【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

つぶやき

幸せの基準が下がって幸せ。これも不登校のおかげ

投稿日:2016年9月2日


 

不登校を経験したからなのか、私が歳をとったからなのかはわからないけれど、年々、幸せの基準が下がっていく自分を感じています。

昔の私は行動派。

1人で海外に行っちゃうし、どちらかというと外に出て喜びを得ていました。

それが、息子の不登校に付き合うようになって、自宅で過ごすことが多くなり、自宅で楽しむ方法も見つけられるようになって、

こっちの方が好きかもってなっています。

 

家にいると自分の落ち着く空間造りなんてのもしたくなるし、掃除をして、浄化された気分になるのも幸せ。

そうそう、私は新しいものより、古くても、きれいに、工夫を施して過ごすのが好き。

どこかひねているんでしょうかね~。

新しくて、広くて、にも憧れるんですけど、それが快適になりうる空間であるのは当然でもあって、ちょっとつまらない。

 

引きこもって、引きこもりの気持ちがわかって・・
私も引きこもりが実は好きともわかって・・

次は、断捨離だな~(笑)

 

息子が朝早くに起きただけで嬉しくなるし、夜早めに寝ただけでも嬉しくなる。

普通の家庭ではごくごく日常で、こんなこと思いもしないでしょう。

すごく得した気分。

 

あとね、たまーにある家での一人時間。

あ、たまにじゃないね、稀にです。この時間がものすごく嬉しく感じたり。

気の置けない専業主婦の友人に

『毎日一人で家にいるのって暇じゃない?』と聞いてみたとろ、
『暇だよ。。。』の答え。

これは、その友人が暇なだけで、忙しくしている方もいるだろうし、楽しんでいる方もいると思いますよ。

友達には毎日ある一人の時間を妬みに近く、羨ましく思った時期もありました。

でも、最近はそれがない。

息子がいても毎日が楽しいし、一人になっても違う喜びを楽しめます。

 

綺麗ごとでもなんでもなく、日常そのものが幸せになってきています・・・

 

合氣道をやっていた頃によく言われていたのが、

・力を抜いて
・全体を見て

でした。

合氣道では、リラックスした状態が一番強い状態とのこと。

 

私はそのレベルでは全然ないのでその動きはできませんでしたが、理屈はわかります。

リラックスしているから、相手の動きを余裕をもって見ることができる。

リラックスしているから、相手の力を感じ取ることができる。

リラックスしているから、相手の動きに逆らわずして相手の力を利用することができる。

 

心と身体はつながっています。

 

首、肩の凝りから頭痛に悩まされるときは、私の心は何かに囚われていることが多い。

今日のようにリラックスできているときは、心も幸せ感でいっぱい。

 

いつもいい気分でいるなんてことは無理だけど、日常のことに喜びを感じることができるようになったのは、息子が不登校だったからでしょうね。

 

誰しもが最初は受け入れられない不登校。その状況を何とかしようともがき苦しみます。

行かせよう!行ってくれたら嬉しい!という母親の思いがどこかにあるうちはまだ苦しい。

『あるがまま』で良し!

そう思えたときに扉が開きます。

辛いけど、不登校は『幸せの道』に通じています。

 








-つぶやき

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

受験を支えるのも心。勉強を継続させるのも心。もっと心にフォーカスしてもいいのでは・・

  試験後は特に疲れがどっと出るようです。 これは息子だけでなく私も・・・。 私達親子の特徴なのかな?みんなはどうなんだろう? 精神的疲労が肉体的疲労に変わり、睡魔と怠さに襲われます。 息子 …

私も息子も偏頭痛持ち。遺伝であっても、責めずにうまく付き合うことはできます

  昨日、息子はほぼ一日寝て過ごしていました・・・ 私の正直な心は、『またか・・・』なんですけど、昨日は偏頭痛がひどく、起きていられなかったみたいです。   健康体の方にはわかりず …

息子、風邪をひく~入学後初めて休みました

  実は・・・主人と息子が風邪っぴき。 主人は咳、息子がのどの痛みと鼻水です。 私は風邪に対しては割と免疫力があり、滅多に移ることはありませんが気をつけます。 そろそろ疲れも溜まり、入学後の …

連休があると定年後をシミュレーションしてしまう最近の私です(^^;

  息子は今日から3連休。 主人は昨日から休みで実は4連休です(^^; 本当はこの4連休を利用して主人だけ実家に帰省する予定だったのですが、ホテルが特別料金で通常の倍くらいに高い!!! そこ …

子供の夢を応援できますか

  印象的な一文が目に入りました。 それは、 『先生というのは生徒を切り捨てるのではなく、生徒の夢や希望を叶える手助けをするのが仕事』(※) というもの。 これは、息子の通う予備校のテキスト …