【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

母の心

息子は息子~やっぱり好き^^

投稿日:2016年8月29日


 

子育てとは一生もので、子供がいくつになろうとも、親が親であることは変わらず、我が子を気にかけていくものです。

主人の母親は、毎朝神棚に手を合わせて、子供一家の元気を願っていると聞きました。

離れて暮らしていても、毎日顔を思い浮かべるものなんですよね。

子供が家庭を持てば、子供の家族をも気にかけます。

嫁は他人と思っても、嫁や孫に何かがあれば子供である息子の苦悩が増えるわけですし、親としたら、子供には笑顔でいて欲しい。

だったら、家族全員が、笑顔で、元気で!

なんですよね^^

我が息子も自立して家を出たら、私もきっとそうなるんだと思います。

 

子供のことが心から離れないことが分かっているのなら、もう、覚悟を決めてとことん付き合うつもりでいるのが良い。

不登校は育児の中にある一つの症状にしかすぎないし、長い人生というスパンで見たら、これからまだまだいろんなことが起きてくるでしょう。

金銭問題で勉強するかもしれないし、夫婦関係で勉強するかもしれないし、健康問題で勉強するかもしれません。

それでも向き合う私というのは簡単に想像できるので、何があっても母親、これにつきます。

 

子供が学校に行かなくても、私達は子供が大好き。

子供が次に困らせるようなことをしても、他の人なら匙を投げて関係を断つことがあっても、子供はやっぱり大好きなんです。

法に触れることや人に迷惑をかけないこと、親として伝えていくことは多々ありますけど、そのほかのことは、大きく構えるくらいの気持ちでいた方がいいのかもしれません。

 

これも見えないものの中での大切なことのひとつ。

『覚悟』ですね。

 

本人の『覚悟』が勝ると、その見えない雰囲気や空気感が変わります。

その波動が子供にも伝わります。

 

私は息子の不登校に付き合うこと11年です。

症状が出始めた当初は、中学校に通う姿、高校に通う姿を想像しました。

その姿はとうとう見ることができず、願いが叶いませんでしたけど、今は、最終的に自立できるように、と目標を変えて、息子を見ています。

そして、現在は大学進学を目指しているけれど、それさえも実現するかどうかもわからない。

本人の臨床心理士の夢も変わるかもしれないです。

 

これが叶えばもちろん嬉しいですけど、叶わなくても息子に対する想いはちっとも変わらず、自立できるように見守っていくんですよね。

根比べに近いのかな?

これは、絶対母親の方が強くて、勝ちますよ。

だって、息子はずっと息子であって、失敗しようとも、挫折しようとも大好きなんですから^^

 

覚悟を決めてとことん付き合う。

そう思うと人生の中のひとつの症状ということがわかるのではないでしょうか?

 








-母の心

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

まだまだ何の予定もなく、ボーっとする休みがない息子です

  今日は日曜日で大学は休み。 大学が始まってからは、何の予定もない休みというのがまだなくて、息子もまだまだ疲れが取れない、と言っています。   今日はですね、来客の予定です。義兄 …

あなたにとっての不登校の解決は、登校できるようになることですか?

  あなたの不登校の解決とは、どのようなものでしょうか? この質問の答えに明確に答えられる方はどのくらいいるのでしょう?   何を分かり切ったことを聞いているの? と思われるかもし …

不登校でも【あなたがいい♪】と言われるように

  プロ野球も交流戦が始まって、主人の機嫌が良い我が家です。 主人は長年のジャイアンファンでしたが、今は地元の楽天を応援しています。 セならジャイアンツ、パなら楽天って感じですね。 ですから …

「〇〇できて当たり前」は、自分に対して使う言葉

  試験一日目が終了しました! 得意の数学が難しかったー、と得点を伸ばせなかったようで、雪の降る中、心も身体も凍えて帰宅しました。 いくら過去問を解いても対応しきれないものはあるし、イレギュ …

『適職』と『天職』を私はこう考えます

  不登校の子供を持つ不安って、今学校に行けない事実が将来に響いていくのではないか? 行き着くところは、子供の将来なんですよね。 学校にも行けないで、就職できるのか、就職じゃなく自営でやるに …