【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

つぶやき

【掃除】は【場】をきれいにするだけでなく【心の掃除】にもつながるもの

投稿日:2017年12月31日


 

今年も今日で終わりですね。

今年もご訪問頂きまして、どうもありがとうございました。

個人的に思うことはたくさんあるのですが、私の中では思考の幅も少しだけ広がって、そしてより深くもなって、昨年よりもいろんなことを広く見渡せる視野の広さと心に余裕を感じられた一年でもありました。

それは、こうして文章を書いたおかげですね。

「書く」と言う行為は、自分を別次元に連れて行ってくれるものがありますから。

 

【掃除】をすれば【不登校】が解消される??

さて、今年度の締めくくりは年末にふさわしく「大掃除」にまつわる話。

大掃除とまでいかなくても、年末は掃除や片付けをされている方がほとんどでしょう。

今の私の中で、掃除とは書くことと同じで心の浄化につながる行動なんですよ。

掃除に対する考えかたも不登校を通して大きく変わったというのがあるので、今日はそれをお伝えしますね。

 

 

10年くらい前でしょうか?

私は、人生を変えたくて「掃除」を意識するようになりました。

それは、運気をあげるために掃除をするという、ちょっと邪な気持ちが入ったもの。

もしかしたら、息子が登校する!というご褒美があるかも?なんて気持ちもありましたね(笑)

で、最初に始めたのは、毎朝のトイレ掃除と玄関の三和土の水拭きです。

良いことを起こすために、毎日懸命に取り組んでいました(笑)

習慣の威力とはすごいもので、毎日掃除をしているうちにやらないと気持ち悪く感じるまでになったのです。

良いことを願うのではなく、やらないと気持ち悪さに負けるんですね。

プラスの習慣化に正直驚いたところでもありました。

ただ、この時の私はまだまだ我が強さが残っています。

例えば、この年末ですね。

年末といっても掃除をしているのは私だけなので、

 

「なんで手伝わないで座っているんだよー!!」

 

と心の中ではイライラ。

毎年毎年この感情との戦い。

私ばっかり。誰も手伝ってくれない。年末に忙しいのは私だけ。

嫌なやつですね〜(笑)、でも、真面目にこんな気持ちになってやっていたんですよ。イライラを撒き散らしながらね。

こんな気持ちでやっても運気は上がらないのは当然な訳で、今振り返れば笑えます^^

でも、徐々に掃除に対する意識が変わっていって、私の掃除熱も上がっていったのです。

 

掃除とは動く瞑想。心の浄化につながるもの

簡単にいうと、掃除をすることで自分の心に清浄感を得られるようになり、それをどんどん深めるようになった感じです。

動く瞑想が掃除のようなイメージですね。

具体的には、大、中、小の掃除を取り入れるようになって、水拭きが圧倒的に増えました。

ちなみに、ざっと紹介するとこんな感じ。

 

小掃除

毎朝のトイレ掃除、玄関の三和土の水拭き、洗面所床の水拭き

 

中掃除

これは1ヶ月に1回の掃除で、窓拭き掃除、ベランダの水拭き掃除、床の水拭き

 

大掃除

年に2〜3回の換気扇掃除、お風呂の掃除

 

中掃除は月が変わった1日にするのが習慣なのですが、今回は年末なので前倒しで一昨日に済ませ、昨日は換気扇とお風呂掃除を済ませて掃除終了したところです!

 

「へー、マメなんだ!」

「私には無理!」

「綺麗な家に住んでいるんだね!」

 

と思われる方もいらっっしゃるかもしれませんが、我が家は物が多いし、掃除はすれど片付けは下手っぴです(笑)

なので、あまり引かないでください(⌒-⌒; )

それに、取り組むきっかけは、運気をあげるためでしたので。

それが今はというと、自分が「やりたい」という掃除に切り替わっています。

 

なぜ、そんなに変わった???

掃除のあとって、普通に気持ちがいいですよね?

私だけの感覚かもしれませんが、水拭きはかなり効果ありです。

いろんなところを水拭きすることで、心の汚れも拭き取れていく感じ。

今日は、換気扇をみるのも、ベランダをみるのも、お風呂をみるのも、床をみるのも、気持ちよくて眺めてはニヤリ( ̄▽ ̄)です(笑)

ま、汚いよりは綺麗な方がいいのは当然の感覚ですが、何よりも自分の心がスッキリするのが一番で、心がリセットされ前向きに取り組める感覚が増します。

だから、掃除においても、無理強いして掃除をさせるというのは、効果がないかもしれませんね。

学校の掃除を思い出していただければわかると思いますが、何でこんなことをしないといけなんだーと思っていたし、適当に済ませてやったふりで逃げていましたもん。

そんな気持ちでは、場も心もきれいになりません。

なので、今は誰にも全然手伝ってもらわなくてOK!と思っています。

自分の心のための掃除なのでね。

今、こうして今年最後のブログを書いていますけど、掃除を終えてスッキリした心で向き合えるのがとても気持ち良く、今年最後の投稿にベストかなと思います。

 

 

さて、この感覚は私だけのものではないと思います。

掃除をした後の心の清浄感をあなたも年末の掃除で感じていると思うんですね。

その気持ちをちょっと味わって欲しいなとの思いを込めて、この記事を書いています。

今年もあと一日あります。

トイレでも玄関の三和土でも廊下でもいいので、ちょっと水拭きをしてこの感覚を感じてみてください。

これは来年に繋がりますので、やってみると良いと思いますよ。

私のように、良いことを起こすための掃除が自分のための掃除になるかもしれませんしね(笑)

 

心が整うと寛容になるから不思議ですよ。

ですから、邪な気持ちでも取っ掛かりはなんでも良いんですよ。

まずはやること、行動をすること。

最初は行動と心にズレがありますけど、次第に心が行動に追いついてきます。

その感覚を味わえたら良いですね。

繰り返しますが、掃除をすること、ブログを書くこと、この2つに共通して言えることはどちらも心の浄化だよ、ということです。

 

今年を振り返りと来年へ向けて!

長くなっておりますが、そろそろ総括とします。

私は学校に行かなくて良い、大丈夫!不登校!を掲げています。

私のブログを読んでくださっている方は十分ご存知だと思いますが、息子は復学できないまま大学に進学しています。

ですから、復学をさせる方法についての経験をお伝えすることはできません(笑)

ただね、この過程が私の思考を広げるには良かったのです。

社会的には下の下で見下されても仕方がない立場で、それはスルーをしつつ受け入れます。

でも、思考概念としては、不登校というのは登校レベルを包括してしまう上位のものと私は思っています。

これは絶対に、得であり、徳積み、なのです。

 

意味が伝わりますか?

登校できている子供の母親が不登校を理解し受け入れるのはとても難しいけど、不登校の親は他の不登校親子を否定的には見なくなります。

登校できたら、素直にすごいね!と言えるし、登校できなくても、無理しなくて大丈夫!学校に行かなくても人生はなんとかなるから!と言えますし。

皮肉なようですけど、不登校が長引くほどに、母親のマインドレベルは上がっていくんですね。

マインドレベルが上がっていけば、不登校に対する捉え方も一変します。

私は、己をこのマインドレベルにしていくことが、母親であるあなたの今後の人生も幸せにするものにするはずだ!と固く信じています。

私が発信を続けるのは、お子さんを登校させるためではないんですよ。

母親のマインドを底上げして、そのような母親を増やしたいからなんですよ。

 

私も日々勉強を続けてはいますが、感覚的にわかっていても、言語化して伝えきれていないもどかしさみたいなものをずっと抱えていました。

心を表現するというのは終わりのない旅のようなもので、共に進んでいくようなものですね。

でも、ちょっと掘り下げていくことで、こう伝えればいいか!と気付けた部分もあるにはあります。

それが今年の収穫といえば収穫です。

来年は、それを噛み砕いて伝えることができるよう、そして読んでいただける方にも「そうだったのか!」と視界がクリアになるお手伝いができることに挑戦したい!と思っています。

ではでは、最後に地味な目標を掲げて終わります!

 

「今年はブラインドタッチをマスターするぞ!!」

 

(そう、私はブラインドタッチができないのです笑)

 

それでは、良いお年をお迎えください!

来年またお会いしましょう!!

 








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