我が家ではダスキンを利用していて、4週間に一度、交換に来てくれます。
その時にチラシを数枚置いていくのですが、今日のチラシは私の目を引きました。
『一緒に損をしませんか?』と書かれてあったからです。
これはダスキンに加盟している、ある社長さんが、事業説明会の時に、創業社長さんにかけられた言葉だそうです。
この言葉には深い意味が込められています。
事業説明会ですから、誰も損を取りには来ていませんよね?
その言葉を聞いて、その時説明を聞きに来ていたほとんどの方は加盟しなかったようです。
では、なぜ損の道を歩むのか?
これは不登校にも通じる言葉だと思ったので、そのまま引用しますね。
『損の道をゆく』と頭で理解できていても、いざ大きな壁が立ちはだかると、『損の道をゆく』思いが薄れることもあります。
しかし、辛い時や悲しい時にこそ『損の道』を選び、人間として成長するチャンスと捉えることのできる人こそ、多くの人から信頼され、お役に立てる人間になれる。
喜びのタネまき新聞 No.577より引用
私はとてもいい言葉だと思いました。
不登校のお子さんにも通じるし、親にも通じる言葉です。
不登校は、子供も親も辛いし、悲しい。
大きな壁は何回も立ちはだかってきましたね。
学校に通えない痛みは、それを経験をしたら子供にしかわからなくて、親は子供と同じ苦しみを感じることはできないかもしれません。
そして、不登校の子供を抱える親の痛みは、登校に対して挫折を経験していない方には、感じることはできないかもしれません。
不登校の親子にとっては、登校しない選択は将来への不安を大きくする『損の道』。
でも、敢えて『損の道』を選ぶことで、私達は人して成長できるチャンスをいただいている。
私はそう読み替えました。
これは、苦しみの最中ではなかなか気付けず、向き合って頑張るしかないんですけど、振り返った時にこの言葉の意味がわかるのでしょうね。
私はこう思います。
心の痛みを経験すれば、人に心を寄せられる人になる、と。
そうそう、私が嫌なのが電話でのセールス。
よくあるのが塾と、化粧品なんですけど、まぁ、喋る喋る。
電話を切らせないようにするためですよね?
マニュアル通り、義務的にやっているから、こちらの状況や都合はまるで無視。口を挟む隙も与えてくれません。
人を何だと思ってんの?笑
人の時間を奪った上に、嫌な気持ちをだけを残していく、最悪のセールスです笑
ひどい人だと、『それ、お客様に言う言葉か?』という人もいますから。
ちょっと話が逸れましたが笑、こういう人にはならないと思うんですよね。
生きているうちにご縁のある方というのは、限られています。
自分の振る舞い一つで、喜ばれるか塩をまかれるかでは大きな違い。
挫折がなくてトントン拍子に進むのは、良いことのように見えるけど、心の成長という面で見たら、いろんな困難に出会い、その壁を乗り越えてきた方達の方が、味わい深い雰囲気を感じさせますよね。
私達が歩む損な道。決して損ではありません。
あなたとお子さんは、将来、信頼され、人のお役に立っている。
その人生をあなたは否定するのですか?
それとも困難を乗り越えて受け入れるのですか?
あなたは1人ではないのです。
私もこの言葉を借りて伝えたいですね。
『私と一緒に損をしませんか?』とね。