昨日はちょっと嬉しいお客様がありました。
と言っても、友達とかではなく、保険のセールスレディです。つまりは、私がお客様ってことなんですけどね。
でも、会えば話も弾み、結構な時間を過ごしていくことも多いんですよ。
昨日もそうでした。
仕事の話をした後に雑談になって、それから、彼女の過去の話になり・・・
息子のことも小学校時代の低学年から知っている彼女。今受験なんだよ、心理系を希望しているんだよ、という話になって、
『じゃ、私も話を聴いてもらおうかな?』
とニコニコするのです。
会話の流れで言ってくれたのかと思ったんですが、そうではありませんでした。
彼女も心理系を卒業していること。
心理系に進んだ理由も彼女の過去が関係していること、を話してくれたのです。
それは、彼女の容姿、明るさからは想像もできないようなもので、辛い辛い過去でした。
親子の間で誤解があって、
精神面から病気になり、
親に対する間違った思い込みに気付いて、
親も赦し、自分も赦して、
今があると。
人の気持ちを知る、感じる、というのは難しい。
経験のないことは、尚のこと難しい。
セラピーやカウンセリングを受けるにしても、知識で頭でっかちだけの人には相談したくはない、そのような方はすぐわかる、とも話してくれました。
これは、私にとっても息子にとっても大切な一言。
知識も生きていくためには必要だけど、心には勝てないですね。
そう思わされました。
これは、私にとっては原点のようなものなんですよ。
心は大切で、接する相手にも心は入るし、つくるものにも心は入ります。
どんな心を持つかでその人が放つ雰囲気も変わります。
辛い経験をした人、心を痛める思いをした人は、特に敏感にそのオーラを察知しますね。
心ってごまかせないものなんだな、伝わってしまうもんなんだな、と強く思う朝です。