昨日、友人に勧められてあるDVDを観たんです。
今の私は必要な時に必要なものに出会うという考えでいますので、勧められたもので自分が気になったものは素直に受け入れるようにしています。
直接答えが教えられるわけではないんですけど、『気付き』や『ヒント』は得られることが多いんですね。
昨日得た『気付き』から、もしかしたら参考になるかなと思えたことがあったので、それを記事します。
私の息子は勿論なんですが、息子と同世代の子でiPhoneやスマホは持っているのは、もはや普通ですよね?
親としては、
『スマホばっかり・・・』
『スマホ中毒』
『トイレにいるときまでするな!』
『食事中までするな!』
と言いたいことがたくさんあるかと思うんです。
私も実際そう思います。
食事中は行儀が悪いですしね。←これ、私の育った環境だけですか?
食事中は食事だけに集中するのが私が小さいころの習慣でしたし、その時間の観たいテレビは観れませんでした。
そのおかげで、早く食べて、早く観る、なんてことをし始めたので、早食いの特技が出来てしまいました(消化不良を起こすから特技としてはダメですね)。
スマホを持ちながらのトイレは、飛び散りを減らす意味でも、しっかり持って狙い定めてしてよ~と思いますし。
親としては言いたい事は山ほど出てくるんです。
ここまでは普通の考え方。
あなたも『うん、うん』と頷けたかもかもしれません^^
ここからが私の変わった考え方に入ります。
私もiPhoneを使っていますし、主人もアンドロイドを使っています。
でも、便利な機能も知らない可能性が高いです。
主人はサラリーマンですから、使いこなせれば、作業効率が一気に上がるなんてことはきっとたくさんあります。
私達が子供の年齢の時には、携帯電話もありませんでした。大人になって、しかも、熟年に近くなって初めてスマホを手にしたんですよ。
でも、持っているだけ。
子供の吸収能力が早いのは認めざるを得ないです。
我が家で実際にあった具体例をあげます。
我が家では、7年ほど出目金を飼っていたんです。
その出目金の様子がおかしくなった・・・というときに、息子も主人も私もそれぞれに、出目金を助けたい一心で検索をかけていたんですよ。
それで、これかな?これかな?と話していたんですけど、息子の検索結果が一番詳しいし、しかも早い。
私が一つの病気にたどりついた時には、何種類かの他の病気の可能性も探し出していましたし、その対処法も調べ上げ、同じような体験をしている方の記事を見せてくれたり、考えられるものをたくさん提示してくれたのです。
検索の勘というか、ヒットする検索の仕方というか、息子と私や主人では回路そのものが違うんだなって思いました。
更に先の情報まで探せるというのは、少なくとも私にはない才能なわけで。
iPhoneばっかりいじっているようで、これが今の時流。その流れに上手に乗っているのが現代っ子なんですね。
いろんな便利なアプリがあることもたくさん教わりました。
スマホが悪い影響を及ぼすとか、確かに気を付けた方がいいこともあります。
でもどうでしょう?
悪い面ばかりに目を向け、『今の子達はスマホを離さない』と言ったりするのは、昔、大人から言われた『昔はこうだった・・・』という実感できない話を聴かされるのと同じことです。
私たち親世代が昔の感覚や昔の自分との比較でもって話すから、子供たちは『知らねえし・・・』なんですよね。
大人の方が遅れていて、スマホ一台扱えなかったら、今後は通用しない世の中になるのかもしれない。
その可能性が高いと思います。
今回は出目金の病気でしたけど、検索次第では人の命を助けることもできるとも考えられますよね?
今は情報が溢れている時代ですから、いかに求めている情報を探すかが求められるんです。
世界に目を向ければ、難病を克服した人の情報もどこかにはあって、検索から次の検索をかけて、自分が必要としている情報にたどり着くまで調べれば、もしかしたら、それで主人の両親の病気を助け、命を救う、ということもないとは言えないのではないでしょうか?
子供はiPhoneばっかりいじっているようで、大人が欲しい能力を磨いているようなもんです。
本人たちは楽しく、何の気になしにやっているんでしょうが、え、それ何?そんなことできるの?
と思うようなことも『常識じゃん!』って返してきますし、使いこなす能力は才能ですね。
ですから、
子供にやめてもらたい、と思うことに『本当にそうだろうか?』と疑ってみる。
そして、視点を変えてみたりすれば、これから訪れる先の流れを見通すこともできるかもしれません。
私が高校生の頃に、まさかiPhoneのようなものができるなんて想像もしてませんでしたから、20年もあったら激変しますよ。
これから20年後・・・
不登校の子が個性を伸ばせる時代になっているでしょうか?
皆勤賞だった子が、『どうしたらそんなに好き勝手に生きてうまくいくんだ?』なんて聞いてくるでしょうか?
今不登校だからって、20年後が不利とは決して言えないのです。
どんな状況であれ、希望を捨てる必要はないと思います。