あなたのホッとする居場所はどこでしょうか?
私は自分の部屋です^^
外なら、ブック&カフェ、車。
私は一人になれるところが好きですね。
不登校になると、『居場所』という言葉も耳に入るようになります。
学校に通えなくなると、適応指導センターはどう?フリースクールはどう?と学校の代わりの別のところを探すということをしがちです。
でも、その前に・・・
お母さんが居場所となるようにしましょう!
と私は言いたいです。
私自身、学校がダメなら・・・と適応指導センターにも相談に行きましたし、フリースクールも見に行きました。
とにかく、何か手を打たないと問題が大きくなる、不登校が長引くほど登校は難しくなる、と
自分で自分を脅していたところがありましたから、必死でしたね。
解決を外に求めて、自分や家庭を見ることをしていなかったのです。
当時の息子が求めていたことは何だったのか?
安心してそばにいることができる母親、心許せる母親、だったのだと思います。
登校に対して、諦めに似た感情を持つようになってから私はこのことに行き着きましたが、お子さんの不登校になる流れをみれば、納得がいくと思うんですね。
なぜ、お子さんは学校に通えないのでしょう?
最初は学校と言うものがわからない。
小さい頃は好奇心も強いし、親のいうことは聞くもの、というのがありますから、まずは通います。
でも、次第に、友達との喧嘩、いじめ、先生との相性、勉強がわかない、つまらない、など、自分にとってネガティブなものが現れ始めます。
それがだんだん大きくなると、心がもう限界になってくるんですね。
心と身体はつながっていますから、心の状態が身体にも影響を及ぼして、次第に朝、腹痛、頭痛、吐き気の症状が出ることもありますね。
朝起きても表情はくもりがちということも多いと思います。
子供にしてみれば、この状態はもう『限界』なんですよね。
行けない=限界なんです。
ここで、登校できない、となると親は動き始めます。
先生と相談したり、養護教諭の先生と相談したり、早く戻れるようにと行動しますよね。
勿論、これらは子供のことを思う親の愛から来ています。
でも、心身ボロボロの子供からみたら、それよりも、
『辛かったんだね、気付けなくてごめんねTT』
と言ってあげることだと思うんです・・・。
お子さんはお母さんに抱きしめてもらいたいと思ってる、私はそう思います。
子供はお母さんが大好きですから、お母さんに一番わかってもらいたい、そう思っていると思いますよ。
私は、どれだけ早くにこの対応ができるかで、子供の心の回復の度合いも変わってくる、と今では感じていますね。
安心できれば心も緩みます。
心が緩めば、会話もできるようになるし、笑顔も出てくるでしょう。
このような環境になれば、自然と子供も何か楽しいことを見つける行動も出てくると思います。
本が好きだったら本を読むかもしれませんし、私の息子のようにガンプラ作りに熱中することもあると思います。
女の子だったら、おしゃれだったり、何かを作ることだったりするのかな?
活発な子供であれば、習い事やスポーツをしたいということもあるでしょうね。
これらは子供の喜ぶべき変化で、何も学校に戻ることが全てではないと思うのです。
心が傷ついて、疲れて、悲鳴を上げるまでになって、自分からやりたいことができるようになったら、心は快方に向かっているんですよね?
お子さんのその心をぜひ大切に見てあげてください。
学校のことはそれから考えても遅くはないと思います。