不登校という状態はずっと続くのだろうか?
これは親が抱える不安です。
我が家は不登校という状態に変化はなかったけれど、大学進学を目指したり、将来の自分の仕事をイメージしたり、息子自身であり、私自身には変化があったと思っています。
仏教学を履修している息子から、いろいろ仏教用語を耳にすることも多いし、「ホレ!今日の講義。ブログネタ」と仏教学の講義録音テープを渡されたり、私も今、仏教寄りな環境です。
確かにね・・仏教、東洋の思想は精神的なものを学べることが多くあります。
「諸行無常」という言葉を知っていますか?
意味は知らなくても一度くらいは耳にしたことがあるでしょう。
諸行無常とは、この世の存在は全て流動変化して、変わらないものはないという意味。私達東洋の文化にはこうした精神的な言葉が昔からあります。
これは、子供の不登校という状態が変わらないほど、親はより一層真剣に不登校について勉強する。そして、子供の将来を真剣に考えるようになる。つまり、動いていないように見えて、親は良くなる方向に向けて大きく変化している!と思えました。
子供の不登校に目を向けてしまうと、そこに変化は見えない。動きがないように思えてしまいます。
でも、お子さん自身が不登校という勇気ある選択をすることで、実際は母親に大きな変化をもたらしている。これが「諸行無常」かと。
子供のことに関しては母親は見放すということはなく、感情的にどん底に落とされてもまた這い上がってきますよね(笑)
子供を理解しよう、分かろうとしようとする心や学校に対する良くない感情と闘ったり、以前にはなかった経験が蓄積されて、それが知恵になって、今のあなたの思考を作っています。
どうでしょう?
それはお子さんが順調に通えていたら、持っていたものでしょうか?
私に関して言えば、持っていなかったと断言できます。学校を信じ、先生を信じ、普通に大学に行き、普通に就職することを信じて疑わず、全ては学校に丸投げ状態、自分は自分の仕事ややりたいことに夢中になっていたでしょうね。
今思うと、恐ろしく自己中だし、任せっきりというのも怖いし、冷や汗もの(*_*;
何を伝えたいかというと、
不登校→現実が変化していない、
あなた→変化している、
このことに気付いてください。
自分のことはわかりづらいですよね?でも、他人を観ることで自分を観ることができます。
なので、私が言います。
あなたは、お子さんの不登校のおかげで成長進化しています!と。
まだまだ、試練はあると思うんですよ。どこが底なの?と思うようなこともまだまだあると思います。
でも、人って賢いんです。困難にぶつかると、必ず何か解決策を生み出します。
例えば、石炭が枯渇したら石油、石油が枯渇したら、きっと太陽光、風力、水力と新しくエネルギーを生み出すでしょうね。携帯電話はほとんどの人が持っているし、それもパカパカのガラ携からスマホへと生み出してきましたよね。
不登校が長く続くと、「うまくいかないな」「いつになったら解放されるんだろう?」と知らずしらずのうちに心の中でつぶやくことが多くなって、そうなると、脳は正直にそれを取り入れてしまいます。そして、繰り返すほどにその思考は固定化され、その思考から抜け出せなくなってしまいます。
また同じつぶやきをしているな、と自分で気付いたら、私はまた進化しているな、に切り替えてください。実際そうですからね。
不登校は精神を高めるもの。
諸行無常、いい言葉だな(*´▽`*)
おはようございます。
今日のブログを読んで、また元気をもらいました。
息子が不登校になった時、「この子はこのまま引きこもりになるんだー」とか「犯罪者になるのでは?」と悪い事ばかり考えてました…
今思えば、失礼な話ですよね( ̄▽ ̄)
昨日、やはり学校には行かないと言ってきた息子。
彼なりに一生懸命考えているんだと思います。
私はサポートに徹するしかないですね^ ^
まだまだ試練が続きますが、親として成長できればいいなぁ〜
こんばんは^^
コメントありがとうございます。
引きこもりってみんなは否定するけど、そんなに悪いことかなって最近常識に逆らって考えています^^
何かを勉強する。ひとつの仕事に向けて集中する。
こういう時に引きこもりは強いなって思います。
時間がたくさんあって、しかも移動時間がない。人に気を使う必要もない。
今の私はむしろ引きこもりたい!
目的があっての引きこもりは強い!そう思う私はやっぱり変かな(笑)