ストレス・・・
私達には耳慣れた言葉ですよね?
不登校の子供、そして、母親は相当ストレスをため込んでいる。これは事実でしょう。
勿論、生存を脅かされた古代もストレスはあったでしょうし、現代は現代でストレス過多。ストレスのない人なんていないのが本当のところでしょうが、不登校親子は一般の人以上にストレスを受けていると言えますよね。
私も以前ほどではありませんが、ストレスまみれなんだろうな?とは思っていますよ。
果たして、ストレスの原因をつぶせば、ストレスはなくなる?
でも、私達の場合は不登校が原因となっていることも多いから、その原因をつぶすのは難しい。自分のストレスをつぶすことを考えたら、子供を登校させるってことになるし、そんなことをしたら、子供のストレスの方が一気に大きくなって子供の方が壊れてしまう・・・
親も、子供もこうした抑圧されたものが、コップの水が少しずつ溜まるように溜まっていって、溢れたときに体の症状や痛みが出てくるのだと思います。
「これ以上頑張るのは無理だよ・・・」という体の声なんですよね。
そして、病院に行くわけなんだけど、検査しても異常がなければストレスと判断されることもあって、医師の判断ならそうか?と、結局、生活習慣を整えよう、ストレスのかからないよう整えよう、という流れになります。←これが今の私
私自身が今、度重なる頭痛で、婦人科に行ったり、頭痛外来に行ったり、医師の診断を仰ぎましたけど、MRIで診る限り脳に異常はないし、血液検査も加齢以外は異常なし。更年期症状によるのかもという可能性はあるけど、正直、ハッキリしないまま。
ストレスにうまく対処しようとしても、そんな簡単なモノではなくて、私もいろいろ実験をしながら日々を過ごしています。
こんな経験、私だけではないですよね。
痛みは辛いし、なんとかしたいけど、私が望むのは加齢とは仲良く元気に過ごすこと。5年後も10年後も病気に悩まされるなく楽しく過ごせること。
こうして考えると、病院と学校って似ていますね。
学校に行っていれば安心、何とかなる。病院に行けば医師が治してくれる。今回私も治してもらおうと思って行ったことは確かです。
あなたにもそのようなところはありませんか?
まあ、この意識があるのが普通で、私がまた反対の方から吹っかけているんですけどね。でも、大事なことなので伝えておこうと思います。
これまでにも伝えてきましたけど、私達は先生というものに弱い。無条件に言うことを聞いてしまう傾向があります。しかし、身体に限っては、取り換えることはできませんし、電子レンジが壊れたから新しいのに変えよう!と同じではないんですよね。
「先生が言ったから・・・」と素直に従うのではなく、他の先生の話やいろんな方法、いろんな情報を集めて、自分で考え、そして自分で決断することが本来の姿なのではないかと思うのです。
学校にしろ、病院にしろ、私達は受け身ということに気付いて、自分で判断することにシフトした方が良いと私は強く思うようになりました。
それから、痛いときは今痛みを消したくなります。でも、痛み止めはその場しのぎで、原因にアプローチするものではありません。これは、はっきりとした原因を突き詰めないで、子供を学校に行かせようとすることに似ています。
だから、自分の健康も不登校と同じ。視点は5年後、10年後です。
子供の5年後、10年後を見るように、自分の健康も5年後、10年後を見る。原因を曖昧にしていたら、痛み止めを使っていては良くなるどころか、加齢もあって悪化の方向に進みます。
幸い、私はまだ「あの時○○しておけば・・」という医療に対する後悔はありません。だからこそ、今なのだと思います。
不登校はなったから慌てふためき、現在の心境になるには長い時間を要してしまいました。でも、健康はまだ準備できる段階で、自分の責任に意識を移行できる段階。この段階で5年後、10年後、元気な自分を見ようかなと。
頭痛の原因を別の側面からアプローチしようと思っていて、ある本から、ちょっと、これかな?と思えるストレスとは違う日常習慣に気付いたので、その癖を治してみます。