息子は高校三年生。
大学受験を目指し、一応勉強中。
どんな受験勉強をしているか、どれだけ人と違うかを感じてください(笑)
試験を受けたこともほぼないし、高校受験もないに等しいし、
息子の学力がどんなものか、さっぱりわからんTT
本当にわからないんです・・・
志望大学の偏差値はわかっても、息子の偏差値は?
模擬試験を申し込んでも、受けずに後日問題だけをもらって自宅で見るという有様ですし・・・
受験本番が真面目に受ける最初の試験かもしれません。
前にも書きましたが、息子は自分が納得するまで『なぜか?』を追究しないとモヤモヤ感が残って進まなくなるタイプ。
公式にしろ、文法にしろ、全部分解して、一つ一つ納得していくのです。
ですから、これを学校の先生にすると、明らかに嫌がられ、煙たがれる。
先生も答えに困る、というのがあって、はっきり言って関わりたくはないでしょうね。
でもですね~、息子のような同じタイプの方もいて、今はその方が家庭教師です。
息子の家庭教師は、同じカウンセリングのドクターのところに通っている患者さん。
ドクターから、
『〇〇君にぴったりの教え方ができる人がいる』
と紹介され、中学3年から週一回のペースで教えてもらっています。
息子の得意科目は数学。
苦手は英語・・・苦手どころの話ではなくて、大大大嫌いですね。
完了形とか、受動態とか、日本語にはないものがあるともうお手上げ。
あと、単語ですよね。関連付けて覚えれるものはいいんですが、ただの羅列に近いものは全くダメ。
ま、私的にはこんなのはどうでもいい話。今はスマホで簡単に調べることができるんですから、わからなかったらすぐ調べればいいだけですし、必要な時に必要なものをすぐに取り出す検索能力の方が後々は大切になってくると思っているので・・・
でも、試験合格のためには割り切って覚えないといけないですね。
話がそれましたが、
家庭教師の先生は、英語の文章を分解し、SVOとかSVOCとかなんかそんなことを、一つ一つまとめて、これがこうだからこうなる・・・
私なんかが聞いてもかえって理解できない、難しい教え方をするんですよ(笑)
私だけではなく、学校でこういう教え方をする先生にあった人は少ないと思いますよ。
でも、論理的に理解したい人には、ピッタリのやり方です。
実はこの方法、家庭教師の先生が予備校時代に塾講師の先生から習った方法で、それをさらにかみ砕いて、わかりやすく教えてくれていたみたいです。
その先生が今も代ゼミで講義をしているから、一度体験授業を受けてみたら?と言われ、今、そちらも受講しているんです。
ご存知の方もいるかもしれないし、
『えっ、誰?』
と少なからず興味もある方もいる方もいるかもしれないので、書いておきますね。
代ゼミの富田一彦先生です。
私が笑えるポイントが(笑)、富田先生の講義はすべてハイレベルなコースなんですよ。
ま、いわゆる東大とか国立とか・・・
それを小学校から学校に行っていない、しかも、英語が苦手な息子が受けている(笑)
難しい、わかんないって言っているんですよ・・・。
それでも、先生の理論付けは納得するようで、富田先生の教え方は息子には合っているようです。
なんとも不思議な勉強法・・・笑
私は面白可笑しく眺めています。
元々が人と同じは嫌なタイプですし、息子が他の人と同じことをしたところで、勝ち目はないわけです。
結果としてこんなやり方になっているのですが、なんとも息子らしい、突飛なありえないやり方でもあります。
こういったやり方は否定的な方もいますよね。
でも、私はこれでいいと思っています。
習得する道は一つでは決してないですし、将来的には、リスクを取る、という選択の必要性も出てくると思うんで、その練習の意味もあると思っているんですよ。
『無理!』と思ったら自分で自分に制限をかけてしまいます。
ハイレベルであろうが、否定されようが、本人がそれが良ければそれでよし。
ここまでくると、とことん人と違う人間であれ!と思います。