何でそんなこと知ってるの?
これは、時々息子に対し思うことです。
友達に「これ貸してあげる。読んでみて?」と、半ば強引に貸し出された本を今読んでいます。
その本は、『古事記のものがたり』というもの。
古事記は、日本の始まりや神々の歴史が書かれている日本の神話ですね。
原書を読む根性はさすがに持ち合わせていませんが、この本は昔話風に口語体で書かれているので面白く読めます。
ただ、いろんな神がたくさん出てきて、名前がごちゃごちゃでわからなくはなりますが。
『何読んでいるの?』
『古事記?』
『何でまたそんなものを?^^;』
『読むつもりはなかったんだけど、○○さんが貸してくれたの。』
『読んでみたら、結構面白い^^』
このような会話から始まり、次第に内容の話になりました。
イザナギとイザナミ。
火の神を生んだイザナミが炎に焼かれて命を落とすこと。
天照大御神が岩戸に隠れ、世の中が闇になってしまうこと。
あめのうずめが天照大御神を岩戸から出すのに一役かったこと。
本に書いてある内容をなぜか息子が知っている。
私にしたら、この現象は『???』でしかないのです。
でも、息子にしたら『誰でも知っているよ』と言うんですよね。
いやいやそんなことないよ、と。
よくよく話を聴いてみると、これらの登場人物がゲームのキャラクターで使われているんだそうです。
ゲームにストーリー性はなくて、あくまでキャラクターだけが出てくるそうなのですが、見せてもらうと、それなりに特徴を現わしてつくられていますね。
ちなみにこれはスマホのゲームで『モンスターストライク』というものです。
なんか不思議な感覚です。
・古事記をゲームのキャラクターに使う発想
・ゲームをすることで日本の古事記を知る
・難しい読み物をゲームから楽しく内容を知る
・楽しいからストーリーが頭に残る
そうですね、こうしたモンスターストライクだけではなくて、三国志や西洋の歴史をモチーフにしたものはゲームではたくさんありますね。
経営者が歴史ものが好きというのは、よく聞く話でもあって歴史から学べるものは多いです。
ゲームで入口を作り、興味を持たせるのも一つの方法。
簡単な要約したストーリーをゲームで覚えれば、それが大人になってから生きることもあり得ます。
楽しく学ぶ。
これは強いですね^^
まさかゲームからこのような話が出るとは思っていませんでした。