【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

不登校の子供の親の学校への執着を解放するために、自分でできること

投稿日:2018年3月18日


 

昨年の今頃は・・・

息子と、そして家族とで、こんな会話になることがあります。

思い返せば、昨年のこの時期はまだ進路も決まらずにいたんですよね。

 

今年は無事大学一年を終了し、今は二年目の履修登録もぼちぼち進めているところです。

家庭内では、昼夜逆転のゲーム三昧の生活は変わらずで、生活リズムもあったものではないんですけどね。

そんな姿になんの感情もなくなり、淡々とやり過ごせるようになった私がいるのも不思議な感じです。

 

一年の時の経過ってすごいですよね。

不登校という経験があったからこそ、この変化のギャップを楽しめ、喜べます。

 

不登校問題はね、子供にも不満が出るし、旦那さんにも不満が出てくる。

自分の「こうして欲しい!!」という気持ちが、どうしても強く強く出てくるんですよね。

でも、結局のところ、人を変えることなんてできなくて、自分の苦しさが増すだけなんですよ。

散々苦しい思いをしても、何度も同じことを繰り返してしまうのが私たちの悲しいところでもあって、きっとあなたも同じではないかと思います。

わかってはいても、同じことを繰り返しては苦しんでいませんか?

 

相手を変えられないことには気づいている。

わかってはいるけど、執着が消えない自分の心と戦っているのです。

自分の中でのバトルであり、葛藤です。

でも、みんなこれを乗り越えていくからすごいなと私は思っています。

乗り越えられない壁は訪れないとは言うけれど、みんなそれなりの方法で乗り越える!

その姿に私も励まされます。

 

だから、もがき苦しみ、葛藤の中にいる方を見ても、

「今、戦っている段階なんだな。これから乗り越えていくんだな。」

と受け止められるようにもなりました。

だって、そのもがきのステージがあることで乗り越える経験ができますから。

 

ただ、乗り越えるにはハードな壁ですね。

でも、乗り越えてしまえば心も体も本当に楽になります。

頭も柔らかくなります。そして、以前の自分より良い人になります。

他人のエネルギーを奪っていた自分が、エネルギーを与える自分に変化します。

 

私的には、天地がひっくり返るくらいの出来事に思うのですけど、あなたはどう思いますか?

 

では、自分が人のエネルギーを奪っているのか、与えているかのバロメーターはどう考えればいいのでしょう?

これは自分の感情、感覚ですね。

誰でも、相手と話していて「疲れる」感覚を持ったことはあると思います。

それは、大抵は愚痴を言う人、不平不満を言う人、悪口を言う人、人を攻撃する人、自分の思い通りにしたいという我の強い人etcと話した時に強く出ますね。

 

疲れる=相手のエネルギーを奪う人 

 

つまりは嫌われる人です。

嫌われれば、まず人は寄ってこなくなります。

それから、そばにいてくれる人の笑顔がなくなります。あっても作り笑いでしょうね。

こういう時は大抵が自分に矢印が向いていて、自分の感情でしか考えられなくなっているものです。

 

「自分は一生懸命やっているのに」

「誰も私の気持ちをわかってくれない」

「私は何も悪いことをしていない」

 

あるあるではありませんか?

 

反対に、

自分の周りに気の合う人がいる、周りの人が笑顔に包まれている、というのは、自分が良いエネルギーを出している状態だと思います。

 

周りにどんな人がいるか?

周りの人が笑顔でいるか?

 

周りを見れば、自分の現在のエネルギーの状態がわかるので、私はこれをバロメーター的要素にして、自分の状態を把握するようになりました。

 

嫌なエネルギーを受けてしまった!

 

と思った時は、我が身を振り返る。そして、気を付け整える。

それで良い!

 

以前は気になっていた行動が気にならなくなったというのは、こういうことなのだと思います。

 

以前であれば、相手の(私が嫌と思う)エネルギーに果敢に戦いを挑んでいて、その戦いに自分がボロボロになっていました。

でも今は「自分のエネルギーが下がっているな。調整しよう。」と考え、風を避けるようになったということです。

私はこのように分析しています。

 

ここで、エネルギー調整なんてできないよ!と思われる方も中にはいらっしゃるかもしれません。

でも、なにか行動で得られるものがあり、それ勧めるとするのなら、それは、

 

断捨離&掃除

 

になります。

 

私が意識して掃除をするようになったのは、息子の不登校に苦しんでいた10年前です。

そして、昨年末からは大きな断捨離もしてきて、私の心も大きく変化しました。

 

初めは、「息子の不登校が解決し、運気がよくなるように!」との煩悩からの出発だったんですよ。

「やってもやっても効果がないじゃん!」という期間が何年もありましたが、10年を経た今、やっとその意味をやっと理解できるまでに至りました。

 

不登校の問題解決は、結局のところ親の心の成長であると私は思います。

子供が復学をしても、親の心が変わっていなければそれは解決ではありません。

子供が不登校でもあっても、親がそれを踏まえて考えることができれば、求める結果は違っても解決になり得ます。

 

私は何事も結果が出るのはゆっくりめですが、継続すること、信じることは、強いところがあるかもしれませんね。

 

掃除と断捨離は心の整理に繋がります。

科学的根拠はわかりませんが、私はそれを体感しました。

ですから、執着に苦しんでいる方にオススメする具体的な行動は、私なら断捨離&掃除ですね。

 

スッキリ、清浄な場所のエネルギーを感じてみること。

心の充足感、高揚感を感じて見ること。

 

不登校と全く関係のないことのように思えるかもしれませんが、私と同じように執着がはがれるきっかけになるかもしれませんよ。

 








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