は弱まって、人からのアドバイスや意見に踊らされることが多くなります。

こう言われたからやってみよう!
この方はこれで改善した、真似してみよう!

これがうまくいけばいいのですが、うまくいかなかったときに、これを他人のせいにしている自分がいたら要注意ですね。

 

自分で選択してうまくいかなかったら人のせいにはしないはずなので。

 

これもね、息子が不登校だから気付けたこと。

息子が不登校でなかったら、自分が振り回されている意識もなかったろうし、情報を求めて溺れていることにすら気付いていなかったかもしれません。

ちょっと厳しめの意見だったかもしれませんが、大切なことなので自分を見つめてみてくださいね。

 








-想い

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