【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

頭の中で【ズームイン】【ズームアウト】をしています

投稿日:2017年4月27日


 

もうすぐGWですね。

大学の方は暦通りみたいで、来週の月、火は講義があるようです。

息子は月曜日が一番ハードなので、その月曜日に講義があるというのはこれも息子の引きの強さというものか(笑)

疲れている、疲れていると言いつつも、GWの予定はしっかり立てている息子で、「休みないじゃん?」になっていますよ。

ほとんどが幼稚園、小学校時代の友達や高校時代の友達と会う約束です。

友達それぞれがが新しい環境に入っていますから、その状況報告みたいな感じなんでしょうね。

進学した子は、ほとんど息子と一緒の休みで、就職した子は、仕事の日あり、休みの日あり、のGWです。

 

実はね、GWに会う約束をしている友達の一人は女の子なんですよ^^

2人で、しかもGWに歩いていたら、普通にデートと思われるでしょうね~^^

ボケとツッコミができる女友達?そんな感じ。

一緒に遊びに行ったり、家にも遊びにきたこともある幼なじみみたいな子で、お互い異性として意識できないようですけど、本当のところはわかりません(笑)

 

この一年はお互い受験だったから、LINEさえもしてなかったそうです。

 

振り返ればですけど、去年の今頃は2人とも同じ国立大を目指していました。

息子は「無理・・・」と夏には私立に方向転換しましたけど、おそらく彼女はずっと第一志望は変えずに勉強していたはず。

息子も「聞いていいものかどうか」、彼女も「聞いていいものかどうか」、お互い触らずにいたということかな。

お互い、どこかの大学に入学したはのはわかった、それがつい2~3日前までの状況でした。

で、前に一緒に合格祈願をしていたから、GWに合格のお礼参りにいこう!という話になり・・・

今回遊ぶことになったようです。

結果から言うと、2人とも第二志望の大学に入学です。

それもいいんじゃないかーと私は思います^^

 

大学もね、最初は嫌だと思っても、入ってみないとわからないもの。意外と良かったということも本当にあるものですよ。そして、そこでしかできない学びというのも必ずあります。

自分の好き嫌いで見てしまうと気付きにくいかもしれませんけど、どんな経験も無駄になることはないなぁとこの歳になってしみじみ思います。

これは大学に限らず、仕事だってそう。

自分で決めて、これが合うと思って入ったけど、なんか違う・・ということはあるし、自分では絶対ない!と思っていた仕事が、やってみたら合っていたということはよくありますよね。

この場合も「嫌と思うこと」をやってみないとわからない。もしそこで避けていたら、その後も気付けないということで、私的には「チャンスを逃している」感じに受け取れます。

 

自分で目標を決めてそのゴールに向けて努力する姿は、必要なことだし美しい。好きなことを求める方が結果としては、幸せな人生を送れるとは思います。

でも、どれが「正解」というのはないし、絶対というのもないです。

自分がそう思っているだけと気付けるかどうかなんだと思います。

 

なんか、矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、今の私の考え方はをお伝えするならば、

「今はこれが合っていると思っている」から、これに集中する。

でも、今は興味がないと思うことも「自分には合わない」とは完全に否定をしない。

こういうスタンスですね。

 

頭の中にカメラがあると思ってもらうとわかりやすいかな。

集中するときは、ズームリングを回して、一つのものを大きく、そしてピントを合わせる感じ。

そして、迷いや変化が訪れたときは、ズームリングを反対に回して、全体を見渡すようにする。

私自身がたくさんの思い込みというものをこれまでに抱えて、信じて生きてきて、でも、今はそれが数ある答えの一つと思えるようにもなったんですね。

 

息子と話しながら、私の考えが凝り固まっているなぁと感じたときは、レンズのイメージで持って一旦視野を広げることを意識しています。

イメージだけなんですけどね、私にとっては緊張がほどけて、ゆるく見れる感覚があります。

 

参考になれば嬉しいです^^

 








-考え方

執筆者:


  1. 神無月 より:

    ブログを読んでいて、娘に手紙を書きたくなりました。
    書いてみたものの、渡すことができないのでこちらに書いてみました。

    この2年間、苦しみと不安の中での生活でした。
    原因不明の体調不良となり、起き上がることも出来ず自宅療養の日々。
    睡眠障害。聞き慣れぬ診断名を下され、治療のために遠く離れた神戸での入院。
    長い治療の始まりでした。勉強もままならず、進学への不安、将来への不安。
    学校に行かないことを選択するあなた。
    今から思えば、自分を守るための選択だったのかと思います。
    多くの学校に行くことのできない子ども達もあなたと同じだと思います。
    学校と言う環境が、今の子ども達には行けない場所かもしれません。
    長時間の拘束、指導の言う名の体罰。自我を殺してでも理不尽な大人と向き合い。
    「不登校」何もわかっていない大人が作った言葉に傷つき、悲しみ。
    「不登校」の意味。自ら自立の道を歩む人。
    あなた見ていて、本当の意味がわかりました。
    私も理不尽な大人のひとりでした。心から謝りたい。

  2. befield より:

    神無月さん

    お手紙ありがとうございます。
    公開していいのかな?とちょっと考えましたが、公開いたしました。

    神無月さんが書きたくなって書いたということ。
    そして、娘さん直接にではないかもしれないけど、手紙を渡すということ。

    この流れが娘さんの心にも届くと思えたからです。

    シンクロして娘さんに神無月さんの思いが届くこともあります。
    直接的ではなくても間接的に・・・

    神無月さんの思いが届きますように。

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