なんか、私の人生はいろんなドラマが仕掛けてあるようです。
好奇心が強く、冒険好きの私にはぴったりのシナリオなのでしょうか?
昨日の午後に、先日受けた最後の試験の補欠合格通知書が届きました。
補欠にも順位があるんですね(知りませんでした)。
補欠合格2位。
この意味するところは、2人合格辞退すれば繰上合格になるということでしょうか?
繰上合格の場合は30日までに連絡が来るとのことです(汗)
もう、予備校もほぼ決め、入学金、授業料も調べつくし、覚悟は決めていたんですよ。
ここでほんの僅かながら可能性がつながり、でもそれは不確かな可能性。30日まで、また違った感情で過ごす日となりそうです。
もう3月の終盤の試験でしたし、国公立の後期の発表がこれからあるとはいえ、そんなに合格者の辞退がないのでは・・・というのが、私の予想ではあるんですけどね。
可能性がゼロではなくなったので、待つしかないです。
予備校の申し込みだけストップですね。
カテキョーくんにも結果はすべて伝えてあります。
そのあと長文のメールをいただいたんですけど、
カテキョーくんによると、息子に「普通」の教え方は通用しなかったみたいですね。今年になってから、息子に適する教え方はこれだ!と確信が持てた、と言っていました。
息子の学習脳は、学校で成績の良い、いわゆる優等生タイプとは、矢印の向きが反対なのだそうです。
優等生タイプというのは、学校で教えられたことを素直に覚えていける子で、コツコツとその積み重ねができる子ですよね。
息子は、納得のいかないところは難癖をつけ、いちいち質問するタイプ。納得いかないと勉強もすすみません。
カテキョーくんの話によると、高校のカリキュラム通りでは勉強は躓いてばかりだったそうです。逆に高3レベルからやってみたらスーッと入っていった・・・と。
セオリーが通じない子もいるということ(笑)
ただ英語だけは・・
英語だけはどうしても基礎が必要なんですよね。
ここはとても苦労したみたいですが、独特の『英語を論理化する』教え方で、基礎的な部分をゴリゴリと息子の脳に埋め込んだと言っていました。
論理で有無を言わさず、基礎工事を施した感じでしょうか?
カテキョーくんが辛抱強く付き合ってくれたのは勿論なんですけど、カテキョーくんもちょっと人とずれた感覚を持っている人なんだろうなぁとも思いましたよ。
カテキョーくんも学校に通えなかった経験がありますしね。
なので、2人を見ていて思うことは、学校の教え方になじまない子が少数ながらいる、ということ。
環境が変われば・・という考えも私の中ではあったのですが、息子に限っては、学校が変わる程度の環境の変化では不登校は改善しない、ということがハッキリわかりました。
先生や友達といった環境ではなく、教育システムが合わない(笑)
そういうことだったのか・・・と最後の最後にカテキョーくんの言葉で納得したところです。
以前にも書きましたが、息子は英語が嫌いではなく好き。
型にハマったガチガチの受験英語が嫌いなだけ。
どう表現したらいいかな?
論理的に説明してくれ!でも自分の創造性を抑えつけないでくれよ!
というわがままなタイプですね。
どちらの要素も人より強く持っているのが息子かな、というのが私の分析です。
息子はちょっと特殊なタイプだったのかもしれません。
卒業してやっと息子が感じていた学校の居心地の悪さがわかってきたように思うのです。
いろんなタイプの子がいて、学校に行けないのにはその子なりの深い理由があります。
ただ、その違和感だったり、居心地の悪さを言葉で説明できるほど、簡単ではないことも確かです。
今回のカテキョーくんからの言葉でヒントを得るとするならば、逆のことをしてみるということがあげられるでしょうか?
それと、子供がどんなところに強く興味を示すかの観察でしょうか?
そしてさらに肝心なのが、
これは子供にしっかりと矢印を向けてみないと見えてこないということ。
ここは母親には痛いところかもしれません。
けど、自分の感情が優位になってしまうと、そこにあるサインが全く目に入らなくなってしまうのです。
私は今でもそうです。
でも、客観的に見てくれるカテキョーくんの言葉だったりから、自分なりに分析できるんですね。
1人では息子に対するここまでの理解は得られなかったと思います。
カテキョーくんの頭脳はとても素晴らしく、メールでも独特の表現方法を使って言語化してくれんですよね。その言葉に私はハッとすることが多い。
ですから、私はこの言語化というのをとても重視していて、私の課題とも思っているんですよ。その訓練がこうした毎日のブログでもあるんですけどね。
説明しがたい不登校の問題をいろんな角度からわかるように伝えたい。
どの言葉が読んで下さるあなたに刺さるかはわかりませんし、一つのきっかけでパーッと視界が開けるのも事実ですから。
きっかけとなる言葉を投げかけられるようになれたら・・そう思っているのですよ。
なので、カテキョーくんの言葉も借りながら、息子を通じた不登校生の変わった特性というものを今後もお伝えしていきます。