昨日は息子がセンター試験前の最後の模試でした。
今回は学校を通しての申し込みではなくて、完全に個人での申し込み。
自分で探して、申し込んで、振り込みをして、受験手続きを全部自分でしていました。
出かける前も時間にかなりの余裕を持ちゆったりと過ごし、バタバタ出ていく主人とは大違い笑
焦りたくない。
時間に追われたくない。
余計なエネルギーを奪われたくない。
そんな感じでしょうか?
試験というものをマトモに受けていないので、雰囲気にのまれたりしないかなぁなんて思っていたけど、なんか、本人は不安とか緊張感とかまるでなし。
本当に、淡々と落ち着いていて、意外でしたね。
昨日はそんな息子の姿を見て、息子は息子でやれることをやるだけだし、主人は主人で仕事に集中する。私も平常通りにしてればいい。
それでいいんだと思いましたよ。
私の方が勝手に構えてた感じ^^;
それから、今回の息子の様子を見ていて思ったことがありまして、
それは、学校を通しての模試は受けたくないのかな?ということでした。
決して、試験が嫌なわけではなく、やはりというか、学校との関わり自体が本人のやる気を削ぐ、このように感じました。
とことん、学校が合わなくて嫌いな性質なんですよね笑。
これはもうどうしようもないです^^;
生理的に合わない異性みたいなもので、努力しても無理なところですからね。
ワガママで協調性という面では欠けるけど、自分で決めてやる、このスタンスが息子には合っているということでしょう。
正直に話せば、不登校➕受験はなかなかシンドイです・・・
子供自身が決めることを応援し、信じていても、です。
でも、大変な時だからこそ、見えてくるものもあって、そこは強調して伝えたいです。
今回もね、息子の新たな一面を発見できましたしね。
俯瞰して見る、抽象度を上げる、
こんな表現しか今の私は浮かばないんだけど、私は自分の悩みが深い時ほど、抽象度を上げて見ることで、自分の観念を変え得る気付きがもたらされています。
悩んでいる時は、自分の殻に入ってしまうということが多いと思うんですよ。
殻に入ってしまっているから、他人は見えず、自分しか見えていない。
抽象度を上げてみる、ということもできません。
私もそこからなかなか出れなくて、どうすれば出れるのかもわからなくて、出口のない迷路にはまっていたことがありました。
でも、その時がチャンスだった・・・。
そこで、えっ?と思うようなこと、ハッとするようなこと、自分がそう感じたことがヒントになっているから。
今回の息子に関して言えば、
・意外に落ち着いていて、自分で感情を動かされないようにコントロールしていることであり、
・学校を通して受ける模試と自分で申し込む模試の向き合い方の違いであり、
です。
あくまで、私の経験では、ですけどね。
まだまだ、これからが受験本番なんで、新たに気付きがあるかも、と感覚を鋭くしている私です。
子供が苦難にある時、子供の本質に出会えるチャンスです。
人は痛みを避けて、快楽を求めることをしますね。
ですから、お子さんがどんなことに痛みを持つのか、どんなことを快楽としているのか、それがわかる機会。
このことを自分で知って生きていくことは、その子にとって生きやすい道をサポートする手助けになります。
同時に私も、私も自分の感情を通じて、自分の本質に近付いていると言えますね。
長年、自分の感情を抑え、押し込め、見ないようにしてきたところがありますから、自分の感情を素直に見つめる作業は、私にとっては新鮮で、ある意味ワクワクもします。
これが、今の私の頑張らない生き方をもたらしているのかも。
いやいや、苦難は収穫だらけ笑
考え方次第でそうなるから不思議ですな笑