【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

つぶやき

不登校問題を乗り越える壁~私の次なる段階

投稿日:2016年11月10日


 

以前の私は、学校に通えたら不登校は解決、と思っていました。

ところが、どうして、どうして、そんな単純なものでもないですね。

行き渋りが出始めた時は、一時的なものですぐまた行くだろう、と楽観的に考えていて、それが、その後どんどん深刻になり、登校どころではなくなって・・・。

私の心の変化も、行って欲しい、行ってくれたら嬉しい、から、行かなくてもいい、自分の個性を活かして欲しい、そう変わっていきました。

これがいいのかどうかはわからないですよ。

でも、私がこのように思えたことで、息子も私も心が楽になり親子仲も良くなりました。

ただ、それは私の息子の間でのことで、主人は別。

だから、家族仲、夫婦仲が良かったとは言えなかったです。

日中2人で家にいる間はいいのですが、朝や主人の帰宅後は無言・・・、変な緊張がありましたね。

 

その主人が今年になって、少しずつ変化してきています。

息子に積極的に話しかけたり、私に対してもとても柔和になりました。

それは今日も続いています。

 

おそらく、主人も私と同じ心境に近づいたのでしょう。

そう思います。

主人は嫌なことにも負けない強いハートの持ち主。息子の弱さを理解できず、学校に行かないのは、甘えだと思っていたと思います。

でも、学校に行けないのは甘えでも何でもないんですよね。本人とっては苦痛なだけの場所が学校なのです。

行けない、という心を理解し始めたように感じます。

これまで、長かったです・・・
やっとここまで来れたな・・・

そんな心境。

 

今後に心配や不安がないわけではありませんが、私達親子は不登校というものが、どんなものであるかはわかりました。

そして、少なくとも、苦しみからは脱することができました。

 

根拠も何もないのですが、学校に行けないからと言って、私は息子が人よりも劣っているとは思えないし、個性も豊かで面白い存在と思っているんですよ^^

ただ、教育は受けていないので、学校の勉強はできませんよ。

ただ、これは習っていないだけのこと。やれば普通に理解できることもわかっています。私達が環境をつくってやれなかっただけなのです。

 

親子関係は身近で体験できる最高の人間関係の修行、ホント、そう思います。

険悪にもなれますし、心通えば一つにもなれます。

まだまだ日本は学歴偏重主義なところが抜けないので、親も学校に行っていないとどうしても不安なんですよね。

この気持ちもよくわかるんですよ。

この辺りの社会の風潮にもどかしさも感じるし、子供の家にいる時間を陰の時間ではなく、陽の時間にもしたいし、でも、まだまだそのような社会にはなっていないことに、心の中ではギャップを感じている私。

でも、待っていても、いつ変わるかなんてわからないし、誰かがやってくれる約束もありません。

ならば、自分で覚悟も持ってやっていくだけ。

周りがどうであろうと、何を言われようと、動じない心。自分と子供を信じる心。

今の私は、このことを問われている気がしています。

不登校の次なる段階への挑戦ですね。

 








-つぶやき

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

人生において大切にしたものが残ります。あなたの大切なものは何ですか?

  お盆にも地方なりの風習があって、様々ですよね。 お盆期間中、毎日お墓参りにいくところもあるみたいですし。 私が子供の頃は、お坊さんがわざわざ家まで来て、お経をあげていましたが、今はお寺で …

お母さん、最近サボってない?

  たまーに息子のチェックが入るこのブログ。 今朝言われたことは、 「お母さん、最近サボってない?」でした(笑) 「なんでよ?」 「文書短かくね?」 「あ、そう?だいたい1500字〜2000 …

エプソンプリンターが大活躍!でも、インクの減りが早いぞー!

  昨日で3連休も終了。 今日から始業式というところも多いのかな? おそらく、私の住んでいる地域は今日から学校かと思います。 年末年始の休みがあって、すぐに3連休でしたからね、主婦にとっては …

心と身体に余裕を持つ生活を取り入れることを始めよう!

  我が家では、主人が今日から仕事です。 いよいよ、やっと?、いつもの生活に戻ります。 年末年始はちょっとだけ、お正月らしい食事にして、お餅も気持ちを味わう程度で・・・ 歳のせいとは言いたく …

昨日みつけた新たに身につけたい習慣

  あなたは『聴く』ということをどのように考えているでしょうか?   なぜ子供が学校に行かないのか? なぜ学校に行けないのか? 息子の心を理解しよう私も随分と考えてきました。 今だ …