時々息子を見て、これが我が子なんだよなぁと不思議になる時があります。
似ているところもあるし、でも、異性だし。
そうそう、我が家はひとり息子なんですが、息子とよく姉がいたら?弟がいたら?な話をします。
完全にイメージの世界なのですが、兄弟がいたらこんな感じなのだろう、と。
なぜ、姉と弟なのかはわからないけど笑
一番ふさわしいイメージが、姉と弟ということですね。
まず姉はどんな風か?
これはわかりやすい。勝気で感情をストレートに出す強い女性。
これは、私の若かりし頃の姿と主人の実家側の女性の姿を合わせると、そうなります。
とにかく、ものすごく強い女性ということ笑。私も娘がいたら手を焼きそうな感じが、すごくリアルに想像できます。
次は弟君。
これまた、厄介なイメージ。
これは昔の息子のイメージから来ていて、しゃべりまくるし質の悪いイタズラをする。
例えば、
親切心でピザを焼いてくれたと思ったら、タバスコが大量にかけてあったり、
長Tシャツを着ようとしたら、袖同士が結ばれてあって手が出なかったり、
ノートを開くと、変な絵が描いてあったり、
弟ならきっとこんなイタズラをするかな、と。
これは、私と息子との一致した想像です。
まぁ、これは想像でしか描けない世界ですけどね、これはこれで結構楽しい。
あなたは、イメージや空想は得意でしょうか?
脳は、現実と想像の世界を区別できないと言います。
不登校だと、心配、不安、良くないイメージは、簡単にできてしまいますよね。
私も得意ですよ^^
恐いのは脳がそれを現実と捉え、成し遂げようと動いてしまうこと。
そうすると、心配、不安のループに陥るし、現実もそのようになってしまう可能性が高くなります。
では、どうすればいいか?
逆のことをするしかないですよね・・・。
でも、なかなか大人になるとこれが難しい。
純粋な子供は上手ですね。絵などを見ると、よくわかります。発想が豊かで、そこには何の制限もなくて、ただ自分の世界を楽しく表現しています。
大人になるにつれて、論理的に考えることも多くなって、左脳を使うようになるということかな?
いろんな理屈が上手になります。
それはそれで良いことと思いますけど、論理的に考える中にも、面白い発想があった方が絶対印象にも残るし、自分も楽しいですよね。
不登校という状況は変えられないかもしれないけど、だからと言って、子供の未来が暗いと誰が決めたのでしょうか?
私はそう思いたくありません。
周りと比較して落ち込んだり、人からの意見に傷ついて、明るい未来を描けなくなることは、何度もありました。
悪い方向へのイメージは容易にできるのです。
でも、考えてみれば、私の親も親戚も友人も不登校経験者はいなかったですし、不登校の子供を育ててもいないんですよね。
いろいろ心配して意見を言われたこともありますが、それはたいていは未経験者の意見。
今では冷静に聴けますし、心配してくれる気持ちは嬉しいです。
ただ、わかっていないな、と思うこともあります。
不登校が長くなると、この辺の選別もできるようになりますね。
あなたも周りからいろいろ言われることも多いと思います。
でも、言われることにいちいち反応して、自分を傷つけないで下さいね。心配してくれる気持ちにだけ感謝しましょう。
暗く落ち込んでしまいそうなときは、お子さんを見て下さい。
たくさんいいところがあるお子さんですよね?
人より優れているところがありますよね?
お子さんのいいところをもっと探して、将来に活かしていけるように、その個性を伸ばせる想像力を育てる練習もしてみて欲しいです。
私もまだまだ隠れている息子の個性を探していますよ。
そして、私自身の個性も探しています。