昨日は体調不良の息子のため、大学まで車で送迎をしていました。
相変わらず甘々な母親です(*´▽`*)
私も頭痛は良くなりつつありましたが、まだ頭痛の残骸というか重さが残っていまして、万全とはいかない状態でした。
要するに、二人で体調が悪かったということが言いたいんですけどね、ドライブがてら2人で「怠い~」「疲れた~」とネガティブトークも交えながら、話をしましたよ。
ところでですが、あなたの大学教授のイメージって、あなたはどんなイメージでしょう?
私は、どこか偏屈な変な人、みたいに感じています。
私は変人息子に「大学の教授にでもなってみたら?英語の教授だったら笑える!」と冗談で言ったら、
「教授も興味あるよ!」との答え。
(あら、冗談だったのに!!!)
教授は確かに個性的な方が多くて個性をどんどんぶつけてくる、そこに自分と同じ匂いを感じているようですね。
特に、どこまでも「個性」「自分らしさ」をバンッ!!と出す教授が息子の好みみたい。
まぁ、中学、高校では絶対いないようなタイプですね。
すごくわかりすぎて、私は大ウケでした。
そこから息子の熱弁が始まるのですが、野球を知らない息子が野球の話をしだし、名選手が監督や指導者になる日本の野球がおかしいわーと。
名選手は自分ができるから、できない人の気持ちがわからないし、どうやったらできるかを説明できない。
名選手が感覚で出来ちゃうことを言葉で説明する必要があって、それをできるのが指導者なんだよ。
おそらくイチロー選手は「俺は教えられないから、見て、盗んでくれ」って言うんじゃないかな?
日本はそういったスポーツの面の指導でも遅れているよね、と。
確かに・・・・
息子は、ずーっと歯がゆい思いを抱えていたんでしょうね。
私が言いたいことをきれいに言ってくれています。
無口なようでいて、羨ましく、憎たらしいくらいにまとめるね。私がそのスキル欲しいくらい(笑)!
私にそのスキルがあったなら、もっともっと的確にあなたの気持ちもハッキリ書けるし、たくさんの納得感も与えられるのにね。
話は戻りますけど、野球界を始めスポーツ界はまだまだ有名選手が指導者として名を並べていることが多いです。私もここには天下り的な感覚を持っているんですよね。
選手としてある程度の実績を残せれば、指導者か野球解説者としてポストが用意されている。
その他の選手は飲食店を経営したり、サラリーマンをしたり、ですよね。
でも、私は指導者の方が難しいと思うし、勉強も何倍も必要だと思っています。
選手一人一人の能力も違うし、各々の特性も性格も見て選手の能力を引き上げないといけない。メンタル的なイメージトレーニングも学ぶ必要もあるし、チームスポーツなら「和」も必要でチームワークの強化も必要。その他諸々もありますよね。
選手としてのスキルアップは、どちらというと個人の努力で自分で伸ばす部分が大きく、焦点は「自分」です。一方、指導者はできるように教えることが求められて、焦点は「相手」です。
自分が出来た方法を教えても、それで相手ができないことは普通にあって、別な引き出しから別な方法を出すことも求められる。
これを一つ一つクリアしていくことで人格も磨かれて良き指導者になっていくんでしょうけど、決して楽な道ではないですよね。
日本には日本の良いところもありますが、アメリカはいろんな面で日本の5年先を行っているとも言われています。
日本の良いところは残しつつ、欧米のスタイルを柔軟を受け入れることも必要ですよね。つまり、まだ日本では「えーっ!!」と思えるようなことでも、自分の中に入れていくということです。
体調悪いついでに何が言いたいかハッキリと書きましょうか(笑)
不登校に無関心だったり、偏見の目を持っていたり、腫れ物に触るように逃げるような人は、柔軟性に欠けています。
不登校が実際に増えているということは、今までの教育が徐々に合わなくなっていることを示すものじゃないでしょうかね。純粋な子供たちがそれをかぎ取り始めている、とも思うんですよ。
そこに目を向けて対処していける私達親子は有利な立場にいる、とさえ私は思えるようになりましたよ。
不登校のおかげで私も学校教育は教育方法の一つにしか過ぎないと確信できたし、学校で✖だったからって、他が✖ではないって息子を信じられるしね。
その子に合った学習方法があれば、学力レベルであれば飛躍的に伸びます。
ただその方法を知らないだけです。
まだまだその方法が示されてるわけでもないし、わからないから私達は苦脳するんですよね。地道にやり方を見つけて行くのは根気がいるけど、この乗り越えようとするステップこそが、もう思考が別の段階に入っている証拠だと思いますよ。
決して悲観しないでください。
今はこうでも未来はどうなっているかわかりません。