【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

つぶやき

運命という道にどう向き合っていくか?

投稿日:2016年9月5日


 

只今、断捨離中^^

言霊ですね^^

一昨日、次は断捨離だな~と一言書いたら、本当に断捨離する羽目になりました。

 

きっかけは、息子が本棚のスライドを外してくれたこと。

20年前くらいに購入したスライド式の書棚。

震災の時に、フロントのガラスが壊れ、スライドも動かなくなっていたんです。

『この後ろに何が入っているの~?気になる』
『ちょっと、やってみていい?』

と息子が言うので、お任せしました。

 

そうしたら、5年ぶりに開いた!!!

 

ガラスの破片も出てきてしまったので、掃除せざるを得ず、本を出しながら今度は処分してもいいな・・と思え、今日は汗をかきながらやっていました。

 

断捨離はまずは捨てることが先。

そして、その空いたスペースに新しいものが入ってくる。

こう言いますよね?

現に今、私自身に新しい風がふきつつあるのを感じていて、川の流れに乗っているのかな、と。

途中、今日はここまで・・・と終わらせようとしたら、

息子に、

『ダメダメ!断捨離は大切なんだからもう少しやろう!』

とまさかの発言をされて・・・

 

今がやるタイミングなんだと思いました。

 

今回は、今まで捨てられなかった、ちょっとした思い出のものも思い切って捨てて、新しい風を迎え入れようと思います。

 

思い出が蘇って、懐かしい思いに少しの間浸りましたけど、思い出は私の中で生きています。

それで良いと思えました。

 

来年、息子は高校を卒業します。

息子が病弱でなかったら、私は小学校入学と同時に働いていたでしょう。

そして、そのまま通えていたら、今も同じ仕事を続けて、おそらく独立していたでしょう。

そして、今後も職を変えることなくやっていたと思います。

 

自分の考えていた計画が、全くできなかった小学校、中学校、高校でしたけど、今、こうして新たな道を見つけつつあるし、自分の心が喜んでいるのがわかるんです^^

 

運命という言葉を使うなら、これが私の進む道だったと言えるでしょうけど、私にしたら、全然思うようにいかない人生だったんです。

『何で?何で?』の連続で。

息子の不登校に付き合ってきましたが、高校卒業が私の中での区切りでもありました。

 

来年からは、息子にも自立の自覚を持たせつつ、私は主人とのこれからの二人の生活に向けて、これまで息子に注いでいたエネルギーを自分の方にシフトしよう、そう思っていたんです。

現在はその準備期間中であり、息子との最後の時間を味わう時間でもあります。

 

運命として与えられた道は、確かに楽ではなかった・・・。

何度一人で涙を流したかわかりません。

でもね、人はそれでも進んでいくんですよ。何とかしよう、自分の葛藤を乗り越えよう、そう思って動くものなんですね。

息子が不登校になって、その後の両親の闘病も相続問題もあって、それを乗り越えて今の私があります。

この間には、悩みを何とかしようと、スピリチュアルにはまったり、本来の自分を知りたくて、高額のセミナーにも参加したりしました。

禅に解決を求めたこともあったし、自分の心の動きを知りたくて、合氣道も始めました。

心理学も勉強したし、身体が強くなれば心も強くなると食事からの健康面にも走りましたね^^

 

考えたくないけど、結構な投資額ですよ。

 

不思議ですよね・・・

これらが決して無駄ではなかったと思います。

人からみたら『無駄使い』に見えるかもしれませんが、自分が求めていた、ある心の到達地点にたどり着けば、そこは、お金による物理的な金額とは無縁の世界です。

 

お金では測れない世界なんですね。

 

私の人生、これからもいろんなチャレンジがあるような気がしています。

息子の病弱だった過去が思い出になったように、両親の苦しむ顔ではなく、笑顔を思い出せるようになったように、相続問題での人間関係の苦しみが赦しになったように、そして、長かった息子の不登校の問題も卒業しつつあります。

乗り越えた先には、確かに成長した自分がいて、困難だったけど、やっぱりこれでいいと思える人生です。

今度はどんな悩みにぶつかるのかな?

でも、私はきっと乗り越えて、また同じようなことを思っているんでしょうね。

まだまだ、音を上げません^^

 








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