【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

想い

不登校の母を卒業すると、今まで見えてなかったものが見えてくることがあります

投稿日:2017年5月25日


 

若いっていいですね!

息子の回復が早くなっていますし、体力もついてきています。

なーんて、当たり前のことなんですけど、自宅で回復する息子を見て、母はまた感慨深いものを感じていました。

幼少期は悪くなることはあっても、自力での回復がまずなくて入院が必要でしたから、体調の悪い息子には悪いけど、ちょっと嬉しさも感じていたのですよ。

考えてみれば、今まではほとんど引きこもっていたので、主人が家に菌を持ってこなければ、そもそも感染はなかったんですよね。

だから、風邪をひくことも少なかった。

これはこれで発作を休む療養でもあったと考えることもできますね。それと、受験期には感染を避けることもできていたと考えることもできます。

息子の身体にとっては、不登校は決して敵ではなかったんだなぁと。
今になってそう感じていました。

 

悪い方に目を向けてしまうと悪いことしか見えなくなってしまう。

子供が不登校になって、お母さん方はみんなそれぞれに情報を集め、不登校に関する勉強を始めます。この学習意欲というのはもの凄いと私は感じています。

我が子のことだから必死にもなるし、自分が望む改善にはならなくても、それでもいいと心から思えるようにも変化もしていく。

それは、不登校初期では考えられなかったことだと思います。

私はそこが親が最終的に辿り着くところか、と今までは思っていました。

でも、今はちょっと違う。

私も不登校に関してはいろいろな角度から勉強もしてきて、自分で納得もし、客観的に状況も見れているつもりでいました。

その私は今、完全に不登校とは呼ばれない世界にいるわけです。

仮に息子が引きこもりであったとしても、もう不登校とは言われない世界にいることになりますよね。

この位置に立つことで、初めて客観的に見れることを実感しています。

今までは不登校の世界にいながら不登校の世界を俯瞰しようと努力していましたけど、ちょっと無理があったということ。

客観的に見れていたようで実は違ったなと思うこともしばしばで、まだひと月ちょいですけど、そんな風に感じることが出てきています。

理解や納得って後から付いてくるからホント皮肉。
物理的な解放が目隠しを外してくれたように思います。

しかも、あっさりと。

縛りってそれだけ大きいということなんですよね。
見えるものも見えなくさせてしまうんですよ。

 

私には今までの自分の経験があります。そして今は、客観的に不登校を見て考えられる立ち位置があります。

今後の私の一つの役割は、その2つの観点から不登校に関することを伝えて行くことなんでしょうね(^_-)-☆

 








-想い

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

不登校の子にこそ教えたい!勉強する楽しみとはこういうこと

  いよいよ7月ですかー。 下半期のスタートですよ(^ー^)ノ 上半期はバタバタと過ごしてしまい、自分で意識しての行動というものが抜け落ちていた気がします。なので、下半期はジックリと1日1日 …

今回の帰省から思ったこと~未来の自分は今をどう思っているだろうか?

  昨日の夜に無事に家に帰宅しました。 同じ24時間、2日だから48時間。体感的にはとても長い時間でしたね(笑) 今は心の面ではホッとし、肉体的な疲れを引きづりながら書いています。 まぁ、こ …

不登校の息子は戦わない。これが彼のゆるい心をつくっていたのかな?

  息子の心はゆるーい。 これは私が今感じている素直な心。 息子は、戦わない。 これなのかな?と思いました。   どういうことか説明しますね。 今現在、私は左耳の不調を感じていて、 …

不登校を乗り越えるのに、親が変わる必要があると言われても・・・

  不登校問題は親が変わることが必要である。   これはよく聞く言葉ですよね? でも、実際のところどうなのでしょう? 確かに、そういうところもあるとは思います。 でも、不登校初期に …

学校から離れることでわかることもある。この機会を無視しないで欲しい。

  昨日の朝、主人から『今日何の日か知っている?』と聞かれました。 1月23日ですね。   実は私達夫婦の結婚記念日でした(笑)   特にお祝いをするとかはないんですけど …